観光庁「第2のふるさとづくりプロジェクト」実証事業地域課題解決でリスキリング!「ローカルクエスト」参加者募集開始
大阪~湯村温泉をつなぐ高速バスと地元バス乗り放題のお得なサブスクプランを用意
▶リリース全文はこちら https://prtimes.jp/a/?f=d128758-1-b140c5cf91e9f83934aa9ad1f16481bd.pdf
ローカルクエストイメージ
同サブスクプランは、当社が2023年6月19日に観光庁より公表された採択事業『地域課題で繋がる「ローカルクエスト」。バスのサブスクでより身近に、より通いやすく。』の実証を目的に展開するもので、地方自治体新温泉町と連携し、地域貢献プログラムを難易度別に幅広く造成。「ローカルクエスト」と銘打ち、サブスク利用による継続的な来訪を通じて関係人口の創出に取り組みます。「ローカルクエスト」は、4つの取り組みテーマ(①産品開発・テスト販売 ②古民家を活用した宿泊施設の活性化 ③自然と向き合い持続可能性を探る旅 ④フリーテーマ)毎に、初級・中級・上級と難易度別に各クエストが用意されており、参加者は、“冒険者”として地域住民や地域で活動するプレイヤーと共に、地域課題解決に取り組みます。新温泉町が直面する過疎化、産業衰退、獣害、空き家問題などの課題は、広く日本で直面している課題であり、参加者の新たな気づきや学び直しが個人の充足感だけでなく、豊かな社会構築の糸口を探る取り組みにつながることを期待するものです。
当社は1917年に創業以来、100年以上、兵庫県北部、但馬地域を中心に多くのお客様を送り届けてきました。その間、一次交通の高速バスと二次交通の町民バスは、利用者と役割を「旅行者と観光」と「町民と生活インフラ」として、利用者に合わせた利便性の向上を追求してきました。今回ご提供するサブスクプランでは、一次、二次交通を組み合わせて使用可能とし、都市部からの通いやすさを担保することで、再訪を促し、地域住民との絆を構築。将来的な関係人口となり得るのではないかと仮説をたて、実証事業として検証を進めます。高速バスと町民バスを組み合わせたサブスクプランは、当社初となります。
背景
兵庫県美方郡新温泉町は、人口約12,500人(推計、2023年8月1日時点)、うち65歳以上の高齢化率が4割超えという他の地方自治体と比べても、いちだんと高齢化が進んだ地域です。主たる産業である農業の担い手不足や他地域への労働人口の流出など、過疎化も含めてさまざまな課題が山積しています。一方、町内には3つの温泉(湯村・浜坂・七釜)を有し、但馬牛・海の幸・自然(ジオパーク・上山高原)も豊富であり、観光資源に恵まれた土地です。しかしながら、一つ一つの観光地は距離が離れており、車での移動が求められます。町内の公共交通として町民向けバスがあるものの、認知度不足や運行ダイヤの関係で観光客の利用は限定的です。現在、新温泉町を訪問する観光客の多くは、温泉依存の団体バス中心であり、能動的に楽しむ動機が不足傾向にあり、再来訪率に至っては、8%程度※と少なく、継続した来訪を促す仕掛けが求められています。
※出典:JTB「JTB地域パワーインデックス調査2017)兵庫県内観光地のリピーター率(湯村温泉)
1.サブスクプラン概要
地域課題を大きく4つのテーマに分けて、テーマ別に初級・中級・上級と各クエストが用意されています。参加者は主要テーマを選んで参加し、ロールプレイングゲーム(RPG)のように、地域住民や地域で活動するプレイヤーの情報を得ながら、他の参加者と共同で“パーティー”を組み、時には単独で、地域課題解決に向き合います。都会とは異なる不便さの中でいかに楽しく、想像力をもって取り組むかが問われる同プログラムは、世界的にも話題の「非認知能力」を引き出す契機となり得ると考えます。さらに、都市部からの通いやすさを担保することで、再来訪を促し、関係人口づくりへとつなげていきます。
■募集概要
サブスク利用期間 : 2023年10月1日(日)~2024年1月31日(水)
年末年始(12月29日~1月3日)の利用は不可
サブスク費用 : 月額大人11,000円(税込) 月額子ども(小学生)5,500円(税込)幼児・乳児無料
サブスク利用範囲 :
全但高速乗合バス 大阪(梅田)~湯村温泉(兵庫県美方郡新温泉町)乗り放題
*城崎大阪線も乗換利用可能
一般路線バス(八鹿駅~湯村温泉間)・町民バス夢つばめ(新温泉町内)全路線乗り放題
高速乗合バスの大阪駅、湯村温泉以外の途中下車は不可(但し、高速バス大阪城崎線を利用し乗換する
場合は、八鹿駅のみ利用可)
募集期間 : 2023年9月5日(火)~9月17日(日)
募集要項 : 大学生以上、社会人
募集人数 : 30名/月 同居家族(子ども)含む
説明会 : オンライン 2023年9月6日(水)・11日(月)・12日(火)・13日(水)
リアル開催(大阪) 2023年9月14日(木)
選考期間 : 2023年9月18日~9月24日 再来訪の意志や地域課題解決に意欲のある方などを優先して選考
オリエンテーションツアー : 2023年10月7日(土)・8日(日)宿泊費・交通費無料(一部懇親会費除く)
主催 : 全但バス株式会社 https://www.zentanbus.co.jp/
共催 : 新温泉町役場 https://www.town.shinonsen.hyogo.jp/
支援 : 株式会社ホーン ソロトリ(一人旅メディア)運営 https://hone-corp.jp/
2.観光庁「「第2のふるさとづくりプロジェクト」継続した来訪促進のモデル実証事業について
当事業の開始検討がなされた2022年時点では、日本はコロナ禍等によって働き方・住まい方に関する意識が変化する中で、密を避け、自然環境に触れる旅へのニーズの高まりや、ふるさとを持たない大都市の若者が増え、田舎にあこがれを持って関わりを求める動きがありました。こうした新しい動きも踏まえ、いわば「第2のふるさと」として、「何度も地域に通う旅、帰る旅」というスタイルを推進・定着させることで、国内観光の新しい需要を掘り起こし、地域経済の活性化につなげることを目的に、観光庁は「第2のふるさとづくりプロジェクト」の本格始動を開始。2022年度は全19地域、2023年度は当社も含めて全18地域が採択されています。今後、2024年1月末までを期日とし、仮説の検証を進めていきます。
観光庁による公表資料(2023年6月19日付) https://www.mlit.go.jp/kankocho/page05_000261.html
■ローカルクエスト専用サイト ビジュアルイメージ
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