コロナ禍で生まれた感情を舞台に／鼓童 新作「いのちもやして」初演・浅草公演チケット発売開始

2023年6月22日（木）〜25日（日）の浅草特別公演を皮切りに新作『いのちもやして』の全国ツアーを開催することが決まりました。ツアーに先駆け、浅草特別公演のチケットを3月11日に発売開始致しました。

太鼓芸能集団「鼓童」は1981年、ベルリン芸術祭で鮮烈なデビューを果たし、以来、公演数は世界53の国と地域で7,000回以上を数え現在、日本のプロフェッショナルの公演団体として最も数多くの海外公演を行っており、2021年には創立40周年を迎えました。

今作は ”いのちもやして” 舞台表現をする若者たちのひたむきな姿が、人の心を打ち抜く作品。佐渡という離島に根ざした若者たちに内在するエネルギーは、観る者の明日への活力を醸成します。
演出は鼓童メンバーの中でもマルチな活躍を見せる池永レオ遼太郎。「人々の生きる力を鼓舞する」舞台を目指し、佐渡から世界へ音を届けます。

 

『いのちもやして』公演見どころ

①パンデミックや世界の争いの中で生まれた感情を舞台に向けて創造
新型コロナウィルスや世界の戦争、鼓童の海外ツアーではニュースで取り上げられている以上の出来事に出会い、その土地や人に触れます。そんな旅の中で生まれた感情を音やリズムに乗せて表現をした「いのち」の数々が作品に散りばめられています。

②新旧融合により生み出されるNEO鼓童
鼓童の40年もの活動で培われた演目や舞台構成を軸に、その背中を追った若者の視点を加え、ストーリーを味わってもらえるよう身体表現を織り込んだ演出構成となっている。
これまで通りの鼓童であり、新しい鼓童である、両面を兼ね備えたパフォーマンスには要注目です。

③花形演目「大太鼓」を担うのは鼓童の米山水木
大きな太鼓を一人で打ち込む「大太鼓」。今回クライマックスの「大太鼓」奏者として初めて抜擢されたのは鼓童メンバーの米山水木。女性でありながらもしなやかでパワフルな演奏に注目です。


池永レオ遼太郎　メッセージ

 

何故僕たちは鼓童で太鼓を叩くのか。

戦争や疫病で公演を何度も中止に追い込まれながらも尚、太鼓を叩く。無力感や不安に苛まれながらもまたバチを握り続ける。
2020年の春、世界が止まってしまった時からずっと考えている。

僕らの謳っている「ワン・アース」は一体どこにあるのだろうか。
2021年の春、ヨーロッパツアー中に戦禍の避難民への公演をした時

この人達が元気になってもらえたら、束の間の夢を見てもらえたら。心からそう思った。
上手く言葉には出来ないけれどまっすぐな気持ちで誰かを元気にさせる

そういう舞台を作りたいと思った。
世がこの先どう変わろうとももしも僕たちが太鼓を叩く事が誰かの灯火となるのであれば

いのちもやして挑み続けたい。

全文はこちら＜鼓童ブログ＞
「いのちもやして」／池永レオ遼太郎
https://www.kodo.or.jp/kodo_blog/membersblog/41954

 

 

鼓童『いのちもやして』
【演出】　池永レオ遼太郎
【出演予定】　中込健太／小松崎正吾／住吉佑太／三浦康暉／米山水木／前田順康／三枝晴太／平田裕貴／定成啓／新山萌／他

＜国内ツアー＞
｜6月｜22日（木）〜25日（日）鼓童浅草特別公演（4日間全5回公演／浅草公会堂）
｜7月｜越前（福井）、可児（岐阜）、幸田（愛知）、京都（京都）、平塚（神奈川）、狭山（埼玉）、魚沼（新潟）
｜10月｜菊川（山口）、黒崎（福岡）、佐伯（大分）、摂津（大阪）、新潟（新潟）

＜浅草公演＞
【日時】2023年6月22日（木）～25日（日） 
【会場】　台東区立浅草公会堂

 

【プレイガイド】　
チケットスペース Tel. [phone]（オペレーター対応）
チケットスペースオンライン　https://ticketspace.jp/top
チケットぴあ　https://w.pia.jp/t/kodo-inochi/ （Pコード：233-160）
イープラス　https://eplus.jp/kodo-inochi/
ローソンチケット　https://l-tike.com/kodo-inochi/（Lコード：34230）
浅草公会堂 窓口販売のみ（Tel. [phone]）
【チケットに関するお問い合わせ】　鼓童チケットサービス　Tel. [phone](月~金：9:30~17:00)

 

【公式サイト】　https://www.kodo.or.jp/inochi2023