生徒数減の青森の高校が斬新なポスターで全国から生徒を募集!青森県立三戸高等学校の高校魅力化プロジェクト。
人口減や少子化により今は学年で1クラスになり、全国から生徒を募集することになった青森県立三戸高等学校。高校の独自性を出していこうと、生徒みずからがクリエイターとワークショップを重ねて、高校の魅力を紹介するポスターとパンフレットを制作しました。
初日は講義、最前線で活躍をする広告クリエイターからポスター制作の基本を学んだ。
2日目は企画。講師にアドバイスをされながら企画を考えていく。
3日目は撮影。猛暑の中、ハードな撮影が続きました。
4日目の最終日はレイアウト。撮った写真を取り込み、画面を見ながらああでもない、こうでもないと検討を重ねました。そして、できたポスターが以下になります。
三戸高校は三戸城のすぐそば。そんな歴史をポスターに表現。
三戸町にある実際の鎧を借りて、本人自らがモデルになりました。
高校生があまり立ち寄るところはないけれど、大自然はたくさん。ドローンを使って撮影しました。
生徒数が少ない、でも、その分、活躍の場はたくさんあります。少人数だからこそ人に埋もれず、個性を発揮できる高校の魅力を表現しました。
少人数だからこそ練習がたくさんできる。実際にインターハイに出た軟式テニス部のペアをモデルに撮影しました。
都会の中学生に向けて、部活帰りや学校でつかれた帰り道に、こんないいことあるよと伝えたい。実際の自分の経験をもとにつくりました。
先生と生徒の距離がとても近いことをゲームなんかしちゃって表現。
三戸高等学校には、青森県の県立高校では唯一の「昼食提供」という給食センターがつくる昼食を提供する制度があります。ホールでおいしいランチをみんなで一斉に食べます。
丘の上にある高校への登校は急な坂道。でも、その坂を登り切った先にある三戸高校は、夢に向かって切磋琢磨する場所。そんな気持ちを表現しました。
実は、これ、「クリエイティ部」という部活動で作ったものなのです。商店街ポスター展などで地域を広告クリエイティブで元気にしてきたコピーライター日下慶太と、青森のデザイナーの団体、青森JAGDAのデザイナーたちが顧問となって、生徒たちをバックアップしました。これからも「三戸町の課題をクリエイティブで解決する」をテーマに、高校生と活動を続けていきます。
また制作したポスターは10月からは弘前市・ヒロロ(弘前市駅前町9−20)、11月からは八戸市・青森銀行八戸支店ギャラリー(八戸市堀端町3-1)でも展示予定の他、9月23日(土・祝)・24日(日)に東京で行う生徒募集対面合同説明会でも活用される予定です。
◆三戸高校「クリエイティ部」について
青森県内外から生徒を受け入れる「全国募集」の導入校となった三戸高校の魅力向上の一環として新設された部活動。アイデアの考え方、デザイン、情報発信などの手法を学び、実際に形にしていくことで学校の活性化や地域課題の解決などに役立てることを目的としており、顧問であるコピーライター・写真家の日下慶太や県内で活動するクリエイターたちの協力のもと制作活動を行っています。
◆サポートにあたるプロのクリエイター陣紹介
数々の「ポスター展」を仕掛けてきた日下慶太をはじめ、「JAGDA青森」協力のもと、青森で活動する広告クリエイターたちが企画・撮影・デザインを指導。今後も引き続きクリエイティ部の制作活動をサポートしていきます。
〈青森県立三戸高等学校ホームページ〉
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