組織の異端児/はみ出し者にシード投資を行うベンチャーキャピタル「HAKOBUNE(ハコブネ)」を設立し投資を開始 -ファンド規模最大20億円を予定-
HAKOBUNE1号ファンドは、主にPre-Seed/Seedステージの国内スタートアップ企業を投資対象としております。1st closeにおける主な出資者は株式会社新生銀行、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、FFG FOF1号投資事業有限責任組合、株式会社サザビーリーグ、三井不動産株式会社、株式会社オールアバウト、プロトスター株式会社などの金融機関および事業会社、その他ファミリーオフィス、エンジェル投資家となります。
▶立ち上げの背景と目的
HAKOBUNEは「想像を超える未来を示し、次世代の当たり前を生み出し続ける」をミッションとして、大企業をはじめとする組織の異端児/はみ出し者に対して積極的に投資を行い、大人起業家※が生まれる文化の醸成を目指しています。
※知見と勝算をもって試行錯誤をできる成熟した起業家を”大人起業家”と定義
今まで日本国内においては、終身雇用や副業禁止などの影響で社会人が外部との接点を持ちにくく、起業家との接点をもつ方はほとんどいない状況でした。その状況からここ数年間でオープンイノベーションの流行と共に社会人が起業家と触れる機会が増え、B2B SaaS、デジタルトランスフォーメーション(DX)などを筆頭に特定の産業領域を経験した優秀な社会人が起業する事例が増加しました。
HAKOBUNEはこの流れを文化として定着すべく、本ファンド設立前の2020年1月より社会人を対象とした起業家育成コミュニティ「Swing-By(スイングバイ)※」の運営を通じて多数の大人起業家を輩出しており、大人起業家の文化醸成をより本格化するためにも今回ベンチャーファンドを設立、投資活動を開始することとしました。
尚、Swing-ByからはKAERU、ODD FUTURE、フレンズ、LOOVIC、Officefuction、ハコブンなど10社以上の大人起業家を輩出してきました。
※Swing-ByはHAKOBUNEのFounding Partnerである栗島がプロトスター時代に三井不動産株式会社と共同で設立した社会人向け隠れプロジェクトコミュニティです。
▶投資先へ提供する価値
HAKOBUNEでは起業家の事業成長に貢献するために以下のサービスを提供します。
1.Sales(顧客紹介)
日本全国の事業会社、地方自治体、メディアなどのキーパーソンのご紹介を行います。顧客を獲得する上で必要となる顧客アプローチに対する適切な助言、バックグラウンド情報などの提供を行います。
2.Fundraising(資金調達)
日本国内における800名以上の投資家とのネットワークを保有しており、投資先が適切な投資家に対していつでもアプローチすることを可能とします。投資先が次の資金調達を行う場合、ピッチ資料の作成に対する助言から投資家属性に合わせた特徴の共有など多岐にわたる支援を行います。
3.Knowledge(事例提供)
飛躍的な成長を遂げたスタートアップ100社以上が、創業期においてどのような変遷を経て成長してきたかの事例を持ち合わせているため、状況に応じた適切なノウハウの提供を行います。資金調達に限らず、セールス、組織づくりなど幅広い領域に対応いたします。
4.Community(投資先・支援者ネットワーク)
投資先スタートアップコミュニティを提供します。過去の経験則として事業のベースメークを実施しているスタートアップがより伸びていくため、HAKOBUNEでは定期的に投資先が集合し、進捗を共有、相互に知見を共有し合う場を提供しています。
上記4つをベースとし、投資先スタートアップ向け情報ポータルを通じ、常に最新のスタートアップの資金調達情報、事例およびノウハウ情報を提供します。(以下、HAKOBUNE投資先向け情報ポータル内の画像)
▶HAKOBUNEの運営メンバー
栗島 祐介
Founding Partner
早稲田大学商学部卒。三菱UFJ投信を経て、2014年よりVilingベンチャーパートーナーズCEOとして教育領域特化のシード投資を行うと同時にレガシー領域の起業家コミュニティを創設し日本最大級のスタートアップコミュニティにまで育成。その後、2016年11月に起業家コミュニティをMBOし、プロトスター株式会社を設立。起業家・投資家の情報検索サービスStartupListなど多数の事業の立ち上げを経験。 教育系VC時代の主な投資先はサイトビジット(freeeへEXIT)・アルクテラス(コクヨへEXIT)・スピークバディなど。過去、起業家ハウスよりGITAI・Progate・Taskey・STUDIO・PULITなど多数のスタートアップ輩出も行う。
木村 正博
Founding Partner
東京大学大学院工学系研究科修了。グリー、ベンチャーキャピタル、LINEを経て2020年よりDEEPCOREに参画。グリー及びLINEではモバイルゲーム、AdTech,FinTechなどの領域において資本業務提携、M&A、PMI等の事業投資業務を主導。またスタートアップ投資では、フェムトグロースキャピタル・LINE Venturesの投資担当としてソフトウェア、SaaS、Blockchain、機械学習など幅広い領域でVC投資と支援を数多く実行。主な投資先はメタップス(IPO)、Anymind Group、Scalar、MFSなど。
高橋 桃花
Associate
2001年東京生まれ。明治大学在学時より、業務委託やインターンとしてスタートアップ・ベンチャー・VC数社に参画。新規事業開発やマーケティング・採用支援業務などに携わる。2021年よりスタートアップの成長支援を行うプロトスター株式会社での、エンタープライズ担当業務を経て、2022年HAKOBUNEに参画。アソシエイトとして投資支援業務に従事。大学在学中は、イノベーションの経済学を専攻。起業サークルの立ち上げも行う。
▶起業家/起業家候補向け少人数相談会
HAKOBUNEに興味を持っていただいた起業家/起業家候補の方向けに少人数相談会を定期的に開催しております。よろしければ以下のリンクよりご参加ください。
https://calendly.com/kurishi1204/group-mtg
▶HAKOBUNEロゴ
HAKOBUNEのロゴは、大人の品性とはみ出し者感を掛け合わせた表現のシンボルマークとなるデザインを意識して創り上げました。船を真上から見た造形をモチーフとし、上下の切れ目は入口と出口を表現、未知なる世界を表現する色として蛍光イエローをブランドカラーとしています。枠に収まらない「はみ出し者」を表現するため、グラフィティアートのような塗り色を使用し、世界に挑戦していく(旅していく)ことを見据え、TOKYO号を意味する表記を刻印したロゴに仕上がりました。(Design : 櫛間圭太)
▶本ファンド概要
正式名称 : HAKOBUNE1号投資事業有限責任組合
URL : https://www.hkbn.vc/
投資スタンス : リード投資・ハンズイフ支援
投資ステージ : 主にPre-Seed、Seed、Pre-Series Aへ投資
投資領域 : バイオを除くオールジャンル
投資方針 : 時代の象徴を創る以下の3つの“変化”へ投資する
①課題解決型:産業領域ごとの顕在課題の解決サービス (主にVertical SaaS/B2B領域)
②期待創出型:新しい価値観や文化を創り上げるサービス(主にtoC/ESG/Web3.0領域)
③先端技術型:世界を変えるインパクトを追求するサービス(主にAI/5G/MR等の先端技術系)
▶HAKOBUNE株式会社概要
会社名 : HAKOBUNE株式会社
代表社名 : 栗島 祐介・木村 正博
会社所在地 : 東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
▶本プレスリリースに関する報道関係者のお問い合わせ先
HAKOBUNE株式会社 広報担当
E-mail: hello@hkbn.vc
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