今年度大学や専門学校を卒業する学生、4人に1人以上の31.4%が「進路選択に悔いが残る」
募集広報をDXするDoorkelが高校卒業時の進路選択について調査
教育機関の募集広報をDXするSaaS「SchooLynk Contact」を開発・提供する株式会社Doorkel(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木陽平)は、大学や専門学校を今年度(2023年3月末)卒業する学生500人を対象に、高校卒業時の進路選択についてアンケート調査を行いました。
- 調査サマリー
・進路選択を後悔している人の67.5%「大学や専門学校からの発信内容を充分に得られなかった」と回答。
・進路選択を後悔している人の62.5%「興味を持った全ての学校のオープンキャンパスや学校説明会に参加していない」と回答。
・進路選択を後悔している人が、興味を持った全ての学校で、オープンキャンパスや学校説明会に参加しなかった理由1位は「オープンキャンパスや学校説明会に参加する必要性を感じなかった(直接大学や専門学校を訪れるのが面倒だった)」
今年度(2023年3月)卒業予定の大学・専門学校の学生のうち、31.4%が進路選択に悔いが残ると回答しており、高校卒業後、自分が進学する学校の選択方法をアップグレードする必要性を感じる結果となりました。進路選択に後悔が残ると回答した方の特徴として、「大学や専門学校からの発信内容を充分に得られなかった」や「興味を持った全ての学校のオープンキャンパスや学校説明会に参加していない」という回答が目立ちました。そのため、学校側は、入学してくる学生との期待値のギャップを生まないよう、高校生が気軽に参加できる形式で学校について詳しく知る場をつくることが重要だと考えます。また、コロナの状況が変わり、オンライン形式のイベント実施を中止する学校も増えていますが、時間や場所に縛られないオンラインオープンキャンパスやオンライン学校説明会は、高校生にとって、納得のいく進路選択をする上で必要な取り組みだと分かりました。
- 調査概要
・調査期間:2022年9月14日~2022年9月15日
・調査方法:インターネットリサーチ
・有効回答数:500サンプル
※当データ使用の際はクレジット記載をお願いいたします。
- 調査内容
■調査結果① 4人に1人以上の31.4%「期待していたよりも良い経験はできず、悔いが残る」
「進路選択時に期待していたことと現状にギャップはありますか?」という質問には、68.6%が「期待通りの経験ができ、満足している」と、31.4%が「期待していたよりも良い経験はできず、悔いが残る」と回答しました。これにより4人に1人以上が進路選択に後悔が残っていることが分かりました。
■調査結果② 進路選択時に最も期待してたこと1位は「就職に必要な資格・スキルを習得すること」
「あなたが、進路選択時に大学や専門学校に対して期待していたことは何ですか?」という質問の回答には、35.2%が「就職に必要な資格・スキルを習得すること」と回答し、次に「学びたい分野の専門的な研究をすること」(19.6%)、「学びたい授業を受けること」(12.8%)が続きました。
■調査結果③ 進路選択を後悔している人の67.5%「大学や専門学校からの発信内容を充分に得られなかった」
進路選択に悔いが残ると回答した157人のうち、「進路選択時、期待してたことに関する情報は、大学や専門学校からの発信内容(ホームページやパンフレット、オープンキャンパス、学校説明会)で充分に得られましたか?」という質問に対して、67.5%が「充分には得られなかった」と回答しました。
一方、進路選択に満足していると回答した343人は、同様の質問に対して、77.3%が「充分に得られた」と回答し、情報を得ることと進路選択の満足度に関係性が見受けられました。
<進路選択に悔いが残ると回答した方(n=157)>
<進路選択に満足していると回答した方(n=343)>
■調査結果④ 進路選択を後悔している人の62.5%「興味を持った分野の学校を複数見つけ、全ての学校のオープンキャンパスや学校説明会に参加していない」
