株式会社Jitera、シードラウンドにて合計約3.2億円の資金調達を実施。開発自動化プラットフォーム「Jitera」のβ版とテクニカルサポートプランの提供を開始
〜ローコード開発とソースコードの出力で、工数削減及びフルスクラッチのような柔軟性の高い開発を実現〜
本日、ソフトウェア開発のプロセスを自動化する開発プラットフォーム「Jitera」のβ版と、テクニカルサポートプランの提供を開始いたします。フロントエンドからバックエンド、インフラ、API連携まで幅広く自動化。ローコード開発とソースコードの出力で、工数削減及びフルスクラッチのような柔軟性の高い開発を実現します。
今回調達した資金は、「Jitera」の開発と「Jitera」を活用した開発支援事業の体制強化にあてる予定です。Jiteraは日本発のグローバルスタートアップとして、ソフトウェア開発のデファクトスタンダードを構築し、オートコーディング市場で世界的なシェア獲得を目指します。
β版利用はこちらから:https://jitera.app/
開発自動化プラットフォーム「Jitera」について
「Jitera」は、ソフトウェア開発のプロセスを自動化する開発プラットフォームです。
ソフトウェアをリリースするために必要なフロントエンドからバックエンド、インフラ、API連携まで幅広く自動化。これまで人間が一つ一つ書いていたコードのうち、複雑なロジックが必要ないコードは「Jitera」で書くことによりエンジニアの工数を削減することができます。ソースコードを出力することで、フルスクラッチ開発と同じ柔軟性で3倍の開発速度を実現します。
これまでにGMO-Z.com Runsystem様をはじめ、複数の開発会社とともに数十件のプロジェクトで「Jitera」を用いた実証実験を行い、平均で60〜70%、最大で90%の開発自動化に成功しました。
<実証実験を経た顧客の声>
・GMO-Z.com Runsystem様
「Jiteraからエクスポートされたコードは非常に読みやすい上、エクスポートされたコードで利用している技術スタックが優れており、スキル向上につながりました」
・ 東急リゾーツ&ステイ様
「驚くほど早く開発が完了し、想定を大幅に上回るスピードでプロジェクトを完了させることができました」
<利用対象(一例)>
・ソフトウェア開発会社
・デザインファームやDXコンサルティングファーム
・事業会社の新規事業開発室
・ソフトウェア開発に携わる個人のエンジニアなど
※ β版では無料でお試しいただけるフリープランとエンタープライズプランをご用意しています。
https://jitera.app/
「Jitera」導入の効果
・開発工数の削減
開発の自動化により、実装に必要な工数を削減します。プロジェクト数の拡大、受託開発での粗利率向上、エンジニア採用の縮小など、工数削減による様々なメリットが期待できます。
実証実験では、他社見積もりの20%の工数で開発が完了したプロジェクトもあり、平均で60〜70%の開発の自動化に成功しています。
・エンジニアのスキル向上や、より本質的な課題解決にかける時間の増加
「Jitera」のコードはReact、Node.js、Rubyに精通したエンジニアが設計しており、工数削減だけではなく、エンジニアのスキル向上やストレスの少ない開発などの効果も見込めます。
3つのテクニカルサポートプランについて
・ベーシック
プロジェクト設定の簡易レビューや開発についての質疑応答などをサポートいたします。
・導入サポート
導入レクチャーやプロジェクト設定のレビュー、自動化可能箇所の提案など、「Jitera」の導入・活用をサポートいたします。
・フルサポート
Jiteraの開発チーム(エンジニア、PM、QAなど)がプロジェクトをフルサポートいたします。「Jitera」活用とその後のコーディングまで対応いたします。基幹システムへの連携も可能です。
※プランの名称やサポート内容は変更することがあります。
※費用はお問い合わせください。
なぜ「Jitera」が世の中に求められるのか
2019年から2023年までに5億を超えるソフトウェアが開発されるといわれており、この数は2019年までの40年間ほどで開発されたソフトウェアの数と等しいといえます(※1)。この爆発的なソフトウェア開発の需要に対して、インフラではパブリッククラウドという巨大な市場が生まれました。
アプリケーション開発の市場では2019年あたりからノーコードやローコードという開発手法が台頭し始め、クラウドネイティブなアプリケーション開発にも民主化が起きたと思われた一方で、複雑な要件に耐えられる柔軟性がないというプラットフォームの制約や、ロックイン(製品の乗り換えや入れ替えが困難なこと)による課題も浮き彫りになりました。オートコーディングの市場で、このような課題を解決できる決まったサービスはグローバルでもまだありません。
