ワインの消費でモルドバ共和国への寄付活動~ウクライナ避難民を受け入れている国へ~

ワインが誰かの笑顔をつくる。購入金額で寄付活動に参加しませんか?

モルドバ共和国からワインを輸入している株式会社ファーストインターナショナル(本社:青森県八戸市)は、2022年2月24日から始まったウクライナ侵攻による難民を受け入れ、救済に尽力しているモルドバ共和国への寄付活動を開始いたします。Amazonでの7月1日から12月31日までのモルドバワインの売上5%を2024年1月にモルドバ駐日大使館へ寄付いたします。
販売先URL: https://onl.sc/QPgtzqd

2022年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻が始まりました。1年以上の月日が経ち、ウクライナの死傷者は13万人以上に上っています。現在もダムの決壊など侵攻が続いており、深刻な事態が続いています。


一方で近隣国に渡るウクライナの難民数も増えており、ウクライナの南西部に隣接しているモルドバは侵攻が始まってからこれまでで、累計85万以上の難民を受け入れています。


  • モルドバ共和国、そしてモルドバワインとは

モルドバは東ヨーロッパの内陸国で西はルーマニア、北、東、南はウクライナと隣接した、面積約34,000㎢(北海道の半分以下)の小さな国です。モルドバには四季があり、春夏秋冬それぞれに季節の特徴を感じられます。肥沃な土壌を持ち、1日の気温差が大きい大陸性気候で、ぶどうの栽培条件として優れた地域です。そして国土の大半がなだらかな丘陵地帯であり、川と湖、そして森と自然に恵まれた国です。

モルドバワインは古くから造られており、諸説ありますが、5000年前の古代より多くの人々に愛されてきました。世界最古とも言われている歴史を誇るワイン造りは現在も続いており、国の主要産業となっています。モルドバはフランスのブルゴーニュ地方とほぼ同緯度に位置しており、ぶどう栽培に適した環境であると言われています。日本ではワインと言えばフランスやイタリアというイメージがありますが、ヨーロッパではワインの名産地として有名な国です。


土着品種としてFeteasca Neagra(フェテアスカ・ネアグラ)やFeteasca Regala(フェテアスカ・レガーラ)がよく知られていますが、基本的に飲みやすいタイプのワインが多いです。白ワインはフルーティーでほどよい酸味があり、赤ワインはタンニンがなめらかで軽やかな味わいのものがあります。長期熟成に適したフルボディタイプの赤ワインもあり、数年寝かせることで重厚な味わいを楽しむことができます。


モルドバワインには「Wine of Moldova - a Legend Alive」という白いコウノトリとぶどうをモチーフにしたシンボルマークがあります。これは食料と水が尽きて力と希望を失っていた兵士たちの前に、ぶどうをくわえた白いコウノトリが現れ、ぶどうで兵士が助かったという伝説からきたものです。この出来事により、モルドバ人にとってコウノトリはモルドバの平和と解放の象徴とされています。

このシンボルマークを付けることは義務化されていませんが、現在も多くのモルドバワインのエチケットや裏のラベルにモチーフとしてこのシンボルマークが付いています。



  • 株式会社ファーストインターナショナル × モルドバワイン

ファーストインターナショナルは2013年にギリシャからワインの輸入を始めました。ギリシャからはスティルワインを輸入しており、ワインのバリエーションを増やすためにも、日本未輸入のスパークリングワインを探し始めました。モルドバ駐日大使館が開設された際にモルドバを訪問していた外務省の方からのご紹介で、私たちはワインの産地であるモルドバを知る機会ができました。

   2021年12月モルドバ駐日大使館訪問時、ドゥミトル・ソコラン大使、吉田悦子ゼネラルマネージャー



モルドバ国内の様々なワイナリーに連絡した中で、直ぐに返事があったのが現在輸入しているMaurt社(マウルト)です。その後、Maurt社のスパークリングワインの中から12種類のスパークリングワインを空輸でサンプルとして送って貰いました。その12種類のスパークリングワインを八戸市内のソムリエに集まってもらい一緒にテイスティングし、美味しいと絶賛されたスパークリングワインを輸入することを決めました。これがファーストインターナショナルとモルドバとの関係の始まりです。

2020年9月には八戸市内のホテルにてモルドバ産スパークリングワインのお披露目会を開催いたしました。多くの市民の方に参加していただきました。このお披露目会は成功に終わり、参加された市民の方々にもモルドバワインは大好評でした。


Maurt社は1996年に設立された比較的新しいワイナリーですが、数多くの賞を受賞しており、これからを期待できるワイナリーです。現在Maurt社から新たに赤ワインの輸入を検討しており、これからもMaurt社そして、モルドバとの繋がりを継続していきたいと考えています。


