信越理研株式会社において、ローコード開発ツール「TALON（タロン）」を活用し、わずか３名の社員のみで基幹システム開発を実施、業務効率化と顧客信頼性向上が実現しました。

少人数の自社メンバーのみで生産管理・販売管理システムの開発・運用を実現。最短5分でシステム開発を実現するローコード開発ツール「TALON」の強みを活かす。

株式会社HOIPOI

2023年6月9日 09時34分

ローコード開発ツール「TALON（タロン）」の開発・販売を手掛ける株式会社HOIPOI（本社：神奈川県横浜市　代表取締役：古関雄介）は、めっき加工部品等を製造・販売する信越理研株式会社（本社：長野県長野市　代表取締役社長：服部俊直）が導入したローコード開発ツール「TALON（タロン）」の導入事例インタビューを2023年6月８日（金）に公開いたしました。

「TALON（タロン）」は、現在２５０社以上で利用されている、業務システム開発に特化したローコード開発ツールです。今回、信越理研はTALONを導入し、自社で基幹システムを開発。その結果、生産管理業務の効率化と顧客信頼性向上を実現しました。TALONの活用により、受注、在庫、売上の状況、製造情報の進捗状況、品質情報のロットトレースをタイムリーに把握することが可能になり、一元化された情報から洞察を得ることが容易になりました。利用企業の３名のみで基幹システムを開発し、活用しているという例はTALONによる開発事例の中で初となります。

・TALON導入事例公開ページ
https://talon.jp/about/casestudy/casestudy008-shinetsuriken/

[導入事例]信越理研株式会社

導入効果について、信越理研　システム開発チームのリーダである小嶋様から以下コメントをいただきました。

『当社の強みは自社開発の能力とTALONの活用にあります。これにより、新たな要望が出てきたときでも即座に対応可能で、不具合も少なく、迅速に新しい機能を実装・提供できます。その結果、効率化だけでなく、顧客への迅速な対応も可能となりました。』

『TALONの導入は予想外の効果をもたらしました。昨年、当社はお客様向けのトラブルを経験しました。見た目が同じ製品を間違えて出荷した際に、この問題を解決するため、製品梱包時にバーコードを使用して、正しい製品が梱包されたかどうかをシステムで確認する仕組みを、TALONを用いてわずか1か月で構築しました。この結果、顧客との信頼関係がさらに強固になりました。』

『TALONは、システムが必要だがパッケージの適用が難しい企業に理想的です。企業ごとに求める仕組みはそれぞれあり、企業の強みを活かし、差別化を図るためには自社でシステムを作成し、メンテナンスすることが重要です。TALONはそのような要求に対応できる、自由度の高いソフトウェアです。』

『当社は現在、社内のさまざまな業務でTALONの活用を広めており、めっき加工結果の分析チームの業務もTALONを用いて一元化すべく、さらなる業務効率化を目指しています。また、来年の新工場の建設に向けてもTALONの活用を計画しています。』

『さらに、自社内で培ったシステム開発のノウハウを活かし、新たなビジネスとしてTALONを用いた受託開発を始めました。今後はこの度の社内向けシステム開発のノウハウを生かして、社外に向けたシステムやサービスの販売に向けて進めています。』

『当社がTALONを導入して得られた効果は、そのパワフルな機能と柔軟性により業務効率化を図り、顧客との信頼関係を向上させた点にあります。これらの成功は、他の企業にとってもTALONの可能性を示しています。我々はその可能性を最大限に活用し、更なる成功を目指す企業をサポートします。』

【開発した基幹システムの業務画面イメージ図（タブレットでの作業情報確認）】