「曹洞宗大本山總持寺 太祖 瑩山禅師700回大遠忌」が、1年前にあたる4月1日(土)より始動!
令和6年4月”瑩山禅師の700回大遠忌法要”に向けた特別企画
※1:各宗派を開かれたお祖師さまや、大本山の発展に深く関わったお祖師さまの法要
「曹洞宗大本山總持寺 太祖 瑩山禅師700回大遠忌」特別企画について
鎌倉時代、戦乱・疫病・震災。困難な時代の中、身分や性別の区別なく多くの人々を救った瑩山禅師の教えは、現代を生きる私たちの心の杖として色褪せることなく大切に受け継がれてきました。この度、「曹洞宗大本山總持寺 太祖 瑩山禅師700回大遠忌」をきっかけとし、多くの方々に瑩山禅師が紡いできた“ことのは”に込められた思いや、教えを身近に感じていただけるよう、”相承~大いなる足音がきこえますか~”をテーマとした様々な取り組みを開始いたします。
◯2023年4月
∟「曹洞宗大本山總持寺 太祖 瑩山禅師700回大遠忌」のメインビジュアルを発表
∟總持寺の公式ホームページ、パンフレットを新しいメインビジュアルで一新、よりわかりやすく情報をお届け
∟總持寺の参道には700回大遠忌を記念して制作された100本ののぼりや、メインビジュアルの看板を設置
∟千畳の畳が敷き詰められた広大な本堂「大祖堂」の前に、700回大遠忌の為に特別に切り出された大木で高さ10mに及ぶ大角塔婆を建立
◯ 2023年5月以降
∟本取り組みのシンボル施策として、太祖 瑩山禅師の教えを体現する、体験型のイベントを順次開催予定
第一弾として、5月6日(土)には「總持寺 ひかりの誓願 〜夜空に願いを、灯りに未来を〜」を実施。
学びあり、笑いあり、感動ありの8時間でお送りする第一弾イベントでは、お寺・仏像研究家の芸人として活躍され「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターにも抜擢されるみほとけさんが、総合MCとなりステージを展開いたします。
∟總持寺の宝物「刺繍獅子吼文大法被(ししゅうししくもんおおはっぴ)」からインスパイアした、スペシャルデザインが施された「オリジナル御朱印帳」をイベント会期中のみ数量限定でお授けいたします
尚、コンテンツは情報が確定次第、公式Webサイト(https://www.sojiji.jp/)にて随時更新いたします。
是非、この機会に總持寺の新たな魅力を発見しにお越しくださいませ。
「曹洞宗大本山總持寺 太祖 瑩山禅師700回大遠忌」についてコメント
大本山總持寺では、来る令和6年瑩山禅師の700回大遠忌を迎えます。戦乱や疫病の蔓延、大震災など困難な時代に、「あらゆる人を救いたい」と願った瑩山禅師の誓願を、コロナ禍など多難な社会情勢に生きる現代の方々に届ける事が何よりの報恩であると信じております。来年の大法要に向けて、あらゆる人に私たちの根幹である坐禅や
お祖師様の教えに触れて頂くよう様々な行事を準備しております。是非ともこの佳辰※2にあたり、お参りくださいますようお願い申し上げます。總持寺の門はいつでも開いております。※2:よい日がら
大本山總持寺大遠忌局 局長 三村契一
5月6日(土)開催「總持寺 ひかりの誓願 〜夜空に願いを、灯りに未来を〜」について
学びあり、笑いあり、感動ありの8時間でお送りする第一弾イベントでは、お寺・仏像研究家の芸人として活躍され、「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターにも抜擢されるみほとけさんが、総合MCとなりステージを展開いたします。
なかでも見どころは、来場者一人ひとりの願いが込められたランタンを、心願成就のご祈祷とともに夜空に放つ幻想的なランタンリリース。また、瑩山禅師の“ことのは”を現代翻訳しながら教えを紐解くトークステージ、その他にも、地域密着型の催しとして、地元・鶴見で行列必至の人気グルメや、近隣の学生や地元で活動するダンスチームが出演するパフォーマンスステージからも目が離せません。
1.イベント名称
曹洞宗大本山總持寺 太祖 瑩山禅師700回大遠忌 特別企画「總持寺 ひかりの誓願 〜夜空に願いを、灯りに未来を〜」
2.開催日時:2023年5月6日(土) 12:00〜20:00
3.場所:總持寺 大駐車場(〒230-8686 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1)
