そろばん業界初！全国珠算教育連盟東京都支部での検定一般申し込みを完全オンライン化

第418回全珠連珠算・暗算検定より ”検定管理システム” 初導入で、申込み・決済・受験票発行・試験結果発表までをWeb上で完結

株式会社ツーネット

2023年10月31日 09時30分

　株式会社ツーネット（本社：愛知県豊橋市、代表取締役：石黒聡美、以下「ツーネット」）は、2023年10月31日に公益社団法人全国珠算教育連盟東京都支部（東京都世田谷区、代表責任者：川口嘉治）が開設した検定管理システム（以下「検定管理システム」https://kentei-tokyo.jp/）の導入において、システム構築・コンテンツ制作・ブランディングなどを一括して支援したことをお知らせします。

　伝統工芸品である”そろばん”。そろばんは古くから日本の伝統文化と共に計算力を高める習い事として親しまれ、現在に至り各地で検定試験が行われております。近年起こっているIT化の流れは、そろばん業界にも必要な時代となり、同時に煩雑な作業による人手不足など課題も山積みでした。それらの課題をすべて解決したのが本システムです。

　今回独自開発した検定管理システムは、オンラインで申込み・決済・受験票発行・試験結果までをまるごと一気通貫できるシステムとしてリリースいたしました。同システムを導入することにより、これまで煩雑であった作業が軽減や自動化され、検定事業をスマートに施行することが可能となりました。

そろばんの歴史と検定試験

”そろばん”は、室町時代に中国から伝わってきたのが始まりと言われています。その後、江戸時代に日本の和算として発達し、各地に寺子屋が増え始めました。明治時代に入り、小学校での算術に珠算が採用（1873年）されたのち、昭和2年（1927年）に全国初の検定試験が始まりました。

　この頃からそろばんは、珠算教育として確固たる地位を築き、計算力の向上をはじめ、集中力・学習習慣・正確性を高める習い事として現在もなお注目されています。

　珠算検定事業を執り行う公益社団法人全国珠算教育連盟は、昭和28年（1953年）9月24日、全国の珠算教育者の大きな期待を受けて誕生しました。これを機に昭和37年（1962年）9月23日に公益社団法人全国珠算教育連盟東京都支部が発足しました。同連盟初の検定試験は、昭和29年（1954年）2月21日に実施され現在に至ります。

　今回独自開発の検定管理システムは、およそ70年間続いている検定事業の歩みのなかで、デジタル化に挑戦した初の試みです。珠算教育で行われる速算訓練は、伝統工芸品である”そろばん”を用いて珠を指で弾く訓練で、昔も今も変わりないものですが、ICT技術が向上した現在では検定を取り巻く環境整備は必須だと考え、公益社団法人全国珠算教育連盟東京都支部としてシステム化を図りました。

　日本の伝統文化を守りつつ、ICTを融合した形は、今後新たなプロモーションの核となることが期待されています。

独自システム概要

＜全国珠算教育連盟東京都支部検定管理システム＞

・受験者側ログイン＋検定主催者側ログインの2つの入口を採用

・検定主催者側が検定スケジュールを立ち上げ、受験者側のマイページに反映

・クレジットカード決済に対応

・身分証明書関連のアップロードに対応

・身分証明書の有効期限設定に対応

・受験時間割設定に対応

・受験票発行に対応

・成績アップロードに対応

・成績発表・合否・成績表印刷に対応

・受験履歴に対応

＜一般受験者申込み先＞　https://kentei-tokyo.jp/

※申込みは東京都にお住まいの方に限ります

ツーネットによる一括支援の内容

・システム全体のプランニング

・システム構築

・システム内のコンテンツ制作

・支部ウェブサイトとの相関設定

株式会社ツーネットは、教育業界で抱える問題を提起し、将来を見据えた必要となる全てのソリューションをワンストップでご提供いたします。弊社のコンテンツが運営の一助になるようなサービスを目指しております。

公益社団法人全国珠算教育連盟（東京都支部）について

　全国珠算教育連盟（略称：全珠連）は平成25年７月から公益社団法人として活動しています。研修、検定等、珠算教育普及活動を通じ、都道府県52支部所属の会員（珠算指導者ほか）の手によって社会に有為な人材輩出のため、「地域の珠算教育力」の推進に努めています。東京都支部は、全珠連の本部が主催する検定事業をはじめ、支部活動としてさまざまな行事を行っております。

＜全国珠算教育連盟東京都支部サイト＞　http://www.soroban-anzan.jp/tokyo-renmei/index.html