[ 舞鶴市×中城村 ] 戦後引揚げ開始75周年記念企画展「久場崎と舞鶴―ふたつの港の戦後引揚げ―」展示会を開催 <沖縄初開催>

初日(令和4年3月12日)メディア向け内覧会及び開会セレモニーも開催

舞鶴引揚記念館

<記憶を次世代に継承> 舞鶴市所蔵の「ユネスコ世界記憶遺産」登録資料展示展が沖縄初開催!
舞鶴と久場崎というふたつの港での戦後引揚げについて、写真や資料を通して紹介し、引揚者の体験を考える機会を提供したいと思います。

久場崎の戦後引揚げ開始75周年記念企画展チラシ表面久場崎の戦後引揚げ開始75周年記念企画展チラシ表面

<令和3年度 舞鶴引揚記念館 全国巡回展 in 沖縄>

京都府舞鶴市が所蔵するユネスコ世界記憶遺産登録資料「舞鶴への生還」を活用した地域づくり・未来づくり事業を推進する舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会(会長:東京女子大学教授・黒沢文貴、事務局:舞鶴引揚記念館)と、沖縄県中城村(村長:浜田京介)と、京都府北部の日本海に面する“引き揚げのまち”の舞鶴市(市長:多々見良三)は、同委員会の「シベリア抑留と引揚事業の史実の継承」を図る活動の一環として、「ユネスコ世界記憶遺産」登録資料を中心に、シベリア抑留と引き揚げに関わる現物資料などを展示する、久場崎の戦後引揚げ開始75周年記念企画展「久場崎と舞鶴 ~ふたつの港の戦後引揚げ~」を沖縄初開催します。

※チラシPDFをダウンロードするhttps://prtimes.jp/a/?f=d97674-20220310-ac17170e50215c99c18fd4c9e49fb404.pdf

<久場崎と舞鶴~ふたつの港の戦後引揚げ~>

第二次世界大戦後、海外にいた約660万もの軍人・軍属や民間の人々が日本に復員・引揚げしました。沖縄でも約18万人が南洋諸島や台湾、内地から帰還しましたが、その主たる入口となったのが中城村の久場崎港であり、今年度は久場崎港に引揚げ者の第一陣が到着した1946年8月17日から75年目にあたります。

また、京都府舞鶴港には戦後約66万人が旧満州やシベリアから引き揚げて来ました。そのうち抑留生活の体験者は約46万人に上り、長期間抑留された人々を受け入れるため、舞鶴港は、日本の引揚げ港のなかで最も長く、昭和33年まで受入れ業務を続けました。舞鶴で帰らぬ息子を待つ母親をテーマとした歌謡曲「岸壁の母」を思い出される方も多いことと存じます。

久場崎は主に南方からの、舞鶴は主に北方からの、引揚げ者を受け入れた港です。これ以外にも、いろいろな面で異なる特徴を持っています。

今回、それぞれの戦後引揚げを同時に見ることで、戦後引揚げについてより大局的に捉える事が出来るのではないかと期待しています。

また、このふたつの港をつなぐ人たち、すなわち、満州やシベリアから舞鶴を経由して久場崎に帰ってきたウチナーンチュの存在を記憶にとどめて頂ければ幸いです。
 

久場崎の戦後引揚げ開始75周年記念企画展チラシ裏面久場崎の戦後引揚げ開始75周年記念企画展チラシ裏面


 

展示概要

 

1. 会 期:令和4年3月12日(土)~3月27日(日)

2. 開館時間:10:00~17:00(展示会初日のみ11:00開場)

3. 休館日:毎週火曜日、毎月第3木曜日

4. 入館料:無料

5. 主 催:中城村、舞鶴市、舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会

6. 会 場:中城村護佐丸歴史資料図書館3F企画展示室
(沖縄県中城村字安里215 電話098-895-5302)

7. 担 当:
澤岻・比嘉(中城村護佐丸歴史資料図書館)
奥本・清(舞鶴引揚記念館)

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会社概要

舞鶴引揚記念館

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URL
https://m-hikiage-museum.jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
京都府舞鶴市平1584番地
電話番号
0773-68-0836
代表者名
山下美晴
上場
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資本金
-
設立
1988年04月