高血圧に大きく影響。「善玉」コレステロール(HDL)研究会発足へHDL研究の第一人者、上原教授が代表として合意
株式会社レイデルジャパンは、人々の健康寿命の向上を目的として、2023年春に『HDL(善玉コレステロール)研究会(仮)』を発足することを決定しました。当研究会は、HDL研究の第一人者である上原吉就(うえはら・よしなり)教授が代表となる予定です。
健康寿命に深く影響すると言われる「コレステロール」は、「悪玉コレステロール(以下、LDL)」が注目される傾向にあります。しかしコレステロールは身体に必要な存在で、酸化して血管にたまることが問題。そのLDLが酸化して血管に残らないように肝臓に運ぶのがHDLです。実際、「HDLの大きさや質」と「HDLとLDLの比率(以下、LH比)」が健康に深く関わるという研究結果が発表されています。
「善玉コレステロールの重要性は広く認知されるべき」(上原教授)
当研究会では、コレステロールやHDLへの正しい知識、LH比の重要性を社会に認知させるため、健康寿命の研究に携わるシンポジウムや特設Webサイトを通して情報を多面的に発信。発足後は、HDLの有識者や賛同する会員を増やし、ともにコレステロールの研究を進め、人々の健康寿命に寄与する活動を展開していきます。
健康寿命に深く影響すると言われる「コレステロール」は、「悪玉コレステロール(以下、LDL)」が注目される傾向にあります。しかしコレステロールは身体に必要な存在で、酸化して血管にたまることが問題。そのLDLが酸化して血管に残らないように肝臓に運ぶのがHDLです。実際、「HDLの大きさや質」と「HDLとLDLの比率(以下、LH比)」が健康に深く関わるという研究結果が発表されています。
「善玉コレステロールの重要性は広く認知されるべき」(上原教授)
当研究会では、コレステロールやHDLへの正しい知識、LH比の重要性を社会に認知させるため、健康寿命の研究に携わるシンポジウムや特設Webサイトを通して情報を多面的に発信。発足後は、HDLの有識者や賛同する会員を増やし、ともにコレステロールの研究を進め、人々の健康寿命に寄与する活動を展開していきます。
<左:上原吉就氏 福岡大学スポーツ科学部/福岡大学病院 予防・抗加齢・再生医療センター 教授/博士(医学) 右:株式会社レイデルジャパン 代表取締役 李ビョング>
健康寿命に深く関わる「善玉コレステロール」を軸とする研究会が発足へ
株式会社レイデルジャパンは、人々の健康寿命の向上を目的として、2023年3月に「善玉コレステロール(以下、HDL)研究会(仮)」を発足することを決定しました。当研究会は、HDL研究の第一人者である上原吉就教授が代表となる予定です。
現在、健康に深く関わるとされるコレステロールといえば「悪玉コレステロール(以下LDL)」が注目され、そこに焦点を当てた研究結果が多く発表されています。そんななか、上原教授は注目されなかったHDLの重要性に着眼し、研究を続けてきました。現在、福岡大学スポーツ健康科学研究科の研究科長として教鞭をとりながら、病院で心疾患の診療を担当。また、運動によるHDL代謝・機能の向上作用の研究を続けています。
善玉コレステロールの質と比率から、健康を見つめ直す
高血圧は、年を取れば取るほど年々増え、脳卒中、認知症、心筋症、動脈硬化、心不全などの死因につながる重要なファクターとされる、日本人の主な死亡原因のひとつです。高血圧は血管が狭くなることや硬くなることで発生。そして血管を狭めてしまうのが、血中で酸化したコレステロールです。
健康寿命に深く影響すると言われる「コレステロール」は、実は1種類しかありません。LDLやHDLはコレステロールを運搬する運搬体のことです。LDLは肝臓で生成され、身体の細胞の隅々まで新鮮なコレステロールを運ぶ、身体に必要不可欠で重要な役割を担っています。問題なのは、このLDLが酸化して血管の内膜に詰まってしまうこと。徐々に血管が狭くなっていき、高血圧を引き起こす原因となります。
