一般社団法人学生web3連合を設立!大学の垣根を越えた学生コミュニティを形成
オープニングイベントを都内で開催
■「学生web3連合」設立の背景
近年、世界的にWeb3の注目度が高まっており、日本国内でも経済や産業において更なる加速化を図るため、政府は2022年9月デジタル庁に「Web3研究会」を設置しております。大学においては、「本郷web3バレー」(東京大学)や「塾生web3研究会」(慶應義塾大学)など、学生主体のWeb3研究会が次々と誕生しております。しかしながら、その一方で、大学に研究会が存在せず、Web3に触れる機会が少ない学生も数多くいるのが現状です。また、研究会に所属していても、実際にブロックチェーンなどの先端技術を社会実装している企業や、技術によって⼈々の⽣活を豊かにするための政策づくりをしている官公庁とのつながりがなく、研究会としての活動と交流の幅が狭いといった課題があります。そこで、各大学のWeb3研究会が連携し、所属する大学に関係なく学生であれば誰でも参加できる「学生web3連合」を設立しました。勉強会やイベントを通じてWeb3分野の知見を深めるだけではなく、Web3に興味のある学生同士や企業・官公庁とのネットワークを獲得できるコミュニティ形成を目指します。
■「学生web3連合」について http://www.students-web3.jp/
法人名 :一般社団法人学生web3連合
所在地 :東京都渋谷区宇田川町1-12
設立 :2023年9月13日
代表理事:⼩川椋徹、内⼭優太
<参加団体>
本郷web3バレー(東京大学)、塾生web3研究会(慶應義塾大学)、一橋web2.28サークル(一橋大学)、web3東北(東北大学)、Nagoya Blockchain(名古屋大学)、立命館大学web3研究会(立命館大学)、Web3.Osaka(近畿大学)