2023 台湾文博会(CREATIVE EXPO TAIWAN)9月22日〜10月1日 台北で開催
空総台湾当代文化実験場、国家鉄道博物館籌備処、松山文創園区、華山1914文創園区、花博公園争艶館、5つのメイン会場が共鳴します。
文化部の史哲部長(大臣)は、「台湾文博会は去年初めて台北市を離れ高雄市で開催され、台湾のIP(知的財産)、都市の道をメインに、海洋都市である高雄を輝かせた」と述べ、「今年は台北市へ戻り、近年最大の文化投資である空総台湾当代文化実験場、国家鉄道博物館を開放し、台湾文化の認知度を向上させるだろう」と期待を寄せました。
見どころ1:空総の開放、台北都市圏における文化投資の新たな想像力を共創
空総台湾当代文化実験場は、日本統治時代は「台湾総督府工業研究所」、1949年には「中華民国国防部空軍総司令部(空総)」となった場所です。現在は台北市中心部における文化クリエイティブ実験拠点となっています。2023台湾文博会の主会場の一つとして、空総開放、展示、テーマ館、地方館の4エリアを予定しています。
「空総開放」にちなみ、場内に巨大サーカステント2基を設置。FOCASA(サーカス)、優人神鼓(太鼓)、ブラレヤン・ダンスカンパニー、阮劇団(演劇)などトップレベルのパフォーマーが集結し、100以上のステージで新しい文化的エネルギーを表現します。また開催期間中の17:30〜20:00には、インスタレーション「Working in PROGRESS × 鷹架GPU」を展示します。修復された旧事務所ビルに組んだ建設用足場が音と光のステージとなり、空総の実験精神と芸術的エネルギーを表現します。
■《Working in Progress X 鷹架GPU 》プロモーションビデオ
屋外には国立台湾工芸研究発展センターと共同で制作した大型インスタレーション「ハイタカ/浮かぶ駐機場」を展示。竹編みと建築という分野を超えた作品で、市中心部に浮かぶ駐機場を作り出します。
室内では「Momentum Museum」をテーマに、台湾現代アーティストの現場での経験と分野を超えたクリエイティビティを紹介します。地方館はそれぞれ、「澎湖館:吉光遍嶼(島々を照らす光)」、「台南館:400年前のあの晴れた砂浜」をテーマに、地方ごとの歴史や文化を紹介します。
■空総台湾当代文化実験場
展示期間:09.22 (金)〜10.01 (日) 10:00〜20:00
住所:台北市大安区建国南路一段 177 号
※一部展示エリアは18:00まで(入場は閉館の30分前まで)
※一部の展示やイベントはチケットが必要です
見どころ2:国家鉄道博物館籌備処と共に「藍皮文博号」運行
国家鉄道博物館籌備処は、1935年に開設された「台北機廠(鉄道工場)」を前身とし、松山文創園区そばにあります。台湾鉄道の車両メンテナンスや組み立てなどが行われていました。2015年に台北機廠全エリアが国定古跡に指定され、2018年に国家鉄道博物館籌備処として生まれ変わりました。鉄道と現代社会の形成における関係性を描き、台湾の現代化への発展の軌跡を再現しています。
台湾文博会のメイン会場の一つとして、国家鉄道博物館籌備処は「鉄博・新生」というコンセプトの下、「鍛冶工場」、「車両工場」、「総事務室」、「浴場」の4エリアで、台湾ならではの鉄道文化を紹介します。また一部エリアを開放し、古跡や鉄道の魅力をご体験いただけます。
9⽉9⽇から9⽉17⽇には、「藍⽪⽂博号ー⽂化を知る、藍⽪の記憶」ツアーが台湾鉄路宜蘭線を期間限定で行われました。特製弁当と共に、⻘い太平洋を一望できる旅となりました。また、「⽣きた鉄道博物館」のコンセプトの下、9月22 (金)から10月1日 (⽇) まで、敷地内限定で「藍⽪⽂博号ー藍⽪ディーゼルカーDR2303号」無料乗⾞体験イベントを開催します。⾞両⼯場と⻄側軌道区の間をご試乗いただけます。
■試乗体験ご予約はこちら
https://events.accupass.com/2023CreativeEXPODemo/pages/tab06.html
■国家鉄道博物館籌備処
展示期間:09.22 (金)〜10.01 (日) 10:00〜18:00
市民大道入口:台北市信義区市民大道五段50号
菸廠路入口:台北市信義区市民大道五段14巷
※入場無料(入場は閉館の30分前まで)
見どころ3:IPビジネスチャンスを模索。23の台湾著名IPクリエイターや国内外540以上のブランドが集結
IP(知的財産)ライセンス授権エリアと文化クリエイティブブランドエリアは、9月26日から10月1日まで松山文創園区、華山1914文創園区、花博公園争艶館の3つのメイン会場で展示します。540を超える国内外のブランド、IPライセンス企業などが参加します。若者世代の参加を促し、バイヤー同士のビジネスチャンスや交流を強化し、より有益な消費販売プラットフォームを構築します。
