透析患者コミュニケーションを円滑化する「AI透析ステーション」実証実験開始
ChatGPTを含む最新のAIテクノロジーの活用により「患者満足度」と「医療の質」の向上をめざす
■AI透析ステーションとは
透析患者ならびにご家族の透析に関する疑問点や愁訴を画面に語り掛けることで、AIが回答を生成し即座にバーチャル医療スタッフが音声&文字により回答をフィードバックするwebアプリです。
※特許出願中
■AI透析ステーションが目指す課題解決
・透析患者ならびに患者ご家族の困りごとを同期、非同期コミュニケーションで解消する
・透析患者のヘルスリテラシーを高める
・医療スタッフの患者コミュニケーション効率を高める
【スマホ・タブレット版 イメージ】
【PC版 イメージ】
■総監修
永野 正史
練馬桜台クリニック 院長
(日本透析医学会認定専門医・指導医、日本腎臓学会認定専門医、日本内科学会内科認定医・総合内科専門医)
【医師コメント】
このシステムは透析療法に関する質問に対し、詳細で体系的な情報を提供します。
「AI透析ステーション」が皆様の日々の療養をサポートし、透析治療についての理解を深める一助となることを期待しております。
■アドバイザー
土谷 健
東京女子医科大学血液浄化療法科 特任教授
(日本透析医学会認定専門医・指導医、日本腎臓学会認定専門医・指導医、日本内科学会内科認定医・総合内科専門医)
【医師コメント】
患者コミュニケーションの円滑化は「最善の治療」を実現するために重要な要因です。
「AI透析ステーション」が透析患者さんと医療スタッフの信頼関係を構築するサポートシステムとなることを期待します。
■開院20年透析クリニックの経験豊富な院内医療スタッフによる運用検証
テクノロジーの進化を医療に取り入れることは大切なことですが、ソリューションの仕組みが優れていても、医療現場で課題を解決する運用ができなければ意味がありません。特に信頼関係をベースとする患者コミュニケーションのような人対人の課題解決には、患者コミュニケーションの難所を知る経験豊富な医療スタッフ(医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師他)による運用方法(オペレーション)の確立が重要であると考え、院内にて検証を行います。
■今後の展開
練馬桜台クリニック以外の東京都内透析施設にて実証実験を随時開始し、より透析患者さんの満足度と医療の質向上に寄与できるソリューションを目指して開発を進めます。
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