プレミアムなスコットランド産サバ
イオンで今年もキャンペーン
ようやくコロナ禍が収束に向かってきたこのタイミングでスコットランド国際開発庁(SDI)は、水産売場でマネキンを活用したプロモーションを行い、必要な分だけ店舗で印刷できるようフライパンを使った塩サバの焼き方レシピの販促物を用意するなどして、スコットランド産のサバをアピールする。
スコットランド産のサバを扱うことについてイオンリテールでは「よりよい品質のサバを調達し、お客さまに提供したい」と話しており、霜降り状に脂ののったシーズンのおいしいサバが調達できることがスコットランド産の利点ととらえている。昨年に続き行われた同キャンペーンでは「スコットランド産の脂がのったおいしいサバをお客さまに認知していただき、リピートにつながることを期待している」とした。
スコットランドのサバの漁期は9月から1月ごろまで。北大西洋西部と北海の2カ所が主漁場で、9月に北大西洋西部からスコットランド海域に入り、西に移動しながら3月にビスケー湾に到達するまでサバは南下していく。9月から1月にかけて北大西洋西部で獲れるサバは身質もよく、脂乗りも良質な状態だという。トロール船とまき網船で獲る漁法があるが、近年では身質に差異が出ることもなくなっているようだ。
スコットランド産サバの生産者は「今シーズンもスコットランドは尊厳と環境への配慮を持って行動し、品質、評判の点で今年はさらに大きなアドバンテージを持っている」と述べており、SDIの吉田圭吾上席商務官(食品・飲料担当)は「消費者に受け入れられるには品質がよいことが大事。スコットランド産サバは上質な脂がのった適切な時期に漁獲されており、日本人の好みに合った霜降りの素晴らしい製品になっている」と話している。
事実、昨年22年度、スコットランド産サバの日本への輸出量は約4700トンとコロナ以前比で数倍以上、過去10年で突出しており、今年23年度はさらに記録を更新することが見込まれている。
SDIのアジア太平洋地域投資担当副責任者ステファン・ベングソン氏は「スコットランド産サバが広く流通することでスコットランドシーフードの認知拡大、そしてスコットランドへの関心が高まることを期待している」とスコットランドの日本への積極的なPRは続きそうだ。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像