進路選択に後悔が残ると回答した157人のうち、「興味を持った分野の大学・専門学校を複数校見つけ、全ての学校のオープンキャンパスや学校説明会に参加しましたか?」という質問に対して、62.5%が「いいえ」と回答しました。一方、進路選択に満足していると回答した343人は、同様の質問に対して、55.4%が「いいえ」と回答しました。興味を持った学校を複数見つけ、全てのオープンキャンパスや学校説明会に参加した学生は少数派ではあるものの、進路選択に満足している学生の方が、参加率が高いことが分かりました。
<進路選択に悔いが残ると回答した方(n=157)>
<進路選択に満足していると回答した方(n=343)>
■調査結果⑤ 進路選択を後悔している人が複数のオープンキャンパスに参加しなかった理由1位は「オープンキャンパスに参加する必要性を感じなかった(直接大学や専門学校を訪れるのが面倒だった)」
興味を持った全ての学校のオープンキャンパスや学校説明会に参加していない、と回答した288人に参加しなかった理由を聞いたところ、進路選択に後悔している人は「オープンキャンパスに参加する必要性を感じなかった(直接大学や専門学校を訪れるのが面倒だった)」(36.7%)が最も多く、次に「遠方のため参加が難しかった」(22.4%)が続きました。
一方、進路選択に満足している人は「遠方のため参加が難しかった」(28.9%)が最も多く、次に「日程の都合が合わなかった」(28.4%)が続きました。また、両者を比較した場合、後悔をしている人は「オープンキャンパスに参加する必要性を感じなかった(直接大学や専門学校を訪れるのが面倒だった)」「金銭的な理由で参加が難しかった(移動費や宿泊費など)」の回答が多くなっており、学生が満足のいく進路選択をするためには、大学や専門学校が、オープンキャンパスや学校説明会をオンラインで開くなどして、気軽に参加できるような状態をつくることが重要だと分かりました。
<複数のオープンキャンパスや学校説明会に参加しなかった、進路選択に悔いが残ると回答した方(n=98)>
<複数のオープンキャンパスや学校説明会に参加しなかった、進路選択に満足していると回答した方(n=190)>
■調査結果⑥ 全体の86%「自身の進路選択を振り返ると、多くの選択肢から学校・専門学校を選ぶことが大切と思う」
「自身の進路選択を振り返ると、オープンキャンパスや学校説明会に参加するなどして、多くの選択肢の中から大学・専門学校を選ぶことは大切だと思いますか?」という質問には、86%がはいと回答しました。
■調査結果⑦ 全体の89.4%「自身の進路選択を振り返ると、オープンキャンパスや学校説明会以外で、疑問に思ったことを大学・専門学校へ気軽に質問・相談できる環境づくりが大切だと思う」
「自身の進路選択を振り返ると、オープンキャンパスや学校説明会以外で、疑問に思ったことを大学・専門学校は気軽に質問・相談できる環境づくりが大切だと思いますか?」という質問には、89.4%がはいと回答しました。
当アンケートの単純集計結果は、こちらからダウンロード可能です。
https://yoshida.slc.page/documents/default
- 株式会社Doorkelについて
【SchooLynk Contact(スクーリンクコンタクト)について】https://schoolynk-contact.com/
SchooLynk Contact は、大学や専門学校における募集広報を DX するクラウド型のマーケティングシステムです。高校生の認知獲得から出願促進までを一つのシステムで完結でき、従来までの紙で管理していた学生の情報をデータ化し管理することで、パーソナライズされた情報を学生に伝えることができます。新型コロナウイルス感染症の蔓延に関連した募集広報のデジタル化ニーズへいち早く対応し、2020年 2 月にサービスをリリース。僅か3ヶ月で200校以上の大学・専門学校に導入されました。
【会社概要】
代表取締役 :鈴木陽平
所在地 :東京都港区芝 2-27-8 VORT 芝公園 4 階
設 立 :2017 年 8月
資本金 :228,362,500 円(資本準備金含む)
URL :https://doorkel.com/
事業概要 :教育サービス事業・キャリアサービス事業
【採用情報】
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採用情報ページ:https://recruit.doorkel.com/
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