【9月22日(金)京都市内】「SIB・PFS実践者による基礎・活用セミナー」を開催します
〜SIBの基礎から実践に向けた取り組み、活用可能性について深める〜
本セミナーでは、SIB・PFSの実践者より、基礎編としてSIB・PFSの基本情報、各地の事例や特徴をご紹介し、応用編として特徴的なSIB事例の1つである「岡山市SIB」の取り組みと民間資金調達に関するポイントをご紹介いたします。
SIBの基礎から実践に向けた取り組み、活用可能性について深めることができれば幸いです。
【セミナー開催内容】
開催名:「SIB・PFS実践者による基礎・活用セミナー 〜岡山市SIBから深める実践のポイント〜」
日 時:2023年9月22日(金) 14時00分〜16時00分(13時45分会場予定)
場 所:キャンパスプラザ京都(京都市大学のまち交流センター)2階第2会議室
参加費:無料 定員:先着20名
対 象:SIBに関心がある方、行政関係者、民間事業者、地域金融機関、大学関係者など
主 催:合同会社社会的投資支援機構
共 催:PS瀬戸内株式会社 / プラスソーシャルインベストメント株式会社
<当日のプログラム>
(1) SIB・PFSの概要、各地の主な事例・特徴に関して
経済産業省 近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 カーボンニュートラル推進室 藤田 力氏
(2) 【事例報告】「岡山市SIB おかやまケンコー大作戦プロジェクト」について
PS瀬戸内株式会社 代表取締役社長 石原 達也氏
(3) 民間資金調達に関するポイントについて
プラスソーシャルインベストメント株式会社 代表取締役社長 野池 雅人氏
(4) 質疑応答
→セミナー詳細・お申し込みページ https://www.psinvestment.co.jp/exp-project-seminar-2309/
→セミナーチラシ(PDF) https://www.psinvestment.co.jp/cms/wp_psi/wp-content/uploads/23sib_seminar_flyer.pdf
【拡大傾向のSIB・PFS】
現在、SIBは地方公共団体が抱える社会的課題を解決する官民連携手法として、全国で広がりを見せています。
日本において、SIB・PFSの開始後、市場規模は拡大傾向にあり、2021年10月時点の内閣府の調査ではSIB・PFSは全国で68団体によって76件以上の案件が実施されています。約7割の50件が医療・健康・介護分野です。
出典:内閣府『成果連動型民間委託契約方式(PFS)による事業について(2021年10月末時点調査)』
PFS(Pay For Success):国または地方公共団体等が民間事業者に委託や補助等を行う事業であり、解決すべき行政課題に対応した成果指標を設定し、支払額を当該成果指標の改善状況に連動させる取り組みです。
SIB(Social Impact Bond):PFSの一種で、民間事業者が資金提供者から調達した資金をもとに事業を行い、あらかじめ設定した成果指標を達成できれば、地方公共団体等から受けた支払いに応じて資金提供者へ償還等を行う取り組みです。
【SIB事例として取り上げる「岡山市SIB」】
岡山市SIBは、複数の地元企業(23社)を中心としたコンソーシアムが健康に関するサービスやプログラムを市民に提供し、BMIの改善、健康改善者の増加、医療費抑制効果につなげました。投資型クラウドファンディングでコンソーシアムの参加企業や趣旨に賛同した企業・個人により事業の実施に必要な資金を集め、複数年度の事業で成果目標に到達した希少な事例です。
【セミナー登壇者プロフィール】
PS瀬戸内株式会社 代表取締役社長 石原 達也 岡山県出身。学生時代にNPOを起業。2005年、NPO法人岡山NPOセンターに入職。現在、代表理事。NPOや社会事業の経営支援や各種政策支援等を行う。その他、NPO法人みんなの集落研究所の代表理事、公益財団法人みんなでつくる財団おかやまの理事など。地域における新しいお金の流れづくりでは、一般社団法人全国コミュニティ財団協会の常務理事として取り組みや知見の共有を行ってきた。2018年にPS瀬戸内株式会社を設立し、代表取締役社長(CEO)に就任。「岡山市SIB おかやまケンコー大作戦プロジェクト」の中間支援組織として企業と企業、市民と企業を繋ぐ役割を果たす。 経済産業省 近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 カーボンニュートラル推進室 藤田 力 大阪府出身。2006年、経済産業省近畿経済産業局に入局。外務省大臣官房日本APEC準備事務局及び経済産業省通商政策局出向を経て、近畿経済産業局にて主に中小企業支援の企画立案業務に従事。2016年に京都大学公共政策大学院に入学し、社会人学生としてPFS/SIBに関する研究活動等に注力。2020年から出向した堺市役所では、PFSを活用した新事業の企画提案を行い、2021年『はじめて取り組む自治体職員のための-成果連動型委託契約-PFS-ソーシャル・インパクト・ボンド-SIB-実践ガイドブック』を執筆。2022年4月に経済産業省近畿経済産業局に帰任後も、PFSの考え方に基づく企画立案等に取り組んでいる。 プラスソーシャルインベストメント株式会社 代表取締役社長 野池 雅人 長野県出身。2002年、一般財団法人大阪市教育振興公社に入職。主に行政の立場から地域づくり・まちづくりに取組む。2005年から活動拠点を京都に移し、市民セクターの組織基盤を強化するための融資制度・寄付・社会的投資の仕組みづくりを担当。2016年4月にプラスソーシャルインベストメント株式会社(PSI社)を共同起業し、代表取締役社長に就任。SIBをはじめとする地域づくりやまちづくり、ソーシャルビジネスに必要な資金獲得・資金循環の仕組みづくりを多数手がけている。その他、京都大学大学院、関西学院大学大学院経営戦略科非常勤講師等をつとめている。 |
【主催者 会社概要】(2023年8月22日現在)
会社名 | 合同会社社会的投資支援機構 |
所在地 | 〒602-0862京都府京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284 |
設立 | 2018年9月12日 |
資本金 | 300万円 |
事業内容 | ソーシャルインパクトボンド事業 |
代表者 | 株式会社未来資本製作所 職務執行者 藤原 繁樹 |
【主催者について】
合同会社社会的投資支援機構は、2018年度より各地域のSIBにおいて営業者としての役割を担ってきました。
2023年度より新たに、SIBをはじめとする周辺のサポート、広報業務、調査・分析・発信等により、SIB期間のみならずSIB前後の事業者支援、自治体や中間支援の関連事業を行うことを予定しております。
本セミナーは、その一貫として開催させていただくものです。
【本リリース・取材に関するお問合せ先】
合同会社社会的投資支援機構
野口・正木 TEL:075-257-7814 E-mail: llc.social.investment@gmail.com
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