【映画化決定】小説×解説で、日本の技能実習制度の本質がわかる本『アインが見た、碧い空。 あなたの知らないベトナム技能実習生の物語』発売

実写映画『縁の下のイミグレ』(監督:なるせゆうせい)原案作品。いま日本が抱える社会問題を、誰もが理解できる一冊

学而図書

学而図書(所在地:神奈川県横浜市、代表:笠原正大)は、技能実習生を主人公とした小説と専門家の解説によって日本の「技能実習制度」の本質を明らかにする、新刊『アインが見た、碧い空。 あなたの知らないベトナム技能実習生の物語』(近藤秀将著)を、2022年11月5日(土)より全国の書店にて発売いたします。

  • 小説×解説で、技能実習制度の本質がわかる
本書『アインが見た、碧い空。』では、ベトナム技能実習生・アインと、彼女を取り巻く人々の挫折と再起が、誰にも読みやすいライトノベル形態で描かれます。
さらに、シーン毎に挿入される専門家の解説によって、リスクを負いながらも来日することを選ぶ実習生の実情や、制度が生む「キャリアの搾取」の姿、今後の日本がとるべき道が論じられます。
 
  •  ベトナムでの教育実践にもとづいた情報と解説
日本の技能実習制度については、米国国務省から制度を悪用した強制労働の存在を指摘され、日本政府によって制度の見直し検討が開始されるなど、さまざまな視点から問題が提起されています。
本書の著者・近藤秀将氏は、ベトナム国立フエ科学大学特任教授を務めながら、元・技能実習生の再教育を担い、現地で精力的に活動してきた人物です。同氏の実践経験に基づいた小説と解説は、この問題を単純な善悪で論じるのではなく、現代の日本、そしてアジアの現実を、誰もが理解できる形で伝えようとしています。
 
  • 実写映画『縁の下のイミグレ』原案作品
本書は、11月1日にティザーサイトが公開された、映画『縁の下のイミグレ』(2023年公開予定)の原案作品です。
同作の監督・なるせゆうせい氏は、今年6月より池袋ヒューマックスシネマを皮切りに全国25ヶ所以上で上映中の社会派青春映画『君たちはまだ長いトンネルの中』を手がけ、さらに同作のクラウドファンディングで1300万円以上の支援を受け、大きな話題を呼びました。
今作『縁の下のイミグレ』においては、アジアの技能実習生と日本社会の直面する問題が映像を通して、ワンシチュエーションで、誰もが見やすいようにブラックコメディタッチで届けられます。本書『アインが見た、碧い空。』の内容を、一層深くご理解いただける映画作品です。
『縁の下のイミグレ』
公式ホームページ:https://www.imigure.com/
公式Twitter:https://twitter.com/imigure_movie
(映画作品に関するお問い合わせ先:info@rakugaki-entertainment.com)
 
  •  ご購入特典として、著者による特別講演会に無料ご招待中!
本書をご予約・ご購入いただいた読者の皆様を、著者による特別講演に無料でご招待いたします。

講演:技能実習制度が生む「キャリアの搾取」と、ベトナムの現在。
講師:近藤秀将(特定行政書士、ベトナム国立フエ科学大学特任教授)
形式:オンライン配信(後日アーカイブ配信あり)
日時:2022年11月20日(日)13:00~14:00 +質疑30分程度
詳細:https://www.gakuji-tosho.jp/lecture20221120
 
  • 小説あらすじ
──夢やぶれた技能実習生が、未来を取り戻す物語。
ベトナム中部、フエ。現地の大学を卒業したアインは、金銭の魅力と日本への憧れから、技能実習生として日本で働く道を選んだ。
いわれるままに学歴を詐称し、大卒者であることを隠して日本で働くアインは、単純労働の繰り返しの果てに、ひとつの事実に気づく。彼女の将来の可能性は、もうどうしようもないほどに行き詰まってしまっていた。時を同じくして、アインの友人が実習先から失踪し、道を踏み外したことが明らかになる。
金銭と引き換えに未来を失っていく、アインたち技能実習生。しかし、実習生と深く関わり、その力になりたいと願う人々が、彼女たちの未来を取り戻すために動き始めた。
日本の経済を下支えする実習生たちと、はたして日本人はどう向き合うべきなのか。
 
  • 本書への推薦文
映画監督・脚本家 なるせゆうせい 氏(株式会社オフィスインベーダー代表)
本作の作者・近藤氏を大学時代から知ってるが、彼の嗅覚と行動力にはいつも感服する。近藤氏から【技能実習生】の話を初めて聞いた時、正直、あまり自分に関係がないと思っていた。ところがどっこい改めて自分で調べるにつれ、その問題は他人事ではない。むしろ、これをみんなに伝えなければとクリエーター魂に火がついた。この問題の臭いをいち早く嗅ぎ取った近藤氏も、行政書士という本来の枠をこえ小説にまでしたのは同じく伝えねばならぬという強い使命感に駆られていたのだと思う。この作品とそれを作り上げた同志を絶対的に応援したい。知らなかったでスルーするのはこの国に暮らすものとして罪だと思う。ぜひ、手にとって、この国の裏で起きてる真実を知ってもらいたい。
 
  • 書誌情報
書 名:アインが見た、碧い空。 あなたの知らないベトナム技能実習生の物語
著 者:近藤秀将
価 格:本体1,800円+税
頁 数:368ページ
判 型:四六判・並製
ISBN :9784991209147
発売日:2022年11月5日(土)※取り扱い状況は店舗により異なります。
詳 細:https://www.gakuji-tosho.jp/publications/1598
 
  • 著者プロフィール
特定行政書士、社会学者、小説家。ベトナム国立フエ科学大学(越南国立順化科学大学)特任教授、立教大学平和・コミュニティ研究機構特任研究員、元大東文化大学環境創造学部非常勤講師(移民政策・多文化社会)。1978年生まれ。早稲田大学教育学部を経て、M.A. in Sociology(立教大学)、現在東北大学大学院教育学研究科博士課程後期課程に在籍。2006年行政書士登録、2012年に「行政書士法人KIS近藤法務事務所」を設立(代表社員・出入国関係申請取次業務特定社員)。中国・モンゴルをはじめとしたアジア圏の専門家として、イミグレーション法務(Immigration Legal Service)、在留資格関連申請手続、起業、国際結婚・離婚手続等を中心として幅広く活動している。著書に『外国人雇用の実務』(中央経済社)ほか多数。
 
  • 本件に関するお問い合わせ先
学而図書(担当:笠原)
TEL:045-550-7057 FAX:045-550-7058
Email:info@gakuji-tosho.jp
 
  • 学而図書について
学而図書は、教育と実践の場で紡がれる優れた講義、あるいは貴重な研究成果を、誰もが学び、習うことのできる「本」として刊行するために創設されました。以来、国際津波防災学会による定期刊行誌『TEN (Tsunami, Earth and Networking)』をはじめ、後の時代へと引き継がれる文化的な資産としての書籍を制作しています。

所在地 :〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目7-7 新横浜アリーナ通りビル3F
代表  :笠原正大
事業内容:教育書を中心とした書籍の編集・出版・販売
URL  :https://www.gakuji-tosho.jp

すべての画像


ビジネスカテゴリ
雑誌・本・出版物
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

学而図書

1フォロワー

RSS
URL
https://www.gakuji-tosho.jp
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市港北区菊名1丁目4-2  第一橘ビル220 SOLO妙蓮寺
電話番号
045-550-7057
代表者名
笠原 正大
上場
-
資本金
-
設立
2021年04月