また、ローコードの市場はCAGR(年間成長率)30%と急拡大しています。2024年には65%のソフトウェア開発においてローコードが使用されるといわれており(※2)、パブリッククラウドの次はローコードの市場でソフトウェア開発の革命が起こると考えられます。
※1:https://www.businesswire.com/news/home/20191029005144/en/IDC-FutureScape-Outlines-the-Impact-Digital-Supremacy-Will-Have-on-Enterprise-Transformation-and-the-IT-Industry
※2:
https://www.bloomberg.com/press-releases/2019-08-12/low-code-is-the-future-outsystems-named-a-leader-in-the-2019-gartner-magic-quadrant-for-enterprise-low-code-application
実績
東急リゾーツ&ステイ様と共同開発したホテル予約サイト・アプリリニューアルプロジェクトでは、既存ASPから「Jitera」を用いたフルスクラッチ開発への切り替えを行いました。
予約管理や価格変動など複雑なロジックが絡むシステムで、サードパーティーAPI連携など他のローコードツールでは対応が難しいプロジェクトでしたが、「Jitera」の利用と開発支援によって、既存ASPからCVR向上のための施策を回す基盤構築を開発することに成功しました。
会員数や予約CVRの向上など、事業数値にも大きく貢献し、リニューアル後もCVR向上のための支援を行っています。
その他、ベンチャー企業で月1本のアプリをリリースするプロジェクトや、プライム上場企業の新規事業開発室でのMVP開発支援など、数十件のプロジェクトのソフトウェア開発を支援してきました。
投資家コメント
DEEPCORE 代表取締役社長 仁木 勝雅氏
株式会社Jiteraは、従来のノーコードツールだけでは実現できなかったソフトウェア開発を、コードジェネレーターからソースコードを出力することにより、柔軟に且つ少ない開発工数で達成するプロダクトを提供しています。栁澤CEO、沼田COOのもと、既に80%が外国人というチームを組織し、グローバル展開の準備も着々と進めています。ソフトウェア受託開発市場はまだ非効率的な構造が残された大きな市場であり、同社がこの領域におけるリーダーになるよう応援していきます。
代表取締役CEO プロフィール
栁澤 直(Nao Yanagisawa)
1994年生まれ。慶應義塾大学在学中にソフトウェア開発企業を設立。大型のIPOやM&Aを果たした急成長中のスタートアップを中心に開発業務に従事する。
新卒でリクルートホールディングスに入社しSUUMOの開発を担当。
2017年に株式会社Jiteraを設立。急成長中のスタートアップ、IPO前後、売上高1,000億円など幅広いフェーズのプロダクト開発を経験する中でコーディング効率化の着想を得て、開発自動化プラットフォーム「Jitera」を開発。
株式会社Jiteraについて
Jiteraは「ソフトウェア開発の次の時代を創る」をミッションに、ソフトウェア開発のプロセスを自動化する開発プラットフォーム「Jitera」の開発や、「Jitera」を活用した開発支援、DX支援を行なっています。
社内には東証プライム上場企業の元取締役、M&A経験のあるスタートアップ創業者CTO、Ruby on RailsやTypeScriptのコミット経験を持つエンジニア、Fortune500選出企業でマネジメント経験のあるメンバーなどが在籍。社員の外国人比率は80%を超え、グローバルかつハイレベルな人材が集っています。LinkedInのフォロワー数は1万人を超え、シードスタートアップの中ではグローバル採用市場における圧倒的な認知も強みの一つです。
◾︎会社概要
会社名 :株式会社Jitera
本社 :東京都渋谷区松濤1-28-2
代表者 :代表取締役 栁澤 直
事業内容 :ソフトウェア開発プラットフォーム「Jitera」の開発、DX支援
URL :https://jitera.com/ja
テクニカルサポート、DX支援に関するお問い合わせ:sales@jitera.com
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