「2023年展望~グローバルな潮流の行方」CFIECウェビナー開催

【1月27日開催】「2023年展望~グローバルな潮流の行方」CFIECウェビナーでは、世界情勢と日本の針路について、JICA理事長の田中明彦氏、みずほリサーチ&テクノロジーズ理事長の中尾武彦氏、ニッセイ基礎研究所研究理事の伊藤さゆり氏を迎え、CFIEC小島明理事長がモデレータ-で討論します。

 

一財)国際経済連携推進センターでは、1月27日午前10時より、今年の世界情勢と日本の進路を展望するウェビナーを無料にて開催します。


2023年は国際情勢の先行きが不透明な中での幕開けとなりました。各国が政治的、経済的に密接につながり、民主主義、市場経済、自由貿易を拡大してきた世界は、いま終息しない新型コロナウイルスのパンデミック、長期化するロシアのウクライナ侵攻、世界的なインフレ率の高止まりや物価の急騰など負の要因が相互作用し連鎖する中で、自らの立ち位置を見極めることも難しくなっています。

本ウェビナーでは、政治と経済が複雑に影響しあう国際情勢において、リスクという観点から国際政治、経済に精通する専門家のそれぞれの視点からグローバルな潮流を読み取り、展望した上で、既存の国際秩序がどのように変容していくのか、その中で日本が担う役割と進むべき針路はどうあるべきか考察していきます。

パネリストには、JICA(国際協力機構)理事長で国際政治研究の第一人者である田中明彦氏、元アジア開発銀行総裁で国際金融、アジア経済に精通するみずほリサーチ&テクノロジーズ(株)理事長の中尾武彦氏、欧州を中心とする国際経済・金融について多くの知見を有するニッセイ基礎研究所の研究理事、伊藤さゆり氏をお迎えします。モデレーターは、政策研究大学院大学客員教授でもある当センター理事長の小島明が務めます。

日時:2023年1月27日(金)10:00-11:45
主催:国際経済連携推進センター(CFIEC)

講師:  田中 明彦  独立行政法人国際協力機構 (JICA) 理事長
   中尾 武彦  みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 理事長
   伊藤 さゆり ニッセイ基礎研究所 経済研究部 研究理事
   小島 明   一般財団法人国際経済連携推進センター 理事長 (モデレーター)
   (敬称略)

開催形式:オンラインセミナー(YouTube Live)
規模:400名 参加費:無料

お申し込みは、下記URLよりお願い致します。
https://peatix.com/event/3442154/

<講師略歴>
田中 明彦 (たなか あきひこ)氏
独立行政法人国際協力機構(JICA)理事長
1981年マサチューセッツ工科大学Ph.D.(政治学)。1984年東京大学教養学部助教授、1990年東京大学東洋文化研究所助教授、1998年同教授、2000年東京大学大学院情報学環教授、2002年東京大学東洋文化研究所所長、2009年東京大学理事・副学長、2011年同副学長、2012年国際協力機構(JICA)理事長、2015年東京大学東洋文化研究所教授、2017年政策研究大学院大学学長、2022年4月より現職。専門分野は国際政治学。著書に『新しい「中世」』(日本経済新聞社、1996年、サントリー学芸賞受賞)、『ワード・ポリティクス』(筑摩書房、2000年、読売・吉野作造賞受賞)、『アジアのなかの日本』(NTT出版、2007年)など。2012年に紫綬褒章受章。専門分野は、国際政治学

中尾 武彦 (なかお たけひこ)氏
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 理事長
前アジア開発銀行(ADB)総裁、元財務官 政策研究大学院大学客員教授(アジア開発史)、東京大学公共政策大学院客員教授(国際経済) 第一生命保険会社取締役(社外)。1978年大蔵省入省後、銀行局金融会社室長、財務省国際局国際機構課長、主計局主計官(外務・経済産業・経済協力担当)、国際局開発政策課長、同総務課長、在米国大使館公使、国際局長などを経て、2011年8月財務官。2013年3月退官。2013年4月より2020年1月までADB総裁。2020年4月みずほ総合研究所理事長。2021年4月現職。 編著書に、「アジア経済はどう変わったか」(中央公論新社:2020年)、「アジア開発史」(勁草書房:2021年)、「アメリカの経済政策」(中公新書:2008年)など。 The Rise of Asia: Perspectives and Beyond: Memoir of the President of ADB (ADB: July 2022) 、Asia’s Journey to Prosperity: Policy, Market, and Technology over 50 Years (ADB: January 2020)、みずほリサーチ&テクノロジーズのHPに「理事長の視点」、対談(動画)、記事などを掲載。 1978年東京大学経済学部卒業、1982年カリフォルニア大学バークレー校にて経営学修士。 兵庫県出身。1956年生まれ。
専門分野は、国際金融、アジア経済

伊藤 さゆり (いとう さゆり)氏
ニッセイ基礎研究所 経済研究部 研究理事
早稲田大学政治経済学部卒業後、日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)を経て、ニッセイ基礎研究所入社、2019年から現職。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。早稲田大学大学院商学学術院非常勤講師、日本EU学会理事、21世紀政策研究所研究委員など兼務。専門は欧州経済。最近の著作に『EUと新しい国際秩序』(日本評論社、2021年、共著)、『沈まぬユーロ―多極化時代における20年目の挑戦』(文眞堂、2021年、共著)など。アジア経済を出発点に、国際金融、欧州経済を分析してきた経験を基に、世界と日本の関係について考えている。 専門分野は、欧州を中心とする国際経済・金融

小島 明(こじま あきら)(モデレーター)
一般財団法人国際経済連携推進センター 理事長
国際経済連携推進センター理事長、政策研究大学院大学理事・客員教授
1965年、早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒、日本経済新聞社入社
1969年英国マンチェスター大学(ブリティシュカウンシル招請)。日本経済新聞論説主幹、専務取締役論説担当、 日本経済研究センター会長、慶応義塾大学商学研究科教授、早稲田大学講師、経済審議会特別委員、金融制度調査会委員、司法制度改革会議議員などを歴任。専門分野はマクロ経済政策。現職に本田財団理事、東洋大学理事、イオンワンパーセントクラブ理事など。
著書に『日本の選択<適者>のモデルへ』『調整の時代』『平成経済徒然草』「Development Model for Japan」(Part1、2)など。ボーン・上田記念国際記者賞、日本記者クラブ賞を受賞。新聞協会賞共同受賞。


【本件に関するお問い合わせ先】
一般財団法人国際経済連携推進センター 企画調査広報部 佐藤、川西
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-20 虎ノ門実業会館2階
TEL:03-3503-6621 
e-mail info@cfiec.jp

 


会社概要

URL
https://www.cfiec.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都中央区日本橋室町4-5-1 さくら室町ビル9階
電話番号
03-6262-6712
代表者名
林 康夫
上場
未上場
資本金
-
設立
1967年12月