福島県楢葉町へ進出予定企業5社、特別枠1大学によるガバメントピッチ(新規事業報告会)を町内で初開催しました
5名の若き起業家によるガバメントピッチを楢葉町で初開催
福島県楢葉町(町長:松本 幸英)は、楢葉町に進出予定企業5社、特別枠1大学による、新規事業報告会を3月14日(月)にJヴィレッジで初開催致しましたので、YouTubeのアーカイブにて配信を行います。
https://www.youtube.com/watch?v=4I3Ao3gewt4
https://www.youtube.com/watch?v=4I3Ao3gewt4
楢葉町では今年度新たな産業を作り出す企業や起業家の誘致・育成を積極的に推進して参りました。その成果として今後町内で事業を行う、5名の若き起業家によるガバメントピッチを実施しました。
また、令和3年度、楢葉町と日本工業大学との連携事業の報告として、授業「起業とビジネスプラン」内で建築学部の学生チームが考案したビジネスプランのプレゼンテーションも同時開催しました。
当日は楢葉町に進出予定企業5社、特別枠1大学による新規事業アイディアのプレゼンテーションを行いました。来賓のNARAHAアンバサダー石崎芳行氏(※上記写真)は「まちづくりには若い皆さんの力が是非必要。地域が抱える課題をしっかり捉えた今日の提案を伺い、私もワクワクドキドキ感で一杯。今後しっかりと実行にうつし、実績を作って稼いでほしい。稼ぐことが事業の継続に繋がる。行政、まちづくり会社も色々な形で支援をしていきたい。」とコメントし、楢葉町の新たなチャレンジャーへエールを送りました。
【当日登壇者】
①アースシグナル株式会社 代表取締役 笠原喜雄
タイトル:「太陽光発電を活用した低額賃貸住宅整備事業」
概要:
楢葉町では近隣自治体と比較して、高額の家賃、供給量不足の賃貸住宅課題を抱えている。そこで、ヒトを呼び込める高いデザインと機能性を有し、太陽光発電による売電収益を原資として活用することで賃貸価格を抑えた新たな魅力溢れる住宅提供を行う。町の将来負担を考慮し、公営ではなく民営で自走する住宅供給を通して、おしゃれなライフスタイルを提案していることも大きな特徴。
プロフィール:
2002年創業。2008年法人設立。一般住宅の外装工事事業からスタート。企業理念は「事業を通じて地球環境問題や社会貢献に真摯に取り組み、感動と幸福を社会に与え続けること」。現在は再エネ発電事業、電力小売事業、不動産事業、戸建賃貸事業をメインに活動している。
②磯辺 友美
タイトル:「タレントのセカンドキャリア形成支援事業」
概要:
楢葉町でタレントが自身の多様な経験を活かした、多様な地域活動を斡旋する事業を行う。楢葉町の住民とタレントが毎日笑顔で過ごせるような楽しいまちづくりを目指す。
プロフィール:
大学卒業後エンターテインメント関連企業にて、お笑いタレントやインフルエンサー等のマネジメントや営業、タレントを起用した地域活性コンテンツの企画立案からイベント制作、劇場のプロデューサー業務に携わる。エンタメ業界に従事していく中で、「芸事一本でご飯を食べられる人は一握り」という現実に直面。コロナ禍で芸事を披露する機会が激減した人、ライフステージの変化により夢半ばでリタイアをする人と多く出会う。元タレントが学歴や社会経験が浅いまま就職をすることは非常にハードルが高い。そこで、楢葉町に来るタレントに地域活動を通した社会経験を積む機会を与えて、セカンドキャリアのステップとして活用いただく事業を開始する。
③株式会社分析屋 代表取締役 溝口 大作
タイトル:「IT人材を活用した地方への移住促進事業」
概要:
都市部のIT系職種を目指す若者を楢葉町に誘致し、都市部企業のシステム開発、地場企業のDX化支援を行う。DX=希望を持てる仕事を地域に創出し、若者在住者のDX人材化と付加価値の高い定住促進を目指す。
プロフィール:
