【見学受付中】木造建築が燃えない!木材·断熱材やクロスが燃えない!木造建築物の燃焼比較による火災実証実験を3月19日に公開
火災時に人の命や財産を⼀瞬で奪う煙や有害なガスを抑え、社会・環境問題の改善に役立てるため、この発生を抑える不燃技術を活用した木造棟と一般木造棟を燃焼比較する公開実験をいたします。
不燃化技術研究組合(東京都江東区、代表理事:浅野 成昭)は、環境改善を⽬的に耐火木材や不燃木材、発泡ウレタン断熱材から内装材にいたるまで不燃処理を施した実験棟と処理無し実験棟による木造・火災比較実験を公開いたします。
世界で⼀番古い木造の建築物は「法隆寺」と知られているように木造建築は耐震性に優れており、木材の引っ張り強度は鉄の約4倍、圧縮強度はコンクリートの約9倍、曲げ強度はコンクリートの約400倍もあります。※1
けれど、“燃える・腐る・カビる”という特性を補完することが必要です。
環境に優しい薬剤と不燃技術(特許取得済み:セルフネン処理技術=不燃化技術研究組合員の株式会社セルフネン 福井県坂井市、株式会社アサノ不燃 東京都江東区、他)を活用します。
実験棟の一つの「不燃処理棟」は、この木材の特性を補い、国産スギLVLに薬剤を浸み込ませた「耐火木材」※2 を鉄筋コンクリートに代わる壁として使用いたします。また、発泡ウレタン※3 の表面に新たに開発した不燃処理液を塗布し、不燃性能を確保した断熱材を外壁と内装材の間に入れた木造建築とします。
もう一つの「不燃処理無し実験棟」は、「不燃処理棟」に使用した同様の材で不燃処理をしない一般木造建築とします。
※1 日本住宅・木材住宅センター ※2 鋼材内蔵型2時間耐火取得 ※3 UL94規格 最高ランク【5V-A】
生活空間での火災は、煙と有害ガスにより命を失い、引火して火災になり財産を失います。
この煙と有害ガスを抑えれば、命を守り財産も守れます。そして火災なりません。
新しい安全で安心な生活空間の創造により、新しい社会づくりに貢献したいと考えています。
■実験概要
名称: 「木造火災・比較実験」
⽇時: 令和5(2023)年3月19日(日) ※小雨決行・荒天中止
場所: 福井県坂井市「テクノポート福井」 住所:福井県坂井市三国町新保97字
※敦賀海上保安部 (福井県坂井市三国町山岸50-2-2)北側 約300mのエリアです
アクセス: JR福井駅→(約50分)→えちぜん鉄道 三国芦原線 三国駅→車(約15分)
JR芦原(あわら)温泉駅→車(約20分)
⽬的: 社会・環境問題の改善に役⽴てるため、国内外で特許を有する世界で唯⼀の「延焼せず煙と有害ガスを抑える」不燃処理技術を活用し「火災は防げる」ことの実証を図る。またそのデータ収集・分析を通じ「生命を守り、新しい安全で安心な生活空間の創造と技術」により良い社会づくりに貢献する。
実験内容:「木造高層建築」の構造を模した、3m×3m×5m 木造2階建て(構成材:木材、断熱材、クロス、カー
テン、建具、)の「燃焼実験棟」を<セルフネン処理無棟>と<セルフネン処理有棟>の2棟を会場
に設営し、火災比較実験を行う。
実施体: 主催 不燃化技術研究組合
後援 福井県、福井県坂井市
■⾒学お申込フォーム:https://forms.gle/JXEXYYarwgh3xh857
⾒学をご希望の場合は、上記URLのお申込みフォーム、または、下記QRコードより3⽉14⽇までにお申込みください。
■組合の概要
組合名 : 不燃化技術研究組合
所在地 : 東京都江東区東陽5-28-6 TSビル5階
代表理事 : 浅野 成昭
設⽴ : 平成28年年2⽉18⽇
事業内容 : 不燃化素材技術研究開発
サブテーマ=延焼を抑えて、煙と有害ガスを抑制する=3C:controllable 三つを抑制する
URL :http://nocter.or.jp/
TEL 03-6666-3269 FAX 03-6666-3279
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