地域課題解決を通して事業創出を目指す山形県モデル事業が本格稼働。事業創出第1弾となる「地域人材育成に取り組む一般社団法人」の設立を発表。
公益財団法人山形県企業振興公社(代表:平山雅之、山形県山形市)は、山形県の補助事業として推進する「ソーシャルイノベーション創出モデル事業」通称:Yamagata yori-i project(以後、yori-i project)において、活動の指針となる“アジェンダ”設定が完了し、そこから新規創業第1弾として地域の子どもたちへの教育・育成支援を通して地域課題の解決を目指す一般社団法人最上イノベーションエクスキュート(代表:菅聡、山形県新庄市)が設立したことを発表しました。
(左から、山形県企業振興公社 理事 小松浩、山形大学アントレプレナーシップ開発センター センター長 小野寺忠司氏、新庄東高等学校 校長 田宮邦彦氏、最上イノベーションエクスキュート 代表理事 菅聡氏、(株)ヤマムラ・取締役企画開発室長 中村出氏)
- 概要
その内、アジェンダ「人」は“多様な地域人材の育成と創出”を目指すものであり、地域ヒアリング等から浮かび上がってきた「高等教育機会の減少」や「若者の域外流出」に取り組み、未来の地域を牽引する多様性のある人材を地域の中で生み出していくものです。
この度、アジェンダ「人」に共感したボードメンバーのうち、最上地域の地元経営者や教育者が中心となって一般社団法人最上イノベーションエクスキュートを設立しました。本法人は、地域の子どもたちに今より少しでも生きやすい世界・社会を残し受け渡すことを目的に、子ども達の健全育成の先にこの地域で『都市経営』ができる人材の育成を行なっていきます。
yori-i projectでは、その他のアジェンダにおいても20件を超えるテーマの検討が進行中です。誰もが活躍できるステージを創出し、地域のWell-beingに直結する課題解決を目指していきます。
- Yamagata yori-i projectについて
活動指針となるアジェンダ毎に「アジェンダ分科会」という活動グループが設定され、様々なテーマに対してボードメンバーとして参画する行政・企業・個人が協同し、課題調査・実証実験・社会実装・事業化・創業などを行う。各アジェンダの活動を取りまとめるアジェンダリーダーは下表の通りである。全体スケジュールとして令和4年9月中を目処にテーマ選定を完了させ、10月以降に各分科会単位での具体的な活動がスタートする予定である。
アジェンダ | アジェンダリーダー |
人 〜多様な地域人材の育成と創出〜 | 学校法人新庄学園新庄東高等学校 校長 田宮 邦彦氏 |
産業 〜地域産業の変革と強化の実現〜 | 山形大学アントレプレーナーシップ開発センター プロデューサー 猪井 隆之氏 |
健康 〜健康長寿の実現〜 | 一般社団法人KAiGO PRiDE 理事 小口 貴幸氏 |
地域資源の保全 〜伝統・芸術文化の保全と活用〜 | 山形県農林水産部 参事 柴田 晋吾氏 |
環境保全 〜地域・地球の環境保全の促進〜 | 山形大学地域教育文化学部 准教授 村松 真氏 |
<参考URL>
・http://www.ynet.or.jp/ (山形県企業振興公社HP)
・https://yori-i.jp/ (yori-iプロジェクトHP)
- 最上イノベーションエクスキュートについて
<法人情報>
法人名:一般社団法人 最上イノベーションエクスキュート
本社所在地:山形県新庄市十日町6000-1 創造交流施設2階
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像