20万台6,500社が利用する運行支援サービスの業務データをサードパーティのサービスに連携

-運送事業者向けシステム間のデータ連携を加速させ、物流DXを促進-

富士通グループの株式会社トランストロン(以下、トランストロン)は、全国20万台以上、約6,500社が利用する運行支援サービス「ITP-WebService」に保存されている各種業務データ(※1)を、サードパーティのサービスに連携させる(※2)プラットフォーム「ITP-WebMP(アイ・ティー・ピー・ウェブ・マーケットプレイス)」(※2)を2022年7月25日よりスタートさせます。これにより、本サービスの利用者は、普段利用している運行支援サービスからデータ連携できるサービスを簡単に見つけ、申し込むことが可能になります。
※1:各種業務データとは運転日報データ、労務管理データ、各種集計データ、デジタコデータ等を含みます
※2:各種業務データのサードパーティのサービスへの連携は、ITP-WebServiceの利用者による許諾が必要です
※3:ITP-WebMPはITP-WebService V3でご利用いただけます

<背景>
近年、急速に「物流需要」の増大が進む一方で、人手不足やドライバーの高齢化などによる「輸送能力」は低下し続けるという物流の需給ギャップ拡大が社会問題となっています。その上、2024年4月から働き方改革の一環としてドライバーの「残業上限規制」が始まり、ドライバー一人当たりの労働時間が減ることから、さらなる輸送能力の低下が予想されています。

このままでは2030年には物流の総需要の64%程度しかカバーできなくなるという予測もあり(※3)、日本経済の血液ともいわれる物流の危機を乗り越えるため、物流DXによる徹底した最適化の必要性が指摘されています(※4)。

一方でIT化やDXのための投資額は決して小さいものではありません。1990年に物流二法が施行され規制緩和がされた運送事業は新規参入が増え、小規模化が進み、互いに利益を削りあうような競争を続けている状況下では、なかなかそうした投資が進まないのが実情です。

今回トランストロンがスタートさせる「ITP-WebMP」は、装着が義務化され普及が進んでいるタコグラフで記録された運行管理データをAPIで他のデジタルサービスに簡単に連携させ、従来大きな費用を必要としていた全社DXを劇的に容易にする画期的な試みです。

※4:『ロジスティクスコンセプト2030』公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 2020 年
※5:『総合物流施策大綱』 国土交通省 2021年

 

<ITP-WebMPの概要>
ITP-WebServiceの利用者は、同サービス上にある「ITP-WebMP」から、自分たちに必要な対応サービスを簡単に探すことができるようになります。必要なサービスを見つけ、画面上で申し込みを行うと、そのサービスを提供するサードパーティ企業から連絡が入り、そのままスムーズに契約を行うことができます。契約成立後、「ITP-WebService」を通じて、契約したサービスに自動でデータが連携されるようになります。

 

ITP-WebServiceユーザーはITP-WebMP上で 多様なサービスを見つけることが可能にITP-WebServiceユーザーはITP-WebMP上で 多様なサービスを見つけることが可能に

<連携できるデータ例>

・ドライブレコーダー動画データ

・運転日報データ

・位置情報

・営業所情報、乗務員情報など

 

<想定される利用者へのメリット>
1.車両の安全運行と安定稼働(タイヤ異常のリアルタイム検知サービス)
本日2022年7月25日、ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社は、タイヤの状態をリアルタイムで遠隔モニタリングする「リアルタイムモニタリング」を発表しています。本サービスはタイヤに装着されたTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)でタイヤの異常を検知し、運行管理者が利用するITP-WebServiceやメールに通知を届ける仕組みです。車両の安全運行と安定稼働に貢献するサービスです。

2.実車率の向上(共同輸送マッチングシステム)
2022年6月20日、日本パレットレンタル株式会社(以下、日本パレットレンタル)とトランストロンは「デジタコのデータと共同輸送マッチングシステムを連携」というリリースを発表しています。トラックの発着地と年間出荷便数等のデータを、ITP-WebServiceから日本パレットレンタルが運営する共同輸送マッチングシステム「TranOpt」に連携させて、手軽に素早く荷主とのマッチングを図る仕組みです。現在、両社で実証実験を行っています。

3.業務の可視化(ビジネス・インテリジェンスツール)

ITP-WebServiceに日々取り込まれる各種業務データを自動的に分類、整理、集計を行い、経営者にとってわかりやすく、意味のあるデータを作ります。会社全体の車両の稼働率や、実車率レポートなどが自動で生成されることを想定しています。



<今後について>
ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社の「Tirematicsリアルタイムモニタリング」は「ITP-WebMP」で、本日から申し込みが可能です(サービス開始は9月から)。また、今年度中にさらに複数のサービスがリリースされる予定です。随時、トランストロンウェブサイトで情報を更新してまいります。今後も全国6,500社、20万台のお客様をサポートする企業として、日本の物流をDXの力で変革する取り組みに邁進してまいります。

<本件に関するお問い合わせ>
本件に関するお問い合わせは下記入力フォームからお願い申し上げます。
https://form.run/@tti-mgl-1643275499

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