アーティスト串野真也「忘却の旅人 - 人間讃花」展、京都の新アートスペース 清昌堂やました THE ROOM にて6月25日まで開催
清昌堂やました THE ROOM(京都・上京区)は、串野真也の展覧会「忘却の旅人 - 人間讃花」を、2022年6月25日まで開催しています。
弘化4年(1847年)に京の都に創業して以来、170年に渡り新古茶道具の商いを続ける清昌堂やましたは別館として清昌堂やました THE ROOMを今春オープンしました。京都に所縁のある国内外のアーティストや、小学生の美術教育をサポートするプロジェクトスペースとして、始動しています。アーティスト串野真也が人間の歩みや歴史、死生観を問う本展覧会は、伝統と革新、過去と未来を行き来する京都という街から発信されるからこそ意味のある機会だと、清昌堂やました THE ROOMは考えます。
「靴 − それは一歩一歩を刻む、人の歩みを象徴し、少しずつ前進していく私たちの人生を表す彫刻でもあります。生きることは記憶の連続であると同時に、忘却の連続でもあり、忘れることによって、膨大な記憶の重力から解き放たれ、私たちは一歩前へと足を踏み出すことができるのではないでしょうか。しかし、記憶の忘却は永遠に失うことではなく、歩んできた時間の中に連なる壁の隙間にそっと潜み、何かがきっかけでその記憶は必要な時にだけ話しかけてくる」と、串野真也は話します。
会期中に、串野真也と陶芸家である十六代樂吉左衞門のトークイベントDialogue – ダイアローグを開催します。異なる伝統芸術を担いつつも、同志として尊敬の念を抱きながら、独自の発展を遂げる同世代の二人の作家の対話を、どうぞお楽しみください。
【串野真也×十六代樂吉左衞門 Dialogue – ダイアローグ】
開催日時:6月4日 土曜日 | 17:00 – 18:00
会場:清昌堂やました THE ROOM
住所:〒602-0006 京都市上京区小川通寺之内上る2丁目禅昌院町636番地
定員:先着35名様(席数に限りあり)
要予約:https://seishodo-theroom-dialogue3.peatix.com/
串野真也
広島県尾道市因島出身。京都芸術デザイン専門学校を卒業後、イタリアに留学。”Instituto MARANGONI”ミラノ校、ファッションデザインマスターコースにてディプロマを取得。帰国後、自然からインスピレーションを受け、ファイナルデザインをテーマにした靴の作品を最先端技術や伝統技術などを駆使して製作し、世界に向けて発表している。現在は、バイオテクノロジーなど科学技術を取り入れたアート作品なども積極的に取り組んでいる。2016年、京都府文化賞奨励賞受賞。作品は、イギリスの国立博物館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、NYのFashion Institute of Technology 美術館に永久保存されている。また、現代アーティストのスプツニ子!とのアートユニットAnother Farmとしても活動しており、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館やCooper-Hewitt National Design Museum、森美術館などグローバルに作品を発表している。
Instagram @kushinomasaya
清昌堂やました THE ROOM
住所:〒602-0006 京都市上京区小川通寺之内上る2丁目禅昌院町636番地
営業日:土曜 日曜 月曜
営業時間:12:00- 17:00
お問い合わせ先:075-431-1366
メール:kyoto@seishodo.com
Instagram : @seishodo_the_room
京都を拠点に活動する串野真也は、伝統と技術を巧みに取り入れながら、「靴」を彫刻作品へと昇華させます。本展覧会では、人間そのものの歩みや歴史、死生観などのテーマによって強く影響を受けた作品を展示しています。
「靴 − それは一歩一歩を刻む、人の歩みを象徴し、少しずつ前進していく私たちの人生を表す彫刻でもあります。生きることは記憶の連続であると同時に、忘却の連続でもあり、忘れることによって、膨大な記憶の重力から解き放たれ、私たちは一歩前へと足を踏み出すことができるのではないでしょうか。しかし、記憶の忘却は永遠に失うことではなく、歩んできた時間の中に連なる壁の隙間にそっと潜み、何かがきっかけでその記憶は必要な時にだけ話しかけてくる」と、串野真也は話します。
花の一生のように咲き、そして枯れ、新たに芽吹く、美しくも儚い軌跡。花を人の人生、靴を花器に例える串野真也は、作品を通し、前へと伸ばすその一歩を励まし、忘れながらも生きゆく人生を讃えているのです。
会期中に、串野真也と陶芸家である十六代樂吉左衞門のトークイベントDialogue – ダイアローグを開催します。異なる伝統芸術を担いつつも、同志として尊敬の念を抱きながら、独自の発展を遂げる同世代の二人の作家の対話を、どうぞお楽しみください。
【串野真也×十六代樂吉左衞門 Dialogue – ダイアローグ】
開催日時:6月4日 土曜日 | 17:00 – 18:00
会場:清昌堂やました THE ROOM
住所:〒602-0006 京都市上京区小川通寺之内上る2丁目禅昌院町636番地
定員:先着35名様(席数に限りあり)
要予約:https://seishodo-theroom-dialogue3.peatix.com/
串野真也
広島県尾道市因島出身。京都芸術デザイン専門学校を卒業後、イタリアに留学。”Instituto MARANGONI”ミラノ校、ファッションデザインマスターコースにてディプロマを取得。帰国後、自然からインスピレーションを受け、ファイナルデザインをテーマにした靴の作品を最先端技術や伝統技術などを駆使して製作し、世界に向けて発表している。現在は、バイオテクノロジーなど科学技術を取り入れたアート作品なども積極的に取り組んでいる。2016年、京都府文化賞奨励賞受賞。作品は、イギリスの国立博物館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、NYのFashion Institute of Technology 美術館に永久保存されている。また、現代アーティストのスプツニ子!とのアートユニットAnother Farmとしても活動しており、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館やCooper-Hewitt National Design Museum、森美術館などグローバルに作品を発表している。
Instagram @kushinomasaya
清昌堂やました THE ROOM
住所:〒602-0006 京都市上京区小川通寺之内上る2丁目禅昌院町636番地
営業日:土曜 日曜 月曜
営業時間:12:00- 17:00
お問い合わせ先:075-431-1366
メール:kyoto@seishodo.com
Instagram : @seishodo_the_room
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