今後も「隠れたワインの良さを知ってもらいたい」をモットーに、モルドバワインの宣伝活動を行っていきます。


  • ファーストインターナショナルが行うモルドバ共和国への寄付活動

モルドバからワインの輸入を始めた1年半後、モルドバの隣国であるウクライナ侵攻が始まりました。それまではウクライナのオデッサ港を使用していたため、この侵攻の影響を受けるかたちとなりました。モルドバはヨーロッパの中でも経済的に決して豊かとは言えない国ではありますが、ウクライナの難民を数多く受入れ、出来る限りの援助を今も続けています。


ウクライナ侵攻開始後の2022年6月、ファーストインターナショナルでモルドバを支援したいという思いから、一度目となるモルドバ駐日大使館への寄付を行いました。

また2022年7月には、二度目となる寄付を行いました。二度目は更なる支援はできないかという考えから、地元企業と共にモルドバワインを使用した企画を八戸パークホテルで開催いたしました。イベントにモルドバ駐日大使館のドゥミトル・ソコラン大使をお迎えすることで、モルドバのことを参加者の方々により知ってもらう場を設けることができました。当日イベント会場にてモルドバへの寄付を募り、集まった募金をモルドバ駐日大使館へ寄付いたしました。


今回は三度目となる寄付活動です。

弊社のモルドバワインを購入している方の中にも、モルドバを支援したいという思いから購入を決めてくださる方々がいます。このように思っている方々のため、そして県内だけではなく全国の方々にモルドバワインとこの活動を知ってもらい支援に繋げることはできないかという思いがありました。

今回Amazonのモルドバワインの売上を5%寄付すると決めたのも、全国の方々が一番アクセスしやすいプラットフォームであると考えたからです。

是非この活動にご参加いただき、寄付とともに私たちの気持ちをモルドバに届けられればと思います。


現地の方々が一日でも早く笑顔を取り戻せることを心から願い、ファーストインターナショナルではこれからも微力ながらモルドバを応援させていただきます。

私たちの活動を通してモルドバや、モルドバワインのことをたくさんの方々に知っていただきたいです。


対象商品は下記サイトをご覧ください。

https://x.gd/ZtSvo



  • モルドバ駐日大使館よりメッセージ

"From the first day of the war, Moldovans opened their hearts and homes to offer shelter to Ukrainian women, children and elderly people who were fleeing their homes from the bombs. During these more than 15 months of war, more than 850 thousand Ukrainians found refuge in Moldova - the figure represents about 30% of the population of our country. More than 100 thousand refugees, including about 50 thousand of them children, remain in Moldova. More than 2/3 of the refugees were hosted by Moldovans in their homes. We appreciate, in this context, the generous help offered by the Japanese government for the management of the refugee crisis in Moldova. It is to be noted the generosity of the Japanese, who collected private donations worth more than 2 million dollars for the Ukrainians who found shelter in our country.
In this respect, we would like to express our deep gratitude also to all the volunteers that helped to inform the Japanese people about the situation with the Ukrainian refugees in Moldova. We would like to thank the friends from First International for have being extremely active and helpful in mobilizing the support from the Japanese people. Thank you very much!”


"ウクライナ侵攻の初日から、モルドバの人々は心を開き、爆弾から逃げるように家を出た子供や高齢者のための避難場所を提供してきました。15か月以上にわたる侵攻の間に85万人以上のウクライナ人がモルドバに避難しました。この数字は我が国の人口の30%に相当します。現在でもモルドバには10万人以上の難民が避難しており、その内の約5万人は子供たちです。難民の3分の2以上はモルドバの人々の自宅で生活しています。モルドバの難民危機の管理において、日本政府からの寛大な支援に心から感謝しています。併せて、モルドバに避難したウクライナ人のために個人での寄付が200万ドル以上も集まっており、日本人の寛大さにとても感謝しています。

この点において、モルドバ国内におけるウクライナ難民の状況を日本の人々に伝えるために協力してくださった全てのボランティアにも、深い感謝の意を表します。そして今もなお、日本の人々にモルドバへの支援を積極的に呼びかけている株式会社ファーストインターナショナルの皆さんにも心から感謝いたします。

本当にありがとうございます!"



  • 株式会社ファーストインターナショナル概要

当社は1994年に八戸商工会議所青年部を中心に設立され、以来、地域密着型の貿易商社として歩んで参りました。輸出は冷凍水産物、生鮮りんご・長芋を中心に、輸入は建築用木材、玉葱、ワイン・オリーブオイルを中心に取引しています。また、そのネットワークを生かし様々な国内取引にも携わっています。青森県内だけでなく、現在は北海道から九州まで日本全国の企業様と御取引させていただいています。

公式ホームページ:https://www.firstintl.co.jp/

公式オンラインショップ:https://x.gd/tgjDN

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.firstintl.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
青森県八戸市廿三日町2番地 YSビル1階
電話番号
0178-71-2282
代表者名
吉田 誠夫
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1994年09月