【2023年春大口の業務委託トライアル受付開始】企業の人材不足を解消するSDGsなパートナー「共同受注窓口倉敷（岡山県）」

岡山県の障がい者就労継続支援事業所76施設をまとめる「共同受注窓口倉敷」。この春、全国の企業からの大口の外注受付を開始しました。

共同受注窓口倉敷　事務局

2023年3月17日 18時31分

「共同受注窓口倉敷」（事務局 NPO法人まこと：岡山県倉敷市）は、2023年春以降の大口の業務委託受付を開始しました。単一の障がい者就労継続支援事業所では困難な大口受注や高品質の業務委託ニーズも、76施設を取りまとめることでお応えしています。岡山の障がい者パワーが全国の企業を支えます。

この度、共同受注窓口倉敷では、2023年春以降の新規トライアル業務委託受付を開始しました。

76ヶ所の事業所パワーで、大口の軽作業・内職作業を優先的にサポートできる体制が整ったことにより、2023年春、企業・行政からの大口作業のさらなる業務委託を受付できる運びとなりました。
SDGsな業務委託パートナーとして、企業様の人材不足を解消し業務効率化をサポート致します。
https://www.kyodo-kurashiki.jp

共同受注窓口倉敷が受諾している業務について

請負
食品製造野菜（弁当･パン･焼菓子など）・農福連携収穫（皮むき作業など）・物品製造（さおり織･記念品･防災グッズなど）・印刷名刺・パンフレット・封筒など・パソコンデータ入力･デザインなど・配達業務・縫製・ポスティング・クリーニング・清掃業務・廃品回収　その他
内職作業
封入・袋詰め・シール貼り・部品加工・検品・その他

大口の商品管理・梱包・出荷に対応できるよう倉庫を確保しています。

都市部の事業者にとって悩みのタネである商品保管コスト面でも、事務局管轄の岡山県内の倉庫にて、保管から出荷まで一貫して対応が可能です。

倉庫での保管コストを抑えられるため、まとまった商品の保管・出荷をご希望の岡山県外の企業からの受注も対応ができるようになりました。

76ヶ所の事業所パワーで大口の作業ニーズにもお応え

共同受注窓口倉敷では、業務を発注する企業様と、障がい者就労継続支援事業所の間に入り、企業・行政へのコーディネート・受発注の調整を行います。今まで単体の福祉事業所では受注できなかった大口の注文や様々な作業依頼にも対応しています。受注量の増加・販路の拡大を図り、そこで働く障がい者の方々の工賃が少しでも増えていく事を活動の目的としています。

※共同受注窓口倉敷には、岡山県備中県民局管内で76の障がい者就労継続支援事業所(2023年3月現在)が参加登録しています。

「障がい者の力を最大限に活かす」共同受注窓口倉敷への業務委託のメリットとは

昨今のビジネス環境の変化による人材不足などにより、まとまった軽作業の外注先をお探しの企業にとって、作業品質とコストのバランス面から一施設だけで業務委託ニーズに応えられないケースが多いのが現実です。

一方、共同受注窓口倉敷では、障がい者のスキルや特徴に合わせた最適な複数施設の業務コーディネートを行います。そのため軽作業・内職作業において小口から大口の業務までスピーディーな請負が可能です。

SDGsを意識した企業の商品開発・流通の強化もサポート

共同受注窓口倉敷では、SDGsに配慮した商品の開発や作業サポートも積極的に行なっています。以下のような企業様のニーズにお応えしています。

・環境配慮商品や食品の開発したい
・５R（Reduce（リデュース）、Reuse（リユース）、Recycle（リサイクル）、Repair（リペア）、Refuse（リフューズ））を意識した製造・保管・発送体制を強化したい
・ダイバーシティ&インクルージョン・障がい者雇用支援を自社商品や製造プロセスに取り入れたい

障がい者の工賃向上を達成できるよう各種独自事業も展開しています

備中ドリンクBOX / 備中草刈隊 / 備中たまてBOX

※詳しくは共同受注窓口倉敷ホームページをご覧ください。https://www.kyodo-kurashiki.jp

全国の企業様と力を合わせ改善したい「障がい者の工賃水準」

一般的に、就労継続支援各事業所では食品の製造、加工を行ったり、内職作業や組み立て作業のような軽作業を行うことにより対価として工賃を得ています。しかし、この工賃の水準は岡山県では月額16,000円程度となっており、地域社会で自立した生活を営むには障がい者基礎年金と合わせても十分とは言えない状況が続いております。

工賃水準を上げる活路を見出すために、岡山県内の企業だけでなく、共感いただける全国の企業とパートナーシップを広げていきたいと考えています。

私たちが考える令和にふさわしいSDGsビジネスの３方良しとは
　１：企業の人材不足の解消
　２：障がい者の工賃水準の向上
　３：働き方のダイバーシティ拡大
共同受注窓口倉敷では、この三方良しを達成するべく事業展開しています。

2023年春以降の業務委託トライアル受付を開始しました。

共同受注窓口倉敷では、下記のようなご相談も可能です。

　・こんなニッチなお仕事でも依頼できますか？
　・かなりの作業量ですが、納期までに可能でしょうか？
　・倉庫に商品を預けて、他都府県の顧客への出荷を都度お願いできますか？
　　など

業務委託トライアル受付の前に、まずは事務局までお気軽にご相談ください。