OBD検査用スキャンツールとして「G-SCAN Z」が型式認定されました

一般社団法人日本自動車機械工具協会 型式試験番号取得 検査用スキャンツール(型式試験番号:JASEA-KSー2)

INS

株式会社インターサポート(本社:大阪市中央区、代表:高松晃貴)は、2023年6月12日、弊社のスキャンツール「G-SCAN Z」が一般社団法人 日本自動車機械工具協会(JASEA)より、2024年10月開始予定のOBD検査に必要な検査用スキャンツールのひとつとして型式認定された事をお知らせします。
日々、進化を続ける自動車に対応するOBD検査において、認定されたスキャンツールは必須条件になります。

・製品サイト
https://g-scan.jp/z-getobd-newspr-product
・カタログダウンロード
https://g-scan.jp/z-getobd-newspr-dlpage
・お問い合わせ
https://g-scan.jp/z-getobd-newspr-contact

  • これからの常識、OBD検査とは


2024年10月開始予定のOBD検査の背景には自動車の進化があります。今では当たり前となる衝突被害軽減ブレーキやレーンキープアシストといった運転支援技術、先進安全技術ですが、一昔前では高級車の装備でした。

それが近年では一般的な自動車にも採用され、より身近なものとなり整備も高度化するに至ったのです。


この検査は自動車に搭載される車載式故障診断装置(OBD)の自己診断機能を利用した新しい検査で、OBD検査の結果、当該装置に不具合があると判定した場合は自動車のコンピュータ(ECU)に故障コード(DTC)が記録されます。


OBD検査では保安基準となるDTCを「特定DTC」としてあらかじめサーバーに蓄積し、自動車からDTCをスキャンツールを通して読み取り特定DTCに適合するかの確認を行います。今後、車検と共に行われるOBD検査には「検査用スキャンツール」を使う事が必須となるのです。


※専用ドライバーは弊社製品ウェブサイト(g-scan.jp)からJ2534 ドライバーをダウンロードしてください。


  • 対応はお済みですか?


OBD検査の内容として、

1:国産車は2021年10月1日以降、輸入車では2022年10月1日以降の新型車(フルモデルチェンジ車)が対象

2:検査は「検査用スキャンツール」で実施

3:「特定DTC照会アプリ」をインストールしたWindows OS搭載機器が必要

4:作業中は常時インターネット接続された3との連携が必須

となり、今後これらに対応する環境整備が不可欠となります。


そうした中、「G-SCAN Z」と共に「特定DTC照会アプリ」をインストールしたWindows OS 搭載機器とWi-Fi環境を用意すれば、OBD検査に対応する環境が整います。


運用開始が2024年10月という事で「まだ一年以上ある」と思われる方もいらっしゃると思いますが、その準備は日々着々と進みOBD検査システムの登録は2023年5月より開始され、プレ運用は国産・輸入車共に10月、そして

2024年10月から国産車のOBD検査が、2025年10月からは輸入車の本格運用がはじまります。


こうして振り返ると「もう一年と少し」という捉え方が正しい状況であり、指定工場や認証工場がこの期間にどこまで環境整備できるかが、今後の円滑な整備業務につながる鍵となります。


※出展:自動車技術総合機構OBD検査ポータル 

https://www.obd.naltec.go.jp/wp-content/uploads/2023/04/%E6%95%B4%E5%82%99%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E8%80%85%E5%90%91%E3%81%91%E7%A0%94%E4%BF%AE%E8%B3%87%E6%96%99%EF%BC%881.OBD%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81%EF%BC%89.pdf

  • G-SCANについて


インターサポートの外部故障診断機「G-SCAN」は、現場や整備士が必要とするもの、求めるものに応えます。

例えば収録される車両データ。輸入車では2023年4月のアップデートでポルシェを含む11メーカーが追加され計33メーカーとなり、6月にはメルセデスベンツのデイライトに関するカスタマイズコーディングを追加、EVに関してはすでに話題のBYDを含む13メーカーに対応しています。