生命保険会社に入社後、投資顧問会社に出向・転籍し主に顧客向け報告書の作成と社内振り返り用の分析を行う。ヘッジファンドで運用担当者として企業業績の定量・定性分析や株価の定量分析等に従事後、経営人材として派遣会社に入社し、新規事業企画や営業などを担当、その後分析屋に入社。入社後は営業の他、管理部門なども含め業務全般を経験。M&Aの交渉取りまとめを行い、その後社長に就任。
④永井 洋彦
タイトル:「海外留学生と元海外駐在員の次の挑戦できる環境づくり」
概要:
海外留学生(OBOG含む)や海外駐在経験者に兼業・副業を促し、楢葉町の地域ニーズや課題解決を支援する事業にアサインする。同時に、帰国後の新たなチャレンジとして楢葉町での起業を支援し、海外情報人材を活用した地域商社として新たな産業の創出を目指す。
プロフィール:
府中市、いわき市で幼少期を過ごし、それ以降東京で育つ。大学卒業後、出版・広告業界に入社。農林水産省と文部科学省の教育ファームに従事。2019年株式会社会津野菜創業。福島の野菜を契約農家から仕入れ、ネットを介し全国へ販売している。ふくしまベンチャーアワード2019年特別賞受賞。2022年、長期海外駐在を終え帰国したメンバーと楢葉町で新たなビジネスを開始する。
⑤株式会社サイドストーリー 代表取締役 渡邉 俊文
タイトル:「地方企業へ副業・兼業での専門人材シェアリングサービス」
概要:
楢葉町では様々な産業創出に動いている一方で、地域の働き手不足は加速度的に深刻化している。そこで、都市部の専門人材が、地方企業へ副業・兼業で関わる人材シェアリングサービスを行う。真の関係人口を創り、将来的な定住人口につながるよう、楢葉町の雇用問題解決に尽力していく。
プロフィール:
大学卒業後大手人材派遣会社で、地方企業へ幹部クラスの転職支援を経験。地方では「人口減少・後継者不足・自治体財政破綻」等の課題が深刻化していることを知り、地方創生に携わりたいという想いから、縁あって東北に移住し宮城県内地域商社の副社長として法人の立ち上げを行う。2021年に楢葉町に移住し株式会社サイドストーリーを起業。
【特別枠】日本工業大学建築学部の学生チーム
タイトル:「我が家の想い出アーカイビングサービス」
概要:
測量や持ち主へのヒアリングによって我が家の「想い出」を模型やVRとして保存するサービスを提供。家を手放さざるを得ない方々の心の癒しや気持ちの整理を通して、中古不動産の流通の活性化を促し、空き家問題の解決を推進するビジネスプラン。
プロフィール:
起業教育に力を入れている日本工業大学では、学生が楢葉町を訪れ取材・調査を行い、用途変更される現地の旅館を舞台に自身のビジネスプランの実証活動を行いました。震災・原発被災の復興に対して学生が「起業アイディア」という視点で協力するというユニークさと、実際に現地で試す・声を聴く姿勢から、本プランは学内外で高い評価を受けています。当日は建築学部の学生チームが考えたビジネスプランである「我が家の思い出をアーカイビングするサービス」のビジネスプランの発表を行い、成果物である「想い出アーカイビングの模型」を楢葉町に贈呈いたしました。
【実施概要】
■日時:2022年3月14日(月) 10:30〜12:00
■会場:Jヴィレッジ Jヴィレッジホール 福島県双葉郡楢葉町山田岡美シ森8
■出席者:
楢葉町町長 松本 幸英
一般社団法人ならはみらい代表理事 渡邉 清
■来賓 :NARAHAアンバサダー 石崎芳行 氏
■登壇者:
アースシグナル株式会社 代表取締役 笠原喜雄
磯辺 友美
株式会社分析屋 代表取締役 溝口 大作
永井 洋彦株
株式会社サイドストーリー 代表取締役 渡邉 俊文
【特別枠】日本工業大学建築学部の学生チーム
■YouTubeアーカイブ URL:
https://www.youtube.com/watch?v=4I3Ao3gewt4
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