華山1914文創園区には「IPテーマ館:台湾特有種」を設置し、幾米(ジミー・リャオ)の「月亮忘記了(When the Moon Forgot)」や「MEIMEI by H.Hさん」、「劉正堃(Abei)」、「洪添賢(Croter)」、「いくいく小高潮色計事務所」など、23の台湾を代表するIPやクリエイターが集結します。
松山文創園区には台湾各地の風土を表現する「地方テーマ館:Rewilding」を設置。空総屋外の大型竹編みインスタレーションとともに、クラフトクリエイターによるクラフト・セレクション・エリアを形成します。
花博公園争艶館は、ライセンスエージェント、オリジナルキャラクター、イラスト、デザイン、アートなどIPライセンス授権エリアとなります。
■華山1914文創園区(台北市中正区八德路一段1号)
■松山文創園区(台北市信義区光復南路133号)
■花博公園争艶館(台北市中山区玉門街1号)
展示期間:09.26 (火)〜09.28 (木) 11:00〜18:00
09.29(金)〜09.30 (土) 10:00〜20:00
10.01 (日) 10:00〜17:00
北部・中部・南部・東部、5つの副会場と大幅拡大
台湾文博会(CREATIVE EXPO TAIWAN)は台北市の5つのメイン会場のみならず、南投県の国立台湾工芸研究発展センター、台東県の国立台湾史前文化博物館、台北市の国立台湾博物館、台南市の国立台湾歴史博物館と熱蘭遮城博物館という、台湾全土5つの副会場でも開催します。「台湾と世界の出会い」を主軸に、先史時代、大航海時代、博物学の時代から現代まで、各博物館を代表する所蔵文物を展示。所蔵文物や数千年の歴史を通し、多元的な歴史観から台湾と世界の出会いを伝えます。
総合キュレーターの呉漢中氏は、「今年の台湾文博会は、空総や国家鉄道博物館の未来を切り拓くことに加え、IPテーマ館と文化内容策進院(TAICCA)が手を組み、台湾のイラスト・グラフィックIPクリエイターの卓越した豊かな創作力を表現するなど、クロスオーバー、再編、コラボレーションで文化クリエイティブの次のムーブメントを起こすだろう。」と自信をのぞかせました。そして「これらは文化やビジネスの分野を超えた革新的な原動力となっている。」と話しました。
2023 台湾文博会(CREATIVE EXPO TAIWAN)は、9月22日から10月1日までの10日間開催します。9月22日からは、空総台湾当代文化実験場、国家鉄道博物館籌備処で文化キュレーションエリアがオープン。9月26日からは、華山1914文創園区、松山文創園区、花博公園争艶館でIPライセンス授権及びブランドエリアもオープンします。
ぜひ文化部と一緒に、台湾のエネルギッシュで自由でワイルドなパワーを体感し、台湾文化を世界に向けて発信しましょう。そして世界を席巻する新たな台湾文化を作り出しましょう。
2023年台湾文博会(CREATIVE EXPO TAIWAN)台湾クリエイティブエキスポ
■主催:台湾文化部
■総合プロデュース:社計株式会社 呉漢中
■展示期間:
文化キュレーションエリア
▸ 空総台湾当代文化実験場、国家鉄道博物館籌備処
9月22日(金)〜10月1日(日)
IP(知的財産)ライセンス授権エリア & 文創ブランドエリア
▸ 華山1914文創園区、松山文創園区、花博公園争艶館
9月26日 (火)〜10月1日 (日)
■5つのメイン会場
1.空総台湾当代文化実験場展示エリア:
a. テーマ館:野生博物館、工芸テーマ館、Taiwan Art Bank
b. 地方館:澎湖館、台南館
c. パフォーマンス:Village-13サーカステント、Village-7サーカステント、Yeah趣舞台、Future Vision Lab 2023
d. インスタレーション:空総開放×多重未來、催落!Creators開放工作室、Working in PROGRESS × 鷹架GPU、空総新玩芸
2.花博展示エリア:IPライセンス授権販売・展示
3.華山展示エリア:IP主題館、文策院-人鬼交易所、文化クリエイティブブランド展など
4.松山文創園区展示エリア:地方テーマ館など
5.国家鉄道博物館展示エリア:藍皮文博列車、鍛冶工場、車両工場、総事務室、浴場など
■5つの副会場
1.国立台湾博物館
2.国立台湾歴史博物館
3.国立台湾史前文化博物館
4.国立台湾工芸研究発展センター
5.熱蘭遮城博物館
■公式サイト:https://www.creativexpo.tw/
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