6~18歳で本物の自由と社会性を経験できる市民立の学校「東京サドベリースクール」クラウドファンディング第2目標に挑戦
子どもが自分の学びを自分でデザインする東京サドベリースクール(代表理事杉山まさる)は、生徒が自身の興味を探求できる自由と、生徒が学校経営に参画し自らの学校をより良くする経験を通して自立と社会性を育めるよう、2009年に市民により開校した日本の新たな教育手法の学校(スクール)です。
この度、公的支援のない本校はコロナ禍で経営難となり、生徒と共に本プロジェクトを企画し、10日間で111名の方にご支援いただき、目標額200万円を達成しました。現在第2目標を500万円に定め、継続開校に向けて挑戦しています。
この度、公的支援のない本校はコロナ禍で経営難となり、生徒と共に本プロジェクトを企画し、10日間で111名の方にご支援いただき、目標額200万円を達成しました。現在第2目標を500万円に定め、継続開校に向けて挑戦しています。
- 「本プロジェクト」立ち上げの背景と概要
そのため長期休校や閉校も選択肢に上がりましたが、今の生徒たちが安心して通い学べるよう、また未来の子どもたちがサドベリースクールを選べるよう、私たちは開校し続け、校舎移転を決断し、生徒と共に校舎探しに奔走してまいりました。
生徒たちと物件を探し、何十件と断られ続けた結果、現在は新しい校舎でスクール生活を再開しています。これまでより小さな規模となりましたが、生徒たちが通える環境ができホッとしています。しかし、校舎移転にはたくさんの費用が必要でした。
もともと本校は全国各地から引っ越されてご入学されるご家族も多く、本校はこの新型コロナの影響により、引っ越されてご入学されることも困難となっております。生徒数が様々な要因により減少している中で、ご入学者が増えづらい状況となってしまいました。
この2年間は、これまで皆で貯めてきた自己資金と皆様からの応援ご寄付で続けてきました、コロナ等による経営難は続いています。
来年も生徒たちがTSSに通い続けられるよう、ぜひ皆様からもご支援をいただきたいと生徒と話し合い、この度クラウドファンディングに挑戦させていただくこととなりました。
【クラウドファンディング概要】
プロジェクト名 | 6~18歳で本物の自由と社会性を経験できる学校!東京サドベリースクールを続けたい |
クラウドファンディング実施期間 | 2022年6月20日(月)~2022年8月10日(水) |
受付窓口 | クラウドファンディングサイト「GoodMorning」 https://camp-fire.jp/projects/view/591307 |
目標金額 | 5,000,000円 |
お礼(リターン) | お礼(リターン)不要も含め、14種類のご支援お礼を用意しています |
その他 | ・本プロジェクトにおける支援金はスクール継続開校のために使われます ・現在第1目標200万円を達成し、第2目標500万円に挑戦しています |
- 「お礼(リターン)」の例
スクールイヤーブック送付・ありがとうメールをお送りします。
イヤーブック:スクールの1年間の活動の様子などを掲載し、生徒の声や学び、サドベリー教育についての書き下ろしコラムなどを掲載します。サイズ:A4サイズ ページ数:18ページ(予定)。
■500,000円
スクール見学会ご招待・アート作品・生徒スタッフの自筆ありがとうカード・スクールイヤーブック送付・ウェブサイトにお名前掲載します。スクール見学会:現地もしくはオンラインにて開催します。
アート作品:生徒作成の作品をお送りします。額もお付けします。
ありがとうカード:生徒スタッフの自筆でお礼をお伝えします。
- 私自身は通えなかったけど、次の子どもたちのために
子どもの個性は多様なのに、日本は教育を選ぶことができる社会ではありません。
日本には新たな価値創造として、新しい教育の選択肢が必要で、その中でもサドベリー教育は子どもの個性と社会性を最大限に尊重でき、かつバランスが良い教育です。子ども時代には、自分の興味のあることを探す自由、それらをとことん追求する自由、そして失敗も成功も経験できる自由を、毎日経験できるようにしてあげたい。そして、自分たちのコミュニティに責任を持てる大人として育つことができるような教育環境を用意してあげたいと願っています。
それは、子ども時代に本物の自由と社会性を身に付けることが、大人になって社会で自由に生きていける基礎になるからです。
私自身は、大人になってからアメリカのサドベリースクールを知り、「日本の子どもたちにもサドベリースクールを」と本校を設立しました。2009年の設立からこれまでたくさんの子どもたちが、自ら自分を育てて巣立っていきました。これからも子どもたちのために本校を続けていきたいと願っています。
- 自分の道を歩む卒業生・同窓生たち
サドベリーがすべての人にとって正しい道だとは言えませんが、私にとってはいちばんよい教育だったと、違う道を進んでいる同じ年の子たちと交流して初めて、本当の意味でわかったと思います。
私が誰にも負けないものが1つだけあるとしたら、本当に自分のことを愛していて、信じてあげているということです。
自分で「人生をどうしたいか」を考えられるようになった
私は性格的にそこまでポジティブではない方ですが、サドベリーで自分で物事を考えて進めていく姿勢ができるようになってきたかと思います。時には人に相談することも大事ですが、常に自分で「人生をどうしたいか」を考えられるようになりました。
ですので、物事の見方、姿勢、コミュニケーション力、考える力が身についたと思います。それは社会に出て、同年代と接してすぐに思ったことでしたね。
サドベリーで学んだ3つのこと
