今年の夏はおうちで花火大会を楽しもう！　8月15日、「山形県最古の花火大会」を生配信。シークレットゲストによる音楽ライブも。

「水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会　100周年記念大会」YouTube生配信

大江町役場

2022年8月2日 08時00分

大江町（山形県西村山郡）は、山形最古の花火大会「水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会　100周年記念大会」を、2022年8月15日（月）18時より、最上川湖畔にて開催。花火大会会場ステージで行う「100周年特別イベント」と打ち上げの様子を、YouTube生配信で全国へお届けします。会場ステージでは、エフエム山形による公開生放送を実施。シークレットゲストによる音楽ライブも開催します。

大江町公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCgKq7tPatOsjg1duaBZdyTw
大会公式サイト
https://oekanko.jp/tourou/

（2018年「水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会」）

■山形最古の花火大会。100年分の想いを花火に託して
山形県のほぼ中央に位置する大江町。町が誇る夏の風物詩「水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会」は、山形県で最も古い歴史を誇り、今年で100年目を迎えます。2年ぶりの開催となる今年は、“百世不磨（ひゃくせいふま）”をテーマに、これまでとこれからの100年の想いを花火に託します。（百世不磨：永久に消えずに残ること。不朽。いつまでも消滅しないこと）

【見どころ】
最上川景観地にある3か所から打ち上がる約4000発の花火と、川面を流れる2000個の灯ろうが織り成す美しい光景が見どころ。大江町ならではの情緒あるしっとりとした雰囲気を味わえる花火大会です。

■大会の様子をYouTube生配信でお届け！　夏の情緒をお茶の間で
当日18時より、花火大会の様子を大江町公式YouTubeチャンネルにて全国に生配信します。大江町ならではの夏の風情を、ご家族や大切な方と、ぜひおうちでゆったりとお楽しみください。

【シークレットゲストによる音楽ライブも】
打ち上げ開始前には「100周年特別イベント」として、エフエム山形による公開生放送番組を花火大会の会場ステージからお届け。町民による町の魅力や花火の見どころ紹介のほか、シークレットゲストによる音楽ライブも行います。

【YouTube生配信タイムテーブル】
2022年 8月15日（月）

18:00〜19:00　エフエム山形公開生放送（内容：音楽ライブ、関係者インタビュー）
19:00〜　町長による挨拶、打ち上げカウントダウン、打ち上げ
20:45頃　終了

【視聴はこちらから】
大江町公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCgKq7tPatOsjg1duaBZdyTw

■イベント概要

名称：「水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会　100周年記念大会」YouTube生配信
配信日時：2022年8月15日（月）18:00〜20:45（予定）
主催：水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会実行委員会
大江町公式YouTubeチャンネル　https://www.youtube.com/channel/UCgKq7tPatOsjg1duaBZdyTw
大会公式サイト　https://oekanko.jp/tourou/

※荒天中止
※天候および感染状況により中止になる場合があります。予めご了承ください。

■SNSで故郷への想いを言葉にしてみませんか？
本花火大会では、みなさまからの「故郷への想い」を募集します。100年目の花火大会とともに、故郷への想いを言葉にしてみませんか？　以下のハッシュタグを付けてSNS（Twitter、インスタグラム、FACE BOOK）で投稿してください。
　＃私の故郷
　＃大江の花火大会

■【開催背景】困難を乗り越え2年ぶりの開催
歴史ある花火大会会場ともなる最上川河畔はこれまで幾度となく豪雨災害に遭い、2020年7月豪雨では、町内全域に土砂災害などの大きな被害が発生。川沿いの集落を中心に建物が浸水被害を受け、田畑の冠水による農作物の被害も深刻でした。更には新型コロナウイルス感染拡大の影響により、花火大会は2020年は中止に、2021年は無観客による打上げのみでした。多くの困難を乗り越え、今年、2年ぶりの開催となります。

©大江町

■「水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会」の歴史。死者の霊を慰める灯ろう流しが源流。
本花火大会のはじまりは、大正時代までさかのぼります。最上川舟運の港町として栄えた大江町・左沢（あてらざわ）では、川は人々の生活の一部にありました。そこでは、水難事故が起きることが多く、その家族が死者の霊を慰めるために行った灯ろう流しが、本花火大会のはじまりです。ある日、その川面を流れる灯ろうの美しさに感銘を受けた町民のひとりが、花火をかけ合わせることで地域の催しとすることを発案し、それがのちの花火大会へと発展していったのです。昭和初期までは「川開き大会」という愛称で親しまれ、時代を追うごとにその規模を拡大。水郷の名にふさわしい行事として町の名物となり、近年は約9万人もの人が訪れる夏の一大イベントとして、町内外多くの人々に愛されています。

■国の重要文化的景観に選定された「大江町・左沢」
町の中心部・左沢（あてらざわ）は最上川舟運の川港として栄えました。最上川と共に生活してきた先人たちの生活・文化を今でも目にすることができる町の景観は、平成25年3月に「最上川の流通・往来及び左沢町場の景観」として、山形県内で初めて、東北では4件目となる「重要文化的景観」に選定されています。花火大会の3つの打ち上げ場所のひとつである楯山公園からは、大きくＵ字に曲がる最上川と美しい三連アーチの旧最上橋、遠くそびえる山々が一望できます。（写真）