【文字を書くことに関する調査】Z世代の半数近くが自分の字がキライ!?文字を書く頻度が低い人ほど、自分の文字が嫌いな傾向に。

一方で、受け取った人の9割は手書き文字によって印象は悪くならないことが明らかに!~個性的な自分の字も好きになれる!大好評企画「じぶんの字がキライな人のための文具店」今年も開店~

 株式会社パイロットコーポレーション(本社:東京都中央区京橋、代表取締役社長:伊藤 秀)は、Z世代の自分の文字の好き嫌いや手書き文字に対する印象を明らかにするため、「文字を書くことに関する調査」を実施しました。
 また当社は、自分の書く文字の癖や特徴を“個性”として捉え、自分らしい文字を肯定することで、書く楽しさを感じてもらうことを目的とした企画「じぶんの字がキライな人のための文具店」を2023年8月1日(火)より開始します。

※本調査結果や分析をご掲載の際は『パイロットコーポレーション調べ』と明記ください。
<調査結果サマリー>
【文字を書くことに関する調査】

① デジタルネイティブなZ世代、自分の字はスキ?キライ?
  半数近くが自分の字が嫌いと回答。
② 自分の字は汚いからキライ!
  嫌いな理由第1位は「字が汚い・癖があるから」(71.1%)。
③ 手書きをしないと自分の字がどんどんキライになっていく?
  文字を書くことが少ない人ほど、自分の字が嫌いな傾向があることが明らかに。  
④ 自分が気にしているほど、文字で人の印象は左右されない?!
  手書き文字で印象が悪くなったと回答した人はわずか5%。
⑤ デジタルの時代でも、やっぱり手書きのメリットはある!
  文字をあまり書かない人でも「記憶に残りやすい」
  「思考の整理がしやすい」といったメリットを感じている傾向に。
⑥ 手書きだからこそ伝わる気持ち!
  デジタルネイティブなZ世代でも、約8割の人が手書きのものを受け取ると嬉しいと回答。


【調査概要】
・調査方法:インターネット調査
・調査時期:2023年2月
・調査対象:Z世代(19~25歳の大学生・社会人)200名
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

 

  • ①デジタルネイティブなZ世代、自分の字はスキ?キライ?
     半数近くが自分の字が嫌いと回答。
 Z世代に「自分の字や手書きすることが好きか」と尋ねたところ、半数近く(45.0%、「嫌い(16.0%)」、「どちらかというと嫌い(29.0%)」)が自分の手書きの字を嫌っていることがわかりました。

 
  • ②自分の字は汚いからキライ!
     嫌いな理由第1位は「字が汚い・癖があるから」(71.1%)。

 自分の字が嫌いと回答した理由は、1位「字が汚い・癖があるから(71.1%)」、2位「理想通り書けないから(54.4%)」、3位「人に指摘されたことがあるから(12.2%)」という結果になりました。

 

  • ③手書きをしないと自分の字がどんどんキライになっていく?
     文字を書くことが少ない人ほど、自分の字が嫌いな傾向があることが明らかに。

 手書きする頻度と自分の字が好きかどうかの関係を調べたところ、「週に4~5回以上」手書きする人の約3割(34.5%)が自分の字を嫌いとする一方、「2週間に1回以下」しか手書きをしない人では約7割(67.5%)が自分の字を嫌っており、文字を手書きすることが少ない人ほど自分の字を嫌いになる傾向があると判明しました。

 

  • ④自分が気にしているほど、文字で人の印象は左右されない?!
     手書きの文字で相手の印象が悪くなったと回答した人はわずか5%。

 手書きの文字で書かれたものでのやり取りや受け取った側に、手書き文字を受け取った時の相手の印象の変化を質問したところ、約9割の人が相手の印象が悪くなったことはない(94.8%)と判明しました。むしろ、半数以上の人が「良い印象になった(50.9%)」と回答しており、手書き文字を受けとっても印象が悪くなることは少ないことが明らかになりました。

 

