「サトウキビ由来ポリコサノール」日本人の血圧・肝機能への働きを実証。副作用なしの成分として期待

医療業界での可能性を示す論文を日本で初公開〜長寿因子 HDL研究会〜

長寿因子 HDL研究会

健康寿命に深く影響する「善玉コレステロール(以下、HDL)」の重要性を社会へ啓蒙する「長寿因子 HDL研究会」は、5月23日に、健康な日本人を対象に、サトウキビ由来のキューバ産ポリコサノールが血圧・脂質・肝機能へ有益な影響があるという実証実験の結果を日本で初公開しました。この研究の結果は、韓国の脂質代謝・動脈硬化研究の第一人者 Cho Kyung-Hyun(チョ・キョンヒョン)博士により発表されたもので、論文は国際的な医学ジャーナルで受理されました。

日本人の健康被害に多く関わる血圧・脂質の特性・肝機能の改善対策には、一般的に医薬品が処方されますが、副作用を気にして避けたいと考える人も少なくありません。本発表は、特定のポリコサノールがHDLを増加・抗酸化機能を強化させ、多くの疾患のファクターに影響することと、副作用がないことの検証をしています。被験者が健康な日本人であり、ポリコサノールが国内で疾患予防や健康寿命の改善のため、幅広く活用される可能性を示します。

「長寿因子 HDL研究会」は、国内外に対して、人々の健康寿命を伸ばすための情報公開および啓蒙活動を展開していきます。

日本人の「血圧・脂質・肝機能への有益」。特定の天然由来ポリコサノールの実証結果を正式に公開


健康寿命の長さに深く影響する「善玉コレステロール(以下、HDL)」の重要性の啓蒙活動を行う「長寿の秘訣 HDL研究会」は、5月23日、健康な日本人を対象とした試験で、天然由来のキューバ産ポリコサノールが、血圧・脂質・肝機能への有益な影響があることの実証結果を公式サイトにて日本で初めて正式に公開しました。

●【日本語版】検証結果の要旨

https://note.com/hdl_research/n/n2c15f0faeb0e


●【英語版】「International journal of molecular medicine(Multidisciplinary Digital Publishing Institute)」での発表内容

https://www.mdpi.com/1422-0067/24/6/5185


実証実験結果は、韓国の脂質代謝・動脈硬化研究の第一人者 であり、韓国国立大学のCho Kyung-Hyun(チョ・キョンヒョン)博士により発表されたもので、発表論文は国際的な医学ジャーナル「International journal of molecular medicine(Multidisciplinary Digital Publishing Institute、スイス)」でも受理されました。


今回は、日本人を対象に、天然由来のポリコサノールが、HDLの抗酸化機能を強化し、HDLの数そのものを増加させること。それにより血圧・脂質・肝機能を改善するというHDLを通じ体内にどのような相互作用があるのか、一連の結果を全て検証・公開しています。


検証対象としたポリコサノールは、天然サトウキビから抽出されており、これまでの研究では、ポリコサノールの服用が血中総コレステロールやLDL(悪玉)コレステロールを低下させる、LDL(悪玉)コレステロール値とHDL(善玉)コレステロール値の比率を改善する効果が示されてきました。


日本人対象での検証結果:身体に負担なく、約3ヶ月で血圧、脂質プロファイル、肝機能、HDL機能に影響


今回発表した実証実験結果は、健康な日本人を対象に、ポリコサノールを摂取するグループと偽薬(placebo=有効成分が入っていないもの)を摂取するグループに分け、被験者の血圧、脂質、脂蛋白にどのような変化があるのかを3週間の実証実験期間をもうけて行われました。その結果、ポリコサノールは血圧、脂質プロファイル、肝機能を改善させ、継続的に服用しても身体に負担がないことが確認されました。


●対象:

健康な日本人72人


●実証実験の内容:

ポリコサノールを摂取する「グループA」と偽薬(placebo=有効成分が入っていないもの)を摂取する「グループB」に分け、被験者の血圧、脂質、脂蛋白にどのような変化があるのか比較


●期間:

3週間のポリコサノールおよび偽薬を摂取のうえで比較


●結果:

ポリコサノールの摂取により、下記の数値的な作用が認められた。

・血液や血管の状態に影響するHDLの量が増加

・HDLの品質(サイズ)が改善

・脂質異常症が改善

・高血圧が改善

・肝臓機能が改善

・血圧が低下


身体への負担なく、重要疾患にアプローチ。天然由来ポリコサノールの可能性


今回の実証実験の結果として重要なのは、ポリコサノールが、患者さんの心身への負担をなくしながら、血圧・脂質・肝機能へアプローチできる重要な可能性を示している点です。


日本人の健康被害に多く関わる血圧・脂質の特性・肝機能の改善・対策として、一般的に医療機関で医薬品が処方されます。医薬品は作用が検証されており、効果的な面もありますが、同時に多くの場合に副作用を伴います。副作用は眠気、吐き気から、苦痛を伴う症状まで幅広く、可能な限り医薬品を避けて食品や生活スタイルの改善で対処したいと考える患者さんも少なくありません。

▲「International  Journal of Molecular Sciences」ではグラフや画像を用いて詳細の説明がなされている


日本人の健康寿命改善に、身体に負担のない成分を生かしたい(Cho Kyung-Hyun博士)


今回の実証実験とその結果は、韓国の脂質代謝・動脈硬化研究の第一人者であり韓国国立大学のCho Kyung-Hyun博士による論文にて発表されました。この内容は、世界的にも権威ある医学ジャーナル「International  Journal of Molecular Sciences(IJMS)※1」でも、医学的に信頼できる結果であると認められ、受理されました。


●Cho Kyung-Hyun博士より

「ポリコサノールは、そのHDLに対する効果をはじめとする多面的な健康効果が期待されてきましたが、今回、それを本格的に実証することができました。特に身体に負担がないという点で、多くの方に安心して長期間の飲用にもお勧めできます。


今回、実証実験健の被験者として選んだ日本人にとっても、健康寿命を伸ばす、健康を維持する面で、大いに貢献できると考えています。」

1998年韓国国立大学から博士号を取得。韓国研究所の生物科学研究所、医療バイオテクノロジー局の教授として血清生物医学研究チームの責任者兼務。Raydel Research Instituteの設立者。


※1 International  Journal of Molecular Sciences(IJMS)

スイスを本拠地に置き、ジャーナル論文のオンライン雑誌として、世界最大級とされる科学雑誌の出版社Multidisciplinary Digital Publishing Instituteのオンライン科学誌。2000年に創刊。毎月刊行され、研究者を中心に閲覧されている。


人々の健康寿命に関わる「信頼ある」情報を提供し続ける


「長寿因子 HDL研究会」は、HDLやコレステロール、血圧の研究や医療に携わる第一人者たちが、HDLを通じて人々の健康寿命に貢献したいという思いをともにし、活動を行っています。


そのなかで発表される健康や医薬関係の情報は、他の情報にも増して、信頼できるかどうかが重要となります。今回の、天然由来ポリコサノールの摂取によるHDL、血圧・脂質・肝機能への作用の実証実験の結果も、第3者を含めて実証されている情報となります。


私たちは、今後も本当に信頼できる情報を選び、国内外に対して、人々の健康寿命を伸ばすための情報発信・啓蒙活動を続けて参ります。


【長寿因子 HDL研究会】

長寿因子 HDL研究会は、多くの疾患の引き金とされる“血管系の疾患”に深く影響する「善玉コレステロール(以下、HDL)」の重要性を社会へ啓蒙する研究会です。「HDLの正しい知識を広め、人々の健康寿命に役立てる」ことを目指し、シンポジウム開催、特設サイトの運営、論文・コラム・研究レポートの発表やSNSでの情報発信などを多角的に展開しています。


商号  : 長寿因子 HDL研究会

代表  :上原吉就(うえはら・よしなり)博士/医師

設立  : 2023年5月

事業内容: 

「HDLの正しい知識を広め、人々の健康寿命に役立てる」ことを目的としたシンポジウム開催、特設サイトの運営、論文・コラム・研究レポートの発表やSNSでの情報発信など

URL  :https://hdl-research.jp/

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

長寿因子 HDL研究会

0フォロワー

RSS
URL
https://hdl-research.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝5-16-7 芝ビル5階B号室
電話番号
03-6431-0457
代表者名
上原 吉就
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年05月