「日本の研究力向上」を目指し、産学官による研究基盤のプラットフォームを担う『研究基盤協議会』が新たに法人化。2024年1月に「研究基盤EXPO」を開催決定。
~我が国の研究を支える研究支援人材、研究設備・環境の維持向上のために産学官が続々集結~
◆世界の中における日本の研究力の低下が指摘される中、政府において日本の研究力を支える研究基盤の重要性の議論がなされています。本法人では研究基盤のプラットフォーム化を目指すことを目的とし、令和5年4月より産学官の会員募集を開始いたしました。
◆すでに民間企業(株式会社島津製作所、日本電子株式会社、株式会社日立ハイテク)が特別賛助会員として入会され、会員大学も続々と入会しています。(2023年10月現在、会員大学数 16校、会員数 169名、賛助会員企業数 3社)
◆会員大学:大阪大学、大阪公立大学、岡山大学、沖縄科学技術大学院大学、金沢大学、群馬大学、鳥取大学、東京医科歯科大学、東京工業大学、東北大学、長岡技術科学大学、名古屋工業大学、宮崎大学、山口大学、琉球大学、早稲田大学
◆2024年1月に「研究基盤EXPO2024」を文部科学省と共催で開催いたします。
(本協議会が主催した「研究基盤EXPO2023」における第2回研究基盤協議会シンポジウム)
◆法人の詳細:
◆本協議会が主催する「研究基盤EXPO2024」を、2024年1月に文部科学省と共催いたします。
https://www.jcore2023.jp/activities/expo/expo2024/
◆役員構成
代表理事・会長 | 江端 新吾 (東京工業大学) |
理事・副会長 | 江龍 修 (名古屋工業大学) |
理事・副会長 | 植草 茂樹 (公認会計士) |
理事・副会長 | 岡 征子 (北海道大学) |
理事・事務局長 | 桝 飛雄真 (千葉大学) |
理事・特別会長補佐 | 長谷川 浩 (金沢大学) |
理事・特別会長補佐 | 林 史夫 (群馬大学) |
理事 | 境 健太郎 (宮崎大学) |
理事 | 佐々木 隆太 (北海道大学) |
理事 | 森本 稔 (鳥取大学) |
理事 | 渡邉 政典 (山口大学) |
監事 | 佐栁 融 (東京農業大学) |
◆一般社団法人研究基盤協議会の目指すこと
【ミッション】
研究基盤に関する知見を我が国全体で蓄積・共用・展開することにより、自立したサステナブルな研究基盤システムの構築と発展に貢献する
【事業展望】
・グローバル(グローカル)に活躍できる「研究基盤を最大限生かせる人財」の育成と社会への輩出
・我が国の研究基盤に関するエビデンスを国と協力しながら 調査・研究し共有できるデータプラットフォームの構築
◆本法人設立に関する、江端代表(東京工業大学教授)からのメッセージ
大学等研究機関を取り巻く環境は大きく変わり、 我が国の研究力低下を抜本的に改善するために、研究環境の抜本的な改革を推進することが求められております。
研究基盤の司令塔となるコアファシリティの構築と技術専門人財の養成、そして研究基盤共用化を推進するための「チーム共用」体制の構築等は、一大学では到底クリアできない難題です。 このような時代の要請を受けて、2021年1月29日に設立した「研究基盤協議会」は、立ち上げから2年を経て「一般社団法人研究基盤協議会」として新たなステージに立つ決意をいたしました。本法人は、研究基盤に関する知見を我が国全体で蓄積・共有・展開するとともに、自立したサステナブルな研究基盤エコシステム構築への貢献していく所存です。 引き続き、政府とも密に連携をとり、研究環境改革に貢献すべく活動をして参ります。
今後の具体的な活動として、 「研究基盤を最大限生かせる人財」の育成、我が国の研究基盤に関するエビデンスの調査・研究し、共有できるデータプラットフォームの構築を目指しております。研究環境改革を推進する産官学の連携をさらに強化するためのハブとして機能し、オールジャパンの体制作りと世界や地域をつなぐ場としての機能を果たしてまいります。
2024年1月に、文部科学省と共催で「研究基盤EXPO」を開催することとなりました。是非、本協議会の活動に関心を持っていただき、多くの方にご参画をいただきたいと考えております。
◆特別賛助会員企業から本会に対する期待
<株式会社島津製作所>
代表取締役社長 山本 靖則 様からのメッセージ
この度は⼀般社団法⼈研究基盤協議会の設立、誠におめでとうございます。
一般社団法人研究基盤協議会は、全国規模でネットワークを構築し、研究設備・機器の戦略的エコシステムの形成と、高度技術専門人財の育成を目指して活動する団体で、我が国の研究基盤強化に取り組まれます。
当社は、本協議会によるアカデミアと行政および産業界の新たな連携が、我が国の研究力向上に資する共同研究の推進およびイノベーションの創出に繋がるものと確信し、特別賛助会員として、その活動を全力で支援させていただきます。
<日本電子株式会社>
代表取締役社長兼CEO 大井 泉 様からのメッセージ
この度の一般社団法人研究基盤協議会の設立、誠におめでとうございます。また、設立にご尽力された皆様に心からの敬意を表します。
自立したサステナブルな研究基盤エコシステムの構築へ向けて、本協議会により産・官・学が連携した専門人材育成の場やデータプラットフォームが形成され、世界を舞台に活躍できる研究者や技術者がより多く輩出されることを期待いたします。
<株式会社日立ハイテク>
常務執⾏役員 CDO アナリティカルソリューション事業統括本部 統括本部⻑ 髙木 由充 様からのメッセージ
この度は、『研究基盤協議会』の発足、誠におめでとうございます。
日本の研究を支える研究支援人材の育成・研究機器の共用化により、研究環境改革を推進する産官学の連携がさらに強化され、ハブとして機能することで、世界や地域をつなぐ場となることを期待しています。本協議会が「オールジャパンとしての研究力向上」に欠くことのできないプラットフォームとなることを祈念いたします。
<文部科学省からの本会に対する期待>
文部科学省 科学技術・学術政策局長 柿田 恭良 様からのメッセージ
一般社団法人研究基盤協議会の皆様には、我が国の研究を支える設備・機器の共用促進や関連人材の育成・強化等に関し、国の施策とも連動した重要な活動に取り組んでいただいておりますことに感謝申し上げます。産学官にわたる研究基盤がハード・ソフトの両面において今後一層連携し、そこから新たな価値が創出されるよう、協議会が大きなネットワークを形成し、コアとなって活動を推進していかれることを心より期待しております。
<法人概要>
会社名:一般社団法人研究基盤協議会
所在地:東京都目黒区目黒本町3-7-17グレイコート1階
代表者:代表 江端新吾(東京工業大学 教授)
設立: 2023年1月23日
URL: https://www.jcore2023.jp
問い合わせ先:contact@jcore2023.jp(広報担当:理事 植草)
<本法人が取り組む事項>
(1)会員相互の交流及び連携の促進
(2)研究設備・機器共用化を促進するための情報発信
(3)技術職員を対象とした研修
(4)研究設備・機器共有に関するコンサルティング
(5)受託調査及び研究
(6)研究環境整備に関する政策提言
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