さらに最近ニュースでも話題となる不正整備に関しても、診断レポート機能により故障や整備に関する説明が行え安心も伝えることができます。


これらの高いレベルの性能は大きな信頼となり、現在は警察を含む官公庁や物流会社で「G-SCAN」が導入されています。


そして今回型式認定を受けた「OBD検査対応スキャンツール G-SCAN Z」。

「G-SCAN」の性能を受け継ぎながらもスマートフォンのような操作感があります。また最近多い外国人整備士も使いやすくなる英語切り替え機能があります。さらに作業車両と有線接続するため、これまでのスキャンツールと同様の作業ができ機器の充電も可能となることから、より現場に近い整備士に寄り添った機器だといえます。


・カタログダウンロード

https://g-scan.jp/z-getobd-newspr-dlpage

・お問い合わせ

https://g-scan.jp/z-getobd-newspr-contact


  • 「G-SCAN Z Tab」「G-SCAN Z Tab OBDモデル」も認定に向けて準備中


「G-SCAN Z」の他にも「Z Tab」「Z Tab OBD」といった機器があり「Zシリーズ」を形成しています。「Z Tab」「Z Tab OBD」ともWindowsOS搭載機器なので別途搭載機器を用意する必要もなく、「Z Tab OBD」に関しては常時インターネット接続されているためWi-Fi工事も不要、単体でOBD検査に対応が可能となります。現在「 Z Tab」「 Z Tab OBD」、そして「G-scan3」も認定に向けて準備を進めています。


  • アフターサポートへの考え


インターサポートは「自動車は整備あってのもの」として「確実な整備がどれだけ大切か?」「本当の安全・安心とは何か?」を深く考え、スキャンツールがより活用される環境づくりはもちろん、業界や車社会そのものにも目を向け「整備用スキャンツール・検査用スキャンツール 兼用機G-SCAN Z」を軸に整備業界と自動車社会を多角的にサポートします。


それは「5つのG」。「G-SCAN」に加えてスキャンツールや整備に関する疑問に対応する「整備サポートセンター=G-SUPPORT」、自社のスキャンツールのプロが座学と実技を通して整備に関するノウハウを実践的に伝える「技術研修会=G-TRAINING」、車両・運行管理をする「コネクテットカーサービス=G-CONNECT※開発中」、整備工場の採用問題と向き合う「G-WORK※準備中」などで、この「5つのG」で、より健全な整備業界と豊かで安全な自動車社会を実現させます。


また広い視野でのサポートだけでなく、実際に作業をする整備士個々のサポートにも力を入れています。手に持って作業する機会が多いものなので「G-SCANセーフティケア」という充実の保証制度をオプションとして用意。これは火災や水没といった天災はもちろん、盗難、落下といった人災時にも全額補償されるもので競合他社にはない強みであり、整備士が安心して存分に「G-SCAN」を活用いただける環境を導きます。


  • 展示会に出展します


インターサポートは下記の展示会に出展します。


【展示会名】

第37回オートサービスショー2023 3ホール(ブースNO/322)

https://www.jasea.org/autoservice/


【会場】

東京ビッグサイト[東京国際展示場]東1・2・3ホール及び屋外

東京都江東区有明 3-11-1


【展示内容】

・OBD検査 検査用スキャンツール G-SCAN Z(整備用スキャンツール 検査用スキャンツール 兼用機)

・整備用スキャンツール  Z Tab、Z Tab OBD

・オシロスコープ自動車診断機 Pico Scope 4チャンネル 4425A

・G-CONNECT(参考出品) など


【会期】

2023年6月15日(木)~2023年6月17日(土)


  • 会社概要


・名称:株式会社インターサポート

・設立:1992年11月30日

・代表取締役CEO:高松 晃貴

・本社所在地:〒541-0042 大阪市中央区今橋1-6-2 INSビル

・企業サイト:https://www.inter-support.co.jp/

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会社概要

株式会社インターサポート

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URL
https://www.inter-support.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
大阪市中央区今橋1-6-2 INSビル
電話番号
06-6121-6238
代表者名
高松晃貴
上場
未上場
資本金
2050万円
設立
1992年11月