3.11で東日本大震災から12年。防災視点で「天井」も考えてみましょう。天井の地震対策に詳しい防災士が、建物内部の地震対策を伝える情報サイト『なゐふるまち』で情報提供開始。
天井や壁・床などの内装建材の製造・販売と幅広い内装建材資材の販売を行なっている株式会社桐井製作所(千代田区、代表取締役社長 桐井隆)は、建物内部の安心・安全な空間づくりへの貢献に向けて、ソリューション提案や様々な形で情報を発信しています。
なかでも天井は、大地震のたびに落下・崩落等の人的・物的被害の報告が後を絶たず、地震対策が急務となっていることから、建物の専門家や施設管理者だけでなく、どなたでも閲覧可能なオウンドメディア「なゐふるまち(https://naifurumachi.kirii.co.jp/)」において情報提供を実施。
大学教授や専門メーカーの担当者へインタビューした情報も伝えることで、「天井の地震対策」と「建物内部における避難・備え・BCP」に関する専門性の高い情報とあわせて総合的な視点で提供しています。
このような取り組みのなか、2022年の福島県沖の地震でも天井落下が確認されました。
今後、南海トラフ巨大地震や首都直下地震、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震などの大地震発生が懸念されていることから、未だ後を絶たない天井落下・崩落への対策の必要性がさらに高まっています。
一方で、地震の揺れによる天井落下の被害や危険性、地震対策の方法は建物の専門家であっても詳しく知る方は多くありません。また生活者においては、未対策の天井が日本全国に数多くあるにもかかわらず、天井落下の被害や危険性、リスク回避の方法を知らない方がほとんどです。
このことから、天井の地震対策を“防災”の1つとして知っていただき、また「いのちを守る対策」として検討されるよう、記事執筆および取材担当者が防災士(*1)資格を取得し、天井の地震対策に詳しい防災士としての視点でコンテンツ作成および情報発信していくこととなりました。
建物内部の防災や避難に関する実用情報から建物計画・設計にあたって役立つ技術情報まで、防災視点でさらに充実させることで落下の危険性を抱えた空間を1つでも多く減らし、すべての人々が安心して暮らすことのできる社会の実現に寄与できればと考えております。
*1 防災士とは”自助”“共助”“協働”を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が認証した人です。(認定特定非営利活動法人 日本防災士機構ホームページより)
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天井の地震対策に詳しい防災士によるコンテンツ
■避難・備え・BCPに関するコラム
《その天井が危ない!未だ起きている天井落下への私たちの備えとは?》
・地震はいつ発生していることが多いのか(外出先で起きることが考えられるのか)
・人が集まる施設で地震の揺れによって天井落下した事例
・未対策の天井がなぜまだ存在しているのか
《天井落下のメカニズムと施設の安心・安全につながる対策とは?》
・天井落下に備えて、地震発生時にとっさに取るべき行動
・安全確保のために知っておくべき天井落下メカニズム
・施設側や設計従事者に伝えたい対策方法
「備え・避難・BCP」に関するコラムだけでなく、「天井の地震対策」に関するコラムを含めて、今後も執筆、インタビュー取材によって、天井をはじめとする建物内部に関わる防災情報を拡充させ、提供してまいります。
備え・避難・BCPに関するコラム一覧(https://naifurumachi.kirii.co.jp/category/preparation/)
天井の地震対策に関するコラム一覧(https://naifurumachi.kirii.co.jp/category/ceiling/)
■建物内部の地震対策 資料室
地震の揺れによる天井落下や壁の倒壊が、残念ながら未だ後を絶ちません。
こうした被害を防ぐため、国や関係省庁、公的機関が法令やガイドラインを都度整備して公表しています。
建物の計画、設計、施設の維持管理、公共施設の機能継続、BCP策定する際などにご活用いただけるよう、これらの資料を一所に取り揃えて更新しています。
カテゴリから関心のあるハッシュタグを選択、キーワード検索もできます。
資料室ページ(https://naifurumachi.kirii.co.jp/documents/)
■災害カレンダー
地震はいつ、どこで、どんな状況の時に起こるかわかりません。
この災害カレンダーを通して、地震災害の脅威、そして建物内部の地震対策を見つめ直すきっかけにしていただけるよう、関連するコラムや資料室の情報も合わせて伝えています。
災害カレンダーページ(https://naifurumachi.kirii.co.jp/calendar)
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建物内部の地震対策を伝える情報サイト「なゐふるまち」の今後の展望
大地震による天井落下・崩落が相次ぐなか、軽量鉄骨下地間仕切り壁においても同様の被害が生じています。例えば熊本地震においては、天井や壁の損傷・落下等によっていくつもの避難所が使用不可となったこと、12の病院では病棟の損壊によって入院が制限されたことが報告されています。(*2)
このため、天井だけでなく壁、そして床など、人が集まる施設における建物内部の地震対策の観点でコンテンツを拡充していく予定です。
*2 国土交通省住宅局「防災拠点等となる建築物に係る機能継続ガイドライン(新築版)」.平成30年5月(令和元年6月一部改定)
※本プレスリリースに記載されている内容は、予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
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建物内部の地震対策を伝える情報サイト『なゐふるまち』について
【サイトURL】
https://naifurumachi.kirii.co.jp/
【ターゲット】
事業主・自治体の営繕や防災担当の方/施主・施設管理者/設計従事者/ゼネコン・工事従事者/建材メーカー/防災に従事または関心がある方/一般生活者
【サイト概要】
1. 「防災の知恵の備蓄」をテーマに、建物内部の防災に関する実用情報を提供
2. 建物内部における、地震による被害を防ぐために、天井落下の危険性と対策に関わる情報を提供
■■■株式会社桐井製作所 概要■■■
建物内部の空間づくりを支える企業として、コーポレートメッセージ「100年の安心に、こたえる」のもと、すべての人々が安心して、快適に暮らすことのできる社会の実現を目指しております。
・所在地(本社): 〒100-0011東京都千代田区内幸町1-1-1帝国ホテルタワー18F
・代表者名:代表取締役 桐井 隆
・設立:昭和39年3月21日
・資本金:100,000,000円
・事業内容:内装用鋼製下地材の製造販売、内装建築資材の仕入販売
・自社サイトURL:https://www.kirii.co.jp/
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