【新サービス】オリーブ業界の新しい取組 オリーブ矮化栽培技法Oliveious Methodの提供を開始します
計画的に結実させる新オリーブ栽培技法 第13回農業Week 国際スマート農業EXPO(会場:幕張メッセ)で公開します
オリーブの矮化栽培技法の展開を手掛ける、合同会社オリビアス(所在地:東京都杉並区、代表:山本哲史)は、オリーブに関する特許の専用実施権を保持、栽培技術体系であるOliveious Methodを開発し、オリーブの栽培から商品製造販売に至るトータルサービスである「Oliveious総合ソリューションサービス」をこのほど提供開始します。
1.Oliveious Methodの特徴
(1)従来手法に比べて飛躍的な生産性向上が見込めます
一般的に結実までに4~5年を要すると言われる業界にあって、矮化栽培技法により、定植翌年から結実させることができ、結果として単位面積あたり収穫量が飛躍的に向上します。
(2)元水田等耕作放棄地での無農薬栽培を可能とします
元水田の耕作放棄地でも適切な圃場整備をすることによってオリーブ栽培を可能とします。さらに、鉢植栽培技法を利用することにより土壌環境に影響しない栽培も可能です。また、農薬を一切使わない方法を推奨しています。
(3)栽培技法を標準化、マニュアル・デジタル化して提供します
1年を通じたオリーブ栽培の作業工程を標準化、マニュアル化して農業の経験がない人でも十分可能になるよう、栽培技術体系を構築しました。また、技術修得のためのノウハウ共有や実地研修を継続するシステムを開発運用しています。
(4)全国どこでも栽培可能なシステムを提供します
Oliveious Methodと環境との組み合わせにより、全国どこでもオリーブ栽培が可能になるためのノウハウを蓄積、提供します。矮化栽培を原則としつつ、露地栽培と施設栽培、地植栽培と鉢植栽培の組み合わせにより、このことを可能とします。
2.Oliveious総合ソリューションサービスの内容
(1)オリーブ事業モデルの提供
クライアントがオリーブ栽培する際の技術を提供します。さらに結実した「実」をオイルに加工し、販売する一連のプロセスの支援をします。また、定期的に剪定する枝を捨てることなく、挿し木による苗木生産の支援をして、弊社が買い取るサービスを提供します。
(2)オリーブビジネスモデルの開発コンサルティング
オリーブ栽培事業のさらなる拡張として、さまざまなビジネスモデルの開発支援をします。利用者工賃向上を目指すオリーブの農福連携モデル、地域活性化のための次世代オリーブ観光農園事業等の開発に取り組んでおります。
3.オリーブエコシステム事例
クライアントと連携してオリーブの新しいビジネスモデル開発を進める方式であるエコシステムを推進中。一つの事例として、2023年4月に50本定植した福島県いわき市のikeda farm。成長結実検証のために小規模で開始、成果を踏まえて2024年にはさらに200本程度の増殖予定。本圃場では、復興モデルという形態のみにとどまらず、幅広い経済活動を創出することが可能となるよう、栽培から生産加工物流、消費、体験・教育、観光等の要素を包含する新しい地域の中核拠点作りにチャレンジする予定です。
なお、本展示会ではオリーブの観光農園化の一環として、「閉鎖循環式陸上養殖プラントシステム」の展示もします。
合同会社オリビアスについて
本社:〒168-0082
東京都杉並区久我山5-9-10
代表者:山本哲史
設立:2021年1月
Tel:03-4283-4556
事業内容:Olive Innovation Projectを推進中。新しい栽培技法を全国に広めることで、無農薬栽培の国産オリーブ事業を推進して社会課題の解決を目指すさまざまな取り組みをしている。愛知県、愛媛県、滋賀県等関西地方を中心に契約農場がスタートアップとともにオープン。2022年以降兵庫県、奈良県、大阪府、岡山県でも圃場が立ち上がり2023年には山梨県、東京都、福島県等、関東地方でも展開が進んでいる。今後は寒冷地や海外での展開も計画中。また国内初の量産型新方式でのオリーブ搾油機の開発に着手する予定。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 経営・コンサルティング
- ダウンロード