話題のハイパースペクトルカメラを、もっと身近に、手軽に。　Iris株式会社、業界初の1日レンタルサービスを開始

〜「1 Day!! ハイパースペクトルレンタル」2022年10月1日スタート〜

Iris株式会社

2022年10月12日 13時56分

ハイパースペクトルカメラの製造・販売から人工衛星の開発までを手掛けるIris株式会社(代表取締役中村聡希本社：東京都港区)は、2022年10月1日よりハイパースペクトルカメラを1日からレンタルできるサービス「1 Day!! ハイパースペクトルレンタル」を開始したことをお知らせします。

2022年10月1日よりハイパースペクトルカメラを1日からレンタルできるサービス「1 Day!! ハイパースペクトルレンタル」を開始したことをお知らせします。

ハイパースペクトルカメラとは

ハイパースペクトルカメラ（Hyperspectral camera）とは、光を波長ごとに分光して撮影できるカメラで、対象を撮影することによって、データキューブと呼ばれる特殊なイメージを生成するカメラのことです。
データキューブとは x, y方向の二次元の平面イメージが、分光された波長ごとに層を成しているキューブ状のデータのことで、物体が持つ固有のスペクトル(分光情報)を分析することで、人間の目では評価困難な物質の特性や状態を評価することが可能になります。

　膵がん細胞診の「ANSWER」
　システムによるがんの悪性度分類

拡大傾向にあるハイパースペクトル市場

※「ハイパースペクトルイメージングシステムの世界市場(～2025年)：カメラ、アクセサリ」をもとに作成

コンピューターの計算能力の向上を背景に、ハイパースペクトル市場は年々拡大を続けており、2020年の124億米ドルから2025年には300億ドルと年率19.3％の成長が期待されております。

市場のほとんどはハード(カメラやアクセサリ)ですが、データの利活用に関しても、医療・ライフサイエンスを中心に伸長しており、導入の目的となる識別アルゴリズムとセットにしたハードの提供は市場に強く求められております。

ハイパースペクトルカメラ市場拡大の最大の障壁は価格

ハイパースペクトルカメラの応用範囲は、バイオ・美容・農業・宇宙・インフラなど幅広く、概念実証の段階から高価なカメラを購入できるのは一部の大企業に限られます。

今回の安価なレンタルサービスの展開により、概念実証がより気軽に行え、多くの方にハイパースペクトルカメラをご利用いただくことで、市場拡大につながると考えております。

サービス詳細

レンタル可能製品	CosmosEyeSeries 1703, 1803
予約可能期間	1日～（到着・発送日を除く）
費用	1日5万円 3日10万円 7日15万円（税抜、土日含む）その他、長期間のレンタルについては要相談
付属品	カメラシステム一式　制御用ノートPC　三脚　電源タップ　取扱説明書
故障補償サービス	任意加入：２万円