技術社員の定着率を向上させるため、キャリア支援、フォロー体制を強化
この度、株式会社夢真(本社:東京都港区虎ノ門 代表取締役:小川 建二郎)は、建設業従事者の人材不足対策の一環として推進した、技術社員の定着率を向上させる、キャリア支援、フォロー体制の実施についてお知らせいたします。
- 建設業界の人材需要と夢真の取り組み
公共土木構造物や民間建築物などの老朽化の件数が年々増加傾向となる中で、関連するインフラの維持管理やマンション等の大規模改修工事の需要も増加見込みとなっています。2022年現在も、これらの工事が見込まれており、現在も発生していることが、人材需要が継続的に発生している要因の一つといえるでしょう。
これらの背景から、長年建設業界の人材需要に応えつづけてきた夢真は、積極的な採用活動と共に、技術社員の定着率を向上させる施策の強化を続けています。
- 前年比30%増!2022年6月度の採用実績
業界トップの採用数、在籍人数を抱える夢真では、定着率の向上に取り組まなければなりません。建設業界全体で人手不足な状況の上、さらに経験・スキルなどの希望に応える人材は非常に尊いものになります。夢真では、新規人材の拡充を行うとともに在籍する技術社員の経験を考慮し、技術者スキルの理解と育成に努め、顧客からの需要に応え続けています。
- 夢真による業界への定着率向上の取り組み
1.フォローアップ体制強化
一つ目は、フォローアップ体制強化です。以前から、現場訪問や技術社員のヒアリングなど業務面におけるフォロー対応を中心に行ってきましたが、
技術社員の抱える悩みや不安などメンタル面の問題により、退職に繋がるケースが多くあり、メンタルケアの強化が課題となっていました。
このことから、夢真では技術社員のフォローアップ強化において、フォローの質を向上させるため、以下の施策に取り組んでおります。
①メンタルヘルスマネジメント資格取得
②フォロー部隊の体制最適化
③専用ユニフォームによるフォロー部隊の認知促進
①フォロー部隊のメンタルヘルスマネジメント資格取得
まず、メンタルヘルスマネジメント資格取得施策については、夢真の技術社員のフォローを行うメンバーを対象とし、資格取得を実施しています。業務上で発生する不安や悩み、ストレスなどを抱える技術社員に対して、メンタルヘルスケアに関する知識、対処法を取得したフォローメンバーがフォローを行うことで、フォローの質を向上し、長期的な就業を促すことが目的となります。
2021年6月から施策実施を行い、施策開始時の3割程から現在では全国のフォローメンバーの半数が資格を保持している状態となりました。以前より、現場訪問など技術社員との交流を図り環境改善や問題、悩みについてのフォローに努めてまいりましたが、メンタルヘルスケアという面からより質の高いフォローが可能となっています。
メンタルヘルスマネジメント資格 | 合格率 |
施策開始時(2021年6月) | 32.3% |
現状(2022年5月) | 51.6% |
②フォロー業務の効率化
フォロー対応の一環として、フォローメンバーの年次を考慮した体制改善に取り組んでいます。
例えば、まだフォロー実績が少ない若い年次のフォローメンバーには現場訪問回数や技術社員とのヒアリングを増やす機会を設け、フォロースキルの向上を推進しています。また、年次の高いメンバーは全体の状況把握を中心に行い、フォロー体制が円滑に推進できるように効率化を行っております。
③専用ユニフォームによるフォロー部隊の認知促進
派遣という形態上、社内の情報が技術社員へ十分に認知されていない場合もあります。以前から、夢真ではフォロー活動を推進してまいりましたが、よりフォローを行う部隊の認知を行うことで多くの技術社員の問題、悩みをキャッチアップし、課題解決に取り組む必要がありました。
社外にも広く認知いただくことによって、仮に派遣される現場で問題が起こった際にも早期発見が可能となるため、認知強化が課題となります。最近では、専用のユニフォームや現場訪問時に認知促進するためのグッズ制作を行い認知拡大を図っています。
2.技術社員への資格取得等のキャリア支援
二つ目は、資格取得等のキャリア支援です。限られた人材の中で、顧客企業からのスキルニーズに応える為には、技術社員の育成・スキルアップが必須となります。
夢真では技術社員のキャリア形成をフォローし、市場価値を高め様々な需要に応えられる人材の育成を促進しています。資格取得をすることで技術社員の選択肢を広めることができ、建設業界でさらなる成長を目指すことが可能となります。
技術社員の教育機関を担う夢真では、資格取得支援はキャリア形成、また人材需要に応えるため必須な取り組みとして認識しております。2022年2月より施工管理技士補の資格取得を推進し始めました。現状の成果として、推進前の資格取得者数が291名だったことに対し、397名取得と106名増となっています。
施工管理技士補資格 | 資格取得者数 | 増加数 |
推進前 | 291名 | - |
推進後(2022年2月以降) | 397名 | 106名 |
対象資格については、受講資格に現場経験年数を必要としないため、未経験で建設業界に入った技術社員の知識向上手段やキャリア形成の一つとして、非常に有用となります。
- 定着率の向上は夢真の使命
「フォローアップ体制強化」と「資格取得等のキャリア支援」は、フォローの質を改善することで、長期的な就業を促し技術社員の定着率を向上に寄与する施策となります。建設業界全体で人手不足が問題となっている中、技術社員のフォロー体制の強化やフォローの質を向上させることで、今後も建設業界の人材需要に応え続けて参ります。
夢真の技術社員について、詳細を知りたいなどお問い合わせをご希望の方は以下お問い合わせフォームよりご相談ください。現場状況、人数、場所、期間など夢真はお客様の様々なニーズに応え続けて参ります。
株式会社 夢真 https://www.yumeshin.co.jp/
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