【退職代行EXIT調査】Z世代の利用者の割合が約8割、メンタルヘルスの不調による退職が全体の約6割へ

Z世代の早期離職に関する利用者意識調査データ

EXIT株式会社

2023年5月6日 16時00分

業界大手の退職代行サービス「EXIT」を運営するEXIT株式会社（東京都渋谷区、代表取締役新野俊幸、岡崎雄一郎)は、最新の利用者属性を調査いたしました。

■調査サマリー

・30代以下の利用者は約8割、Z世代の利用が最も多い。特に20代の割合は年々上昇傾向にある。

・勤続年数が1年未満の利用者は約7割。勤続期間が3か月未満で退職する人は年々上昇傾向にある。

・メンタルヘルス（心）の不調を退職理由と選択した人は全体の約6割と半数以上に。

■退職率100%の退職代行サービス「EXIT（イグジット）」

・退職代行のご依頼はこちら：https://line.me/R/ti/p/%40bqq4673o

・退職代行EXIT サービスサイト：https://www.taishokudaikou.com/

退職代行「EXIT」が利用される背景

◆企業情報のオープン化により、自分が勤めている会社との比較が容易に。「転職したい」という思いが醸成される時代へ。

「5月病」という言葉があるように、5月上旬は心身にさまざまな不調を感じやすくなる傾向にあり、「退職を言いたくても、言いにくい」と悩む方が増加。退職代行サービス「EXIT」にも例年数多くの問い合わせが発生しています。

その背景には、SNSの発達や口コミサイトの充実化により、企業情報のオープン化が進み、自社と他社の比較が容易になったことにより、従業員が「自分の会社が他社と比べて劣っている部分」に気づくことが増えていると考えられます。

◆Z世代は特に自分に合う会社へ移行するスピードが早め。一方で会社文化は「長く務めることが美徳」であり、退職を言いにくい文化も。

利用者への調査によると、Z世代のメイン層である20代の利用割合が年々上昇傾向にあり、勤続年数が3か月未満の退職者も年々増加していることが明らかになりました。また、調査によると、全体の59％がメンタルヘルスの不調が理由で退職しています。当社の退職代行サービス「EXIT」利用者の20代の場合は、早いうちに他社と比較し、より自分に合う会社へ転職するケースが多く見られます。

当社は、これらの結果を「Z世代のコミュニケーション力だけの問題ではなく、新卒やZ世代を取り巻く従業員の意識や言動、会社の組織文化にも問題があるのではないか」と考えています。

調査の詳細

調査期間：2023年1月1日～3月31日

調査方法：利用時のアンケート調査

対象者：退職代行サービス「EXIT」利用者

アンケート回答数：500件　

退職代行「EXIT」利用者への調査結果

１．30代以下の利用者は約8割、Z世代の利用が最も多い。特に20代の割合は年々上昇傾向にある。

２．勤続年数が1年未満の利用者は約7割。勤続期間が3か月未満で退職する人は年々上昇傾向にある。

３．メンタルヘルス（心）の不調を退職理由と選択した人は全体の約6割と半数以上に。

■１．30代以下の利用者は約8割、若年層の利用が最も多い。特に20代の割合は年々上昇傾向にある。

年齢（2023年1月～3月利用者調査）

30代以下の利用者は75%、Z世代の利用が最も多い。特に20代の割合は年々上昇傾向にある。

（2021年は67.1％、2022年は69.5％、2023年は72.2％）

■２．勤続年数が1年未満の利用者は約7割。勤続期間が3か月未満で退職する人は年々上昇傾向にある。

勤続年数が1年未満の利用者は71.7%、3か月未満で退職している人は年々上昇傾向にあります。

（2021年は28％、2022年は36.5％、2023年は38.1％）

■３．メンタルヘルス（心）の不調を退職理由と選択した人は全体の約6割と半数以上に。

メンタルヘルス（2023年1月～3月利用者調査）

メンタルヘルス（心）の不調を退職理由と選択した人は全体の59％に及びます。

退職代行「EXIT」を利用したZ世代退職者の声

●理容師 Uさん（20代女性）

上司へ退職の申し出をしたところ、話を濁されたり店舗異動で解決しようと話を進めてきたのでなかなか話が進展せず。雇用形態をパートに変えたり、休職も経験しました。戻ることになると思うと体も心も動かなかったため退職することを決意。同じ職場の後輩が退職代行サービスを利用して辞めた話を思い出し、退職率100%のEXITを利用しました。

● IT関係/派遣社員 Kさん（20代、男性）

テレワークで働きながら、電話やSNS上で、顔や性格も知らないような方から毎日怒られていたので、怖さやストレスを感じることが多かったです。怒られることを考えると仕事も嫌になり、食事も喉を通らなかったので退職を決意しました。派遣社員だったので、所属している会社と出向している会社が別であることから、手続きの流れや退職できるのかという不安な気持ちはありました。しかし、会社の方と話すことなく、流れるように退職手続きが進んだのでとても安心しました。