酸化したLDLが血管に残らないよう肝臓に運ぶのがHDLです。HDLは、内膜に詰まった過剰なコレステロールを取り込んで、肝臓に戻し身体の外に排出して血管をきれいにする働きをしています。
<LDLコレステロールとHDLコレステロールの役割>
HDLは数だけではなく質(大きさ)も重要です。「HDLの質」が高ければ高いほど、酸化したLDLを排出するはたらきが強まります。こうしたHDLとLDLの数や質の比率を保つことも健康を維持していくためには重要であるという研究結果が発表されています。現時点では、運動がHDL増加効果を期待出来るもっとも現実的な方法となっていますが、運動以外の方法でHDLの増加が期待できる物質の研究も進められています。
「多くの人に、健康に関わるとされるHDLの重要性を知って欲しい」(上原吉就教授)
上原吉就教授
1993年福岡大学医学部卒。同年5月に医師免許を取得。99年には福岡大学大学院にて医学研究科で博士号を取得。現在、福岡大学スポーツ科学部・福岡大学大学院スポーツ健康科学研究科研究科長。脂質異常症・動脈硬化・高血圧、スポーツ内科学、循環器内科学、代謝学、スポーツ科学を研究分野とし、同大学で教鞭をとりながら、心臓病に関する論文の執筆のほか、HDLをはじめ運動から趣味にいたるまで幅広く人体へ影響する要素と結果を研究し、論文を発表している。
「コレステロールを運搬するLDL、HDLはともに私たちの健康に影響する重要なファクターです。これは医療分野の専門家であれば誰もが認識していることです。しかし、HDLについては「HDLの数値をあげる医薬品がない」「あげるために『日常の運動をする』ぐらいしかアドバイスができない」と言われてきたことから、あまり注目されてきませんでした。
一方で、私たちの健康に関わるHDLというファクターを「管理しにくい」と決めつけて、研究しないことは非常にもったいないことです。私はHDLの研究を重ねるなかで、このファクターにアプローチできる可能性を見出し論文でも発表してきました。その可能性を本研究会を通じて、より多くの人に知っていただきたいです。」
コレステロールの有識者を増やし、正しい情報を多面的に発信していく
これまで「コレステロール」と言われると、LDL、悪玉コレステロールをイメージし「減らさないといけない」と思われることが一般的でした。しかし、コレステロールは健康な身体を維持するためには重要な存在です。
当研究会では「あらゆる人に、より質の高い生活と健康を提供する」ために、先に一部紹介したコレステロールやHDLへの正しい知識、LH比の重要性を社会に認知させることを目的としています。今後は、健康寿命の研究に携わるシンポジウムや特設Webサイトを通して情報を多面的に発信。HDLの有識者や賛同する会員を増やし、ともにコレステロールの研究を進め、人々の健康寿命に寄与する活動を展開していきます。
【株式会社レイデルジャパン】
レイデルは「あらゆる人に、より質の高い生活と健康を提供する」ことを掲げ、30年以上にわたって研究開発を続けてきたヘルスケアブランドです。自然由来の成分にこだわり、研究で得られた知見を生かし、高品質の製品を開発しており、生み出した商品・サービスを創業国であるオーストラリアにとどまらず、韓国、日本など国境を超えて提供しています。
商号 : 株式会社レイデルジャパン
代表者 : 代表取締役 李ビョング
所在地 : 〒105-0012 東京都港区芝大門2-2-1-6F
設立 : 2018年4月
事業内容: 食品・健康補助食品及び医薬品等の研究、企画開発、製造、卸、販売及び輸出入
資本金 : 2,886万6千円
URL : https://www.raydel.co.jp/
本社支社:
RAYDEL AUSTRALIA PTY.LTD.(オーストラリア本社)
RAYDEL KOREA CO.,LTD.(韓国支社)
RAYDEL CHINA CO.,LTD.(中国支社)
RAYDEL SPAIN CO.,LTD.(スペイン支社)
関連会社:レイデルリサーチ研究所(韓国)
所属団体:日本抗加齢協会
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像