1つ目が自分の力で自分で決めた目標に向かって動く力がついたと思います。自分から立候補して、率先してやってみる、意見をしっかり言う。2つ目が自分の心をよく見ること、客観的に見られるようになっているなということ。3つ目は、コミュニケーション能力がすごくついたかなと思います。自分はこれは一番自然についたなと思います
公立の一般的な学校と、サドベリースクールの両方を6年ずつ通ってみて、まず「生徒・スタッフの関係」と、「生徒同士の関係」がまずサドベリーは違う。どんな年齢の子でも、スタッフも自分達も1人の人間として接しています。そういう所が大きな違いかなと思います。
- 本校にお子様が通われた保護者の声
もともとマイペースで自分の決めたことしかしない性質だったうちの子に、公立はむりだなと思っていました。
あまりにも勉強がきつかった前の私立小学校から別の私立に入学を考えていたとき、本田健さんのお友だちの平良ベティさんから教えていただき、サドベリーを知りました。それから10年くらいお世話になりました。
今息子は18歳、アルバイトをして自分の足で立ち、自分で進路を考え、自分で猛然と勉強をする様子を見ていると、サドベリーに通ってほんとうに良かったと思います。生来持っていたいいところを最大限に伸ばしていただいたように思います。
(撮影:Fumiya Sawa)
クルック貴子様
サドベリーを巣立つ直前の退校面談の帰り道、息子はサドベリーに通って本当に良かった!と言っていました。スタッフさん達の温かい眼差しの中で、自信もついたと思います。そのような、素敵な大人達が一緒にいてくれる空間を共に出来た事も、安心感があったと思います。
今の時代、大人と子供が気軽に関わったり、大人が子供を気軽に注意したり教えてあげたりするという状況が少なくなっていますね。そんな中、サドベリースクールは昔の温かい社会が実現出来ている場所でもあると思います。
皆さまと過ごせた時間は何物にも代え難い宝物でした。本当に有難うございました。これからも、息子が迷ったりした時、どうか故郷の様な場所であって欲しいと願っております。コロナの情勢に加えて、経営が大変な中、息子にとって故郷の様な存在のサドベリーが存続します様に、これからもベルギーより応援しております。
- 様々な皆様から応援メッセージをいただいております
「学生の皆さんは、日本の安全保障についてどうお考えですか」。東京サドベリースクールの生徒から、こんな質問が飛び出した。子ども支援学の演習を受講していた早稲田大学の学生たちは一瞬たじろいで、身構えて、どう応えたらいいのか戸惑っていた。「ぼくは国会に行ってこの問題を議論してきました」「学生の皆さんは、国会に行かれたことはありますか」
こんな追い打ちをかけられて、たじろいていた学生たちは、とどめをさされたという表情をしていた。自分にふりかかってくる様々な問題に対して、自分で考え、行動し、自分で判断していく。サドベリーのそんな学び方をこそ支えていきたいし、ぜひ応援したいと思います。喜多様は子どもの権利についての書籍も多数出版されている、子ども権利の第一人者です。本校の生徒があらゆることに権利を持て、自分の人生と自分の学校を運営できる権利と経験を評価して下さっています。
書芸家 SOGEN/平野壯弦様
子供たちの人間的な成長はもとより、人類全体の精神的進化と幸福とを追求する東京サドベリースクールの理念に、深く共感します。人々が互いに奪い合うのではなく、自他共に認め合い、生かし合うような世の中になったなら、どんなにすばらしいことか。サドベリーの教育理念と教育現場は、そんな人間社会に近づいていくための、人類にとっての希望の星とも言えるでしょう。その輝きよ、永遠なれ!との想いで、微力ながら東京サドベリースクールを応援します。
公立中学教員ののち、2002FIFAワールドカップ公式ポスター・公式エンブレム毛筆バージョンの揮毫制作や、日本酒「越乃景虎」等、大手クライアントをはじめとした各種企業のロゴ書を多数揮毫。CNNテレビなど海外メディアに、21世紀の書芸術を担う、アジアを代表する書芸家として出演されています。
- 今後の展望について
私たちは、全ての子どもも大人も自分の人生を生き、他者と尊重し合っている世界を目指しています。そしてそこは、子どもが自由に教育や育ち方を選べる社会でもあります。
そのためには“現場”である様々な教育の学校が欠かせません。そしてその中で、最も子どもの権利と自由、そして社会性と責任感を学べるのはサドベリースクールとなっております。
クラウドファンディングで第2目標500万円が達成できれば、次年度継続開校の可能性が一気に高まります。こちらは主に、生徒が毎日過ごす校舎の施設費として大切に使わせていただきたいと考えています。
本校が、日本で最も子どもが多い首都東京の子どもたちのために、また子どもが自分で自分を育てる実践の場であり、子どもと一緒につくる理想社会の実験場であり続けるために、ぜひ教育の選択肢の1つとして、本校の存続をご支援いただければ幸いです。
クラウドファンディング
6~18歳で本物の自由と社会性を経験できる学校!東京サドベリースクールを続けたい
https://camp-fire.jp/projects/591307/activities/390516#main
【スクール概要】
校名:一般財団法人 東京サドベリースクール
所在地:〒157-0061 東京都世田谷区北烏山1-34-4
代表理事:杉山まさる
事業内容:教育事業
設立: 2009年
HP: https://tokyosudbury.com/
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