4.イベント詳細及びチケット購入先:http://sojiji-lantern.peatix.com/
<当日のスケジュール(予定)>
12:00 イベントスタート / フードコーナー、御朱印帳ブース
13:00 ステージスタート
16:30 ランタン引換開始、ランタンエリアオープン
18:00 フードコーナー、御朱印帳ブース終了
19:00 ランタン引換終了
19:20 ランタンリリースステージ スタート
19:30 ご祈祷、ランタンリリース
20:00 イベント終了(予定)
<出演者>お寺・仏像研究家 みほとけさん
2015 年アイドルとしてデビューし、2016 年にはミス鎌倉を1年間務めた。
2018 年アイドル卒業後、仏像・お寺の面白さを発信するべく、自身を本名の「みほ」と「ほとけ」を掛け合わせ「みほとけ」と名乗り、ピン芸人として再デビュー。自称「お寺・仏像研究家」として年間100 以上のお寺を訪れており、拝観した仏像は2000体を超える。尊敬するものに近づきたいという気持ちから自身を愛する仏に扮して表現する「仏モノマネ」をSNS で公開するなど、活幅広く活動中。
< 「オリジナル御朱印帳」について >
「オリジナル御朱印帳」をイベント会期中のみ数量限定!總持寺の宝物「刺繍獅子吼文大法被(ししゅうししくもんおおはっぴ)」からインスパイアした、特別なデザインが施されています。
◯志納金:3,800円(税込)※御朱印を含む
◯販売予定箇所:ロータリー付近のテント ※本番当日のみ
瑩山禅師(けいざんぜんじ)の生い立ちについて
遡ること鎌倉時代後半、越前の国ー。
“ありとあらゆる人のためになる子がうまれますように”と、無心にお経を唱えつづけた女性に宿った命が、
曹洞宗大本山總持寺(そうとうしゅうだいほんざんそうじじ)を開いた、瑩山禅師と言われております。
瑩山さまは、3歳のころから土遊びでみごとな観音さまを作り、
五歳になるとお母さまが唱える観音経を諳んじるようになりました。
そして八歳になると、自ら出家を決意され、 道元さま亡きあとの永平寺の門をくぐられ
坐禅中心の修行生活に入られました。この後、蒙古襲来により国家存亡の危機に遭うこととなります。
国中が不安に揺らぐ時代、瑩山さまは十三歳で正式に僧侶になられ、
青年となった瑩山さまは諸国をめぐる雲水修行にでます。
そして多くの出会いや学び、厳しい修行を通して「観音さまのようにあらゆる人々を救い導こう」と広大な誓いを
持って生涯を貫く決意。長年をかけて、歴代のお祖師さまが連綿と受け継いできたお釈迦さまの教えを、
多くのお弟子さまへ情熱的に伝えていきました。
ある朝、瑩山さまは観音菩薩に導かれ、広大な寺院で多くの僧に迎えられる夢を見ました。
その後、実際にお寺を寄進され、夢は現実となります。それが「總持寺」なのです。
月日をかさね、總持寺は正法を伝える大伽藍として曹洞宗発展の中心的な役割を果たし、
鎌倉時代が終わりを迎えようとするころ、弟子の峨山さまに總持寺を託します。
ありとあらゆる人を仏法によって救おうと誓った瑩山さまの生き様は、
峨山さまとそのお弟子さま達に受け継がれ、
それから700年経った現在でも、人種や性別、年齢を問わず、 国境を越えて相承の輪は広がり続けいます。
そして、お釈迦様の教えを受け、行い、継いでいく「相承(そうじょう)」という言葉は、
瑩山禅師700回大遠忌のテーマにもなっています。
瑩山禅師が全国に広めた、宗派「曹洞宗(そうとうしゅう)」について
今から800年ほど前の鎌倉時代に「道元禅師(どうげんぜんじ)」が正伝の仏法を中国から日本に伝え、「瑩山禅師」が全国に広められ、「曹洞宗」の礎を築かれました。現在では、全国に約15,000の寺院と、1,200万人の檀信徒※3がいます。
坐禅の教えを拠りどころとするため、修行の根幹は坐禅の実践ですが、坐禅だけでなく、日常生活の一つひとつを、感謝と喜びの心で、瞬間瞬間をていねいに実践し続けることを修行と捉えています。
日々の生活を意識して行い、互いに生きる喜びを見いだしていくことが、曹洞宗の目指す生き方です。
※3:仏教に帰依し、お寺や教団を護る人々
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