  • ⑤デジタルの時代でも、やっぱり手書きのメリットはある!
     文字をあまり書かない人でも、「記憶に残りやすい」
     「思考の整理がしやすい」といったメリットを感じているという傾向に。
  文字を手書きすることについて、文字をあまり手書きで書かない人(週3回未満の人)でも、「記憶に残りやすい(43.3%)」、「思考の整理がしやすい(36.6%)」「感情が伝わりやすい(20.7%)」といった、手書きで文字を書くことにメリットを感じていることが分かりました。

 
  • ⑥手書きだからこそ伝わる気持ち!
     デジタルネイティブなZ世代でも、約8割が手書きのものを受け取ると嬉しいと回答。
 文字をあまり手書きで書かない人に「手書きの文字で書かれたものを受け取った時、嬉しい気持ちになるか?※」と聞いたところ、約8割(76.7%)の人が嬉しい気持ちになると回答しました。
※手書きの文字で書かれたものを受け取ったことがないと回答した人は、受け取った場合、どんな気持ちになるか想像して回答。

 嬉しい気持ちになる理由としては、1位「感情が伝わってくるから(54.3%)」、2位「温かみを感じるから(47.3%)」、3位「時間と手間をかけて書いてくれたと思うから(46.0%)」という結果に。
デジタルネイティブなZ世代でも、手書きの文字から感じる相手の気持ちや温かさ、心遣いといったものを嬉しく感じるようです。

 

Z世代大学生・社会人の手書きの文字で書かれたものについてのコメント
● 仲の良い友人が卒業するときに手書きでメッセージをくれたこと。今どきLINEでもやり取りができるのに可愛い便箋に書いてくれたことが嬉しかったです。
● 20歳の誕生日がちょうどコロナ禍になりたてで友達に会えなかったが、仲のいい友達が手紙を送ってくれて嬉しかった。
● 記念日に恋人がちょっとした手紙を添えてくれているととても嬉しい気分になります。友達からもLINEだけでなく手書きのメッセージを貰うととても嬉しいです。
● 私が初めて1人で仕事を任せられた時、先輩から置き手紙があり、勇気づけられた記憶がある。最近はLINEなど便利な世の中だが、わざわざ手書きで残してくれたことが嬉しかった。

■大好評企画!「じぶんの字がキライな人のための文具店」が今年度も“開店“!
 今回の調査で、Z世代は半数近くが自身の字が嫌いな一方で、手書きの文字を受け取ることには好印象ということがわかりました。また、文字を書く機会が少ない人ほど自分の字が嫌いな傾向がありますが、嫌いな人でも約4割の人が手書きをすることにメリットを感じていました。
 

 このたび当社では、昨年度大好評を博した自分の字を“自分らしさ”として捉えなおすコンテンツ企画『じぶんの字がキライな人のための文具店』を2023年8月1日(火)より始動します。
 自分の書く文字の癖や特徴を“個性”として捉え、自分らしい文字を肯定することで、書く楽しさを感じてもらうことを目的とした企画です。
 本企画は、当社が独自開発した、細書きながらも濃くなめらかに筆記が出来るペン先「シナジーチップ」を採用した“鮮やかな発色とにじまずくっきりとした筆跡の水性顔料ゲルインキボールペン「ジュースアップ」”と、“摩擦熱で筆跡を消去できる筆記具「フリクションポイントノック04」”の2アイテムで実施します。

【対象商品】


<シナジーチップとは>

「シナジーチップ」は、細書きのボールペンに適したステンレスパイプの先端にくぼみをつけてボールを点で支える構造の「パイプチップ」と、一般的なボールペンに使われる円錐形で安定して書きやすい「コーンチップ」のそれぞれの特長を活かした、構造・形状のペン先です。細書きに最適な細いパイプ形状のペン先でありながら、パイプの後ろ部分を太くすることでペン先の強度が高くなり、また、インキの通り道が広がることでインキのペン先への供給がスムーズになり、なめらかな筆記ができます。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://www.pilot.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区京橋2-6-21
電話番号
03-3538-3700
代表者名
伊藤 秀
上場
東証プライム
資本金
23億4000万円
設立
1918年01月