S-Startups認定企業への特典提供期間、延長が決定!
渋谷区と民間企業等によるコンソーシアムShibuya Startup Deckが認定企業の声に対応
2022年12月に認定企業の募集が行われ、SSDによる厳正な審査を通過した「株式会社ファミワン」「株式会社シーテックヒロシマ」「ノバルス株式会社」「株式会社NERON」「株式会社JOYCLE」「株式会社SORA technology」の6社を初のS-Startups認定企業(以下、認定企業)として、2023年4月に本制度が開始されました。そしてこの度、本制度を活用する認定企業からの声を受けて検討を重ね、特典提供期間を半年から1年へと延長することが正式に決定いたしました。
特典には渋谷区をはじめとした自治体との実証実験機会の調整支援やSSD会員企業との連携機会の提供、海外スタートアップや支援機関とのネットワーキング・マッチング支援等が含まれます。また、期間の延長に伴い、労務・人事の専門家によるサポートやHPデザイン等の伴走型支援、PR相談等、追加特典の提供に向けた検討も進んでいます。
SSDは今後も、「スタートアップが恐れずに挑戦し続けることができる土壌を作る」というミッションに基づいた取り組みをより一層強化してまいります
■Shibuya Startup Supportに対する総合的な満足度を教えてください。
■他のスタートアップにS-Startups認定制度を勧めたいと思いますか。
出展:S-Startups認定企業向け四半期満足度調査アンケートより
渋谷区 グローバル拠点都市推進室長 田坂克郎氏コメント
渋谷区は、世界を代表するようなスタートアップ・エコシステムの構築を目指し、SSDの組成をはじめとしたスタートアップフレンドリーな環境整備、スタートアップビザの取得支援を中心とした海外起業家向けワンストップ窓口の運営、スタートアップが持つ技術やアイデアの実証・実装支援など、様々な取り組みを行っています。今回の認定期間延長を通じ、より一層、支援内容を充実・強化させ、認定企業の成長支援を加速させていきます。
◆S-Startups認定企業 各社コメント
株式会社ファミワン
子どもを願うすべての人によりそい幸せな人生を歩める社会をつくる
妊活・不妊治療を軸としたフェムテックやウェルビーイング領域のパーソナルサポートを、一般向けに加えて福利厚生としての企業向け、自治体への住民向けに提供しています。LINE等を活用したオンラインサポートだけでなく、自宅で使用できる簡易検査キットの提供、学術集会の運営や発表、東京大学との共同研究など、様々な取り組みをおこなっています。
代表取締役 石川勇介氏コメント
区の事業でありながら、いわゆる「行政特有の融通の効かなさ」がなく、色々と相談にのってもらえており、とても助かっています。使用できるコワーキングスペースには、普段から区の職員の方もいらっしゃっているので、気軽に話せて距離が近く感じています。実証実験機会など、引き続きよろしくお願いします!
株式会社シーテックヒロシマ
テクノロジーで世界中の人と海を繋ぎ持続可能な海洋産業を実現する
海の課題はとても多くそれぞれの課題に対して局所的且つ個人的な取り組みに止まっています。点在する解決策をデジタル技術を用いて面的に整備することを目指しています。
その中でも海に関わる産業の共通課題が「フジツボ」です。フジツボを切り口に海とデジタルを融合させて行くことで海の産業全体をアップデートし、持続可能な産業にするべく活動しています。誰もが憧れる「海」の実現に向け応援よろしくお願いいたします。
代表取締役 樗木勇人氏 共同代表 CEO 今井道夫 コメント
当社は広島で研究を行っておりますが、渋谷に拠点を持てたことで事業会社や行政の皆様との連携を取ることができ、他スタートアップをはじめとする企業様との協業につながりそうです。今後は渋谷区様からのご支援を受け、PoCを本格化し、事業を加速していきたいです。
ノバルス株式会社
あらゆる業種業態でのデジタルトランスフォーメーションを実現する
TVやエアコンなどの家電製品の使用情報から高齢者の生活リズムや安否確認を行う「みまもり電池サービス」の他、それらのデータを解析することで、フレイル・認知機能低下の早期検知を実現するサービス開発を進めています。
代表取締役 岡部顕宏氏コメント
引き続き、実証実験の推進に向けご支援いただけると幸いです。いつも有難うございます。
株式会社NERON
世界と宇宙で活きるメンタルヘルス・Well-Being腸内細菌製剤を実現する
腸内細菌-脳-腸相関分野の技術を用いて、Well-beingを実現している国の腸内細菌叢を解析してプロダクトに転写した世界初のインスタントメンタルベースアップカプセルの開発を行っています。日々を前向きに生きづらい現代人が多様性を重視して誰でも精神のしなやかさを持てる世界を創ります。
代表取締役 長﨑恭久氏コメント
S-Startupsは渋谷区としてスタートアップを支援していく取り組みの一つです。オフィスや会議室の提供の他、会員企業様や銀行様へのご紹介、海外スタートアップのCXOやVisaホルダーの方との交流が主な取り組みです。S-Startups認定後現在のチームメンバーも加入してくれたのでスタートアップとしてはほとんどない信用力が大きく上昇します。いつもありがとうございます。世界展開も一緒に行っていきましょう!
株式会社JOYCLE
ごみを資源に、アップサイクルを日常に
小型IOTアップサイクルプラントで企業や病院の産業廃棄物処理コストカットに貢献するとともに、データを活用してカーボンクレジット申請やプラントの最適な稼働管理を行うサービスを提供します。
代表取締役 小柳裕太郎氏コメント
S-Startupのコミュニティのおかげで当社の大事なメンバーを獲得することもでき、今後我々の事業に欠かせない自治体の方とのコミュニケーションも取らせて頂けて、大変貴重な場と機会を頂いています。渋谷区から「資源と喜びが循環する社会を創造する」を実現できるように全力を尽くして参ります。引き続きよろしくお願い致します。
株式会社SORA technology
宙(SORA)から人の生き方に変革を
ドローンを中心とするエアモビリティを駆使し、マラリアなどの感染症やラストワンマイル配送といったグローバルヘルスを中心とした喫緊の社会課題の解決に貢献することで、宙(SORA)から「災害・疫病に負けない持続可能な社会」を実現します。
代表取締役 金子洋介氏コメント
渋谷オフィスを開業、海外事業メンバーのハブとして多国籍メンバーの採用・活動拠点として活用させて頂いております。渋谷という多様性に富んだ街を拠点に更なるグローバル展開を目指して参ります。
いつもご支援頂きましてありがとうございます。
◆S-Startupsとは
本認定制度は、Shibuya Startup Deckを通じて渋谷(Shibuya)から多様的(Scramble)な環境の中でも流れる川(Stream)のように、スタートアップが恐れずに挑戦し続けることができる土壌を作る、というミッションのもと、渋谷から世界に成長するスタートアップを認定・支援する制度です。本制度を通じて、挑戦し続けるスタートアップ企業に対し支援するだけでなく、世界に新しい価値を提供するスタートアップ企業のプレゼンス向上と成長を目指します。
◆Shibuya Startup Deck(SSD)とは
渋谷区と民間企業等によるコンソーシアム Shibuya Startup Deckは、産官連携でスタートアップの育成を支援するチームです。スケートボードのデッキ(板)に由来するこの名前には、ストリートカルチャーの聖地である渋谷にちなみ、スケートボードのように何度も転びながらも、最終的に高くジャンプできるスタートアップをたくさん輩出する場になるようにとの意味が込められています。
実績のある企業の数々がSSD会員として参加し、具体的な「場」の提供やプロジェクトなどを通じてスタートアップの成長を手助けします。
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