SPACETAINMENT、宇宙アートの打上げ日が3月15日に決定!
SPACETAINMENTは、同社の宇宙アートプロジェクトの第一弾として、ニューヨークを拠点に活動するコンセプチュアル・アーティストYasuo Nomuraのアート作品「ほしの姿観 | Eyes on Us (通称 PION Plate)」を、高度約400kmの軌道上を秒速7.7kmで飛行している国際宇宙ステーションに向けて打上げます。
「PION Plate」は、アメリカ・フロリダにあるジョン・F・ケネディ宇宙センターより、SpaceX Falcon9によって日本時間3月15日に打上げられる予定です。国際宇宙ステーションへの到着後、数ヶ月のあいだ国際宇宙ステーションの外部に設置された特別なプラットフォームにて宇宙空間に曝露され、地球に帰還します。
SPACETAINMENTは、アートには宇宙の感動を世界中の人たちに伝える力があると信じています。このプロジェクトで、宇宙空間にアートを展開し、人類史上最も壮大なキャンバスに私たちの持つ最高の感性と、未来へのインスピレーションを届けていけたらと願っています。また、Yasuo Nomuraの世界観に合わせて、衛星を彫刻作品として打上げるアート衛星を制作して、地球低軌道に飛ばすプロジェクトもスタートしています。
<Yasuo Nomuraからのメッセージ>
PIONは重力から解放された純粋な三次元空間、つまり宇宙に設置されてはじめて完成するインスタレーション。そのため私は人類史上初となるアート衛星を実際に開発し宇宙へと打上げたうえで、自らがそこへアクセスして体験するというビジョンを掲げて宇宙への挑戦を開始しました。今回のプレートプロジェクトはその第一フェーズであり、広くこのコンセプトを世界へと発信することを目指して実施されます。
【コンセプチュアル・アーティストYasuo Nomuraについて】
日本の島根県出身でニューヨークを拠点に活動するコンセプチュアル・アーティスト。
2004年に武蔵野美術大学油絵科を卒業。 2018年度の文化庁新進芸術家海外研修制度を受けてニューヨークに滞在、以後同地を拠点に活動中。 2021年にVilcek Foundationから3年間の制作サポートグラントを獲得しプロジェクトベースの作品制作を展開している。
2015年のカブリ数物連携宇宙研究機構(IPMU)でのレジデンスプログラム参加をきっかけに様々な分野の研究者と交流するなかで高次元を対象とする独自のアート活動を展開、「Dimensionism」を提唱する。 2020年にその象徴として生み出したPION(パイオン)は自己と他者の個性を重さね合わせ、そのあわいに第三の共創アイデンティティを知覚させることで宇宙時代の新しい世界平和のかたちを提案した作品であるが、同時に、地球上での体験には重力による上下方向への強いバイアスがかかっていることから、その真価を発揮する場所として宇宙(純粋三次元空間)を目指すことになる。
現在、人類史上初となる「宇宙で体験するアート人工衛星 PION-パイオン-」を実際に作り上げることを目指し、その夢を共に描いていく仲間たち「PION UNITED」を世界中から集めるプロジェクトが進行中である。
Website:https://yasuonomura.com/
【SPACETAINMENT PTE.LTD.について】
SPACETAINMENTは、グローバルに展開する宇宙エンターテイメントファームです。
シンガポール、東京、ニューヨークの拠点にいるメンバーが、ワンチームとしてコラボレートし、「宇宙を人類の旅の行き先」にすることを目指し、全く新しい価値を創造していきます。
Website:https://spacetainment.com/
本件に関するお問い合わせ先:
SPACETAINMENT PTE.LTD. 山﨑
yasu@spacetainment.com
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