すべての人が安心安全に楽しめるスポーツへ。S.C.P. Japanがスポーツにおける人権を守るセーフガーディングの事業を開始!#SafeSportDay
一般社団法人S.C.P. Japan(以下「S.C.P. Japan」と表記)は、スミセイコミュニティスポーツ推進助成を受け、2022年度と2023年度の2年間、スポーツにおける子どもの権利と人権を守るセーフガーディングの事業を実施することになりました。
スポーツや体育の現場は、指導者と選手、ファシリテーターと参加者との間で力の差が生まれやすく、さらにその閉鎖的な現場環境は、暴力、虐待、ハラスメントの温床になりやすいことが多くの調査で明らかとなっています。近年、国際オリンピック委員会(IOC)をはじめとする国際スポーツ団体から、多くの草の根スポーツプログラムに至るまで、セーフガーディングポリシーの策定とその運用が推奨されています。さらに、International Safeguards for Children in Sport (スポーツにおける子どものための国際保護措置)によって、毎年8月8日が「安全なスポーツの日(#SafeSportDay)」に定められ、スポーツ現場における安全と安心を保つ責任が啓発されています。
事業1年目の2022年度は、セーフガーディング研修と基礎研修のカリキュラム開発をします。2年目は応用研修カリキュラムの開発と、実際に開発をしたカリキュラムを用いて、さらに多くの競技団体やプロスポーツチーム、草の根のスポーツクラブにセーフガーディング研修を実施する予定です。
- スポーツにおけるセーフガーディング研修の開催
■研修日時:
・導入セッション:7月20日(水)19:00-19:45
・第1回:2022年7月27日(水)19:00-21:00
・第2回:2022年8月8日(月)19:00-21:00
・第3回:2022年8月22日(月)19:00-21:00
■研修講師:ロンベ・ムワンブワ博士(Dr .Lombe Mwambwa)
研究、教育、実践を通して、スポーツにみられる不平等な問題に対する活動、および、スポーツを活用して社会の不平等に対して活動している。15年以上、南方アフリカを中心に、若年女性のためのスポーツを通じたトレーニングプログラムの開発と提供を行ってきた。セーフガーディングについては、国際的な組織の行うセーフガーディングの取り組みでプログラム開発やアドバイス提供など多くのリーダーシップを発揮し貢献をしている。
講師のムワンバさんから、#SafeSportDayを祝してメッセージをいただきました。
「スポーツは私たちの文化や社会の大きな部分を占めており、その安全を確保することは、子どもや大人がスポーツを十分に楽しめるようにするために、私たちが実現すべき重要な約束事です。私たちは、何か問題が起こったときに目をそらすべきではありません。また、積極的に行動し、セーフガーディングをスポーツ文化の中核として確立すべきです。フェアでインクルーシブなスポーツは、安全でなければならないのです。」
S.C.P.Japanは今後もスポーツにおけるセーフガーディングの取り組みに力を入れていきます。
- 「一般社団法人S.C.P. Japan」とは?
S.C.P. Japanは「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」をビジョンに掲げ、スポーツを通じて共生社会の実現を目指し、2020年に設立。①運動プログラム、②研修・啓発活動、③交流プログラムを柱に、障がい、ジェンダー、LGBTQ+、セーフガーディング、国際協力などのテーマで多様な団体と連携しながらプロジェクトを実施しています。
公式ホームページ:https://scpjapan.com
- S.C.P. Japanのセーフガーディングの取り組み
■S.C.P. Japanのセーフガーディングポリシー
https://scpjapan.com/aboutus/safegurdingpolicy
<ジェフユナイテッド市原・千葉アカデミー>
https://scpjapan.com/blog/archives/2093
<ファジアーノ岡山アカデミー>
https://scpjapan.com/blog/archives/2639
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