【山形発！】創業100年超えモノづくり企業同士がコラボ。硝子店と窯元による円形水槽「TANK」販売開始

伝統ある老舗企業がモノづくりの価値を山形から世界に発信。1月26日発売開始。

創業100年を迎える硝子店、株式会社大久保硝子店 (山形県山形市、代表取締役：大久保章宏  )は、創業180年を迎える伝統の窯元、有限会社 新庄東山焼(山形県新庄市、代表取締役：涌井正和)と共同で円形水槽TANKを開発し1月26日よりオンラインストアにて販売を開始します。TANKは、ふるさと山形を想う老舗企業が互いのノウハウを活用して生まれた一点物商品です。この山形県のモノづくり企業同士のコラボにより、山形のモノづくりの価値を世界に発信します。

 

​

• 商品コンセプト

TANKは、日本の伝統を感じさせる和モダンなデザインで、これまでの水槽とは一味違ったビジュアルの円形水槽です。大久保硝子店がこれまで培ってきた硝子の高レベルな加工技術と、東山焼ならではの美しい色合いや手触りが融合し、全く新しい水槽が誕生しました。この2社のモノづくり老舗企業によるmade in Yamagata の商品を全国、世界に届けて行きたいと思います。

 

■TANK公式サイト
https://tank-yamagata.net/

 

• 商品詳細

TANKは水槽ですが何を入れるかは人それぞれ。熱帯魚や爬虫類はもちろん、生物を入れない苔アートなどの使い方も可能です。また、山形市内のアクアショップ、グッピー園協力のもと、魚や砂利、エサ、照明などが含まれたスターターキットも販売します。

 

カラーは3つを展開します。

蔵王にそびえ立つ「樹氷」、庄内の海辺で感じる「さざなみ」、そして山形の夜空に輝く「満月」をイメージしネーミングされており、まさにmade in Yamagataの商品です。

樹氷：山形県蔵王連峰の特殊な気象条件と植生が造り出す、世界でもあまり類をみない氷と雪の芸術品『樹氷』。この力強く、 純白の「スノーモンスター」の白をイメージに作りあげました。山形の樹氷の様な白い輝きを。

 

さざなみ：言葉に言い表せない繊細な『漣』の青。綺麗を感じた時におこる心の『さざなみ』を東山焼特有の色で表現しました。まるで水の中と感情をそのままお部屋に持ってきたような感覚に。お部屋にゆるりとした水のさざなみを。

 

満月：月の中にはなにがあるだろう？僕らの見ている月の形はまん丸ではなく、本当の事は想像に及ばない。夜でも輝く黒の中を泳ぐ魚たちが現実なのかもしれない。人の手が作った唯一無二な黒を。

 

価格はすべて税込みで下記の通りです。

TANK小・・・26,000円(照明付き30,000円)
TANK中・・・31,000円(照明付き35,000円)
TANK大・・・35,000円(照明付き39,000円)

スターターキットは、魚、水草、砂利、エサ、生体などがセットになっており7,000円〜販売します。
■公式オンラインストアより購入可能。
https://handshakes.base.shop/

TANKは発起人である大久保硝子店のコラボ型モノづくりプロジェクト、HANDSHAKESの一環で行われた事業の一つであり、今後も大久保硝子店は様々なノウハウを持つ企業とのタイアップを画策しています。

 

• 発起人、大久保硝子店大久保より

山形の企業とモノづくりをしたい！と発信し続けている中、東山焼の涌井さんと出会いました。涌井さん自身も、モノづくりが趣味で自分の仕事に誇りを持っているという部分が私と似ていると感じました。弊社が持つガラス加工に関するノウハウを活かせないかということを話しているときに出てきたのが水槽でした。せっかく作るのであれば普通の形ではなくて、山形でしか出せない、色、形にこだわりデザインし制作した結果、TANKの形ができあがりました。東山焼さんが持つ独特の色合いや風味とガラスが本来もつ美しさのコラボで価値提供ができると考えました。

お客様がTANKを手に取り、会話が生まれ、魚の子供が産まれ、笑顔が生まれる、そんな、幸せと楽しみの一旦を担えることが出来れば、目標は達成です！そんな想いで、商品をひとつひとつ手作業で作っています。是非お手にとってお使い頂ければと思います。
 

• 東山焼代表涌井より

私が作陶する上で作品に込める思いは、使って頂くお客様の生活が、豊かで過ごしやすくなることを一番に考えています。使っていて楽しいな、心が温かくなると感じることが出来る「モノづくり」を心がけております。このTANKは、昔子供の頃みた水辺の景色や懐かしい風景を、オフィスや家の中など、様々な場所で再現出来たら楽しいだろうなという発想から生まれました。温かみのある陶器と洗練された美しさをもつガラスを掛け合わせることで表現されたTANKを使って頂き、唯一無二の空間を作ってみてください。
 

• HANDSHAKESについて

弊社は創業から硝子の販売会社として、コップやお皿などの硝子製品を販売しておりました。近年は建築用の硝子販売を主軸に営業し今年で創業104年目を迎える中、今後の業界のことや山形のこと、自社のことをじっくり考えたときに4つの思いが湧き出て来ました。

１.ガラスが持つ本来の価値について
ガラスはもともと自然発生的にできたもので、装飾品として輝きや美しさが評価される商品でした。近年はガラスの美しさというよりが、物質的な機能面で使用されており、改めてガラスが持つ本来の価値を届けることができないかと思うようになりました。


2.自社の本質的な存在意義について
建築用の硝子を中心に販売する中で、本来窓（硝子＋フレーム）は、内と外をつなぐものであり、窓を通して心にゆとりのある暮らしを提供することが私たちの価値であると感じました。弊社が提供するガラスを通して幸せと楽しみを提供したいと考えるようになりました。


3.モノづくりへの想い
発起人の大久保は小さなころからモノづくりを趣味にしており、いつか会社でモノを製作して世の中に提供するという事業に挑戦したい思いがありました。更に今後を見据えたときに、BtoBをメインとした業態から、BtoCへのチャネルを持つことも必要ではと考えるようになりました。


4.山形への想い
発起人の大久保が山形にUターンし10年。大久保は故郷山形が大好きで、子供を含め山形の未来が豊かになることが経営者としての使命と感じています。その中で同じ想いを持つ様々な企業様と出会い、それぞれが持つ会社としての価値を良い形で山形に還元できないかと考えるようになりました。


以上、４つの理由の中、多くのプロフェッショナルな技術持った方とコラボをすれば新たなガラスの価値が提供できるのではと考えるようになりました。

TANKも、大久保硝子店と東山焼の2社に加えて、単なる商品の提供ではなくその先に幸せな生活にまで貢献したいという思いからグッピー園ともコラボをし、生体のセットが実現しました。更にパッケージやそのPRにもこだわりたいという思いで、パッケージメーカーの株式会社エスパック、ブランディング会社のBrand new day株式会社 ともコラボをし計4社でこのものづくりが実現しております。


山形の企業同士がそれぞれのノウハウを活かしながらコラボをし、モノづくりをすることで山形の価値が上がれば本望だと思っております。そのため、山形の企業同士が手をとりあって、価値を提供する。握手する。英語読みでHANDSHAKESというプロジェクトになりました。HANDSHAKESをプラットフォームとして深化させ、弊社ビジョンである、made in yamagataから世界へのビジョンが達成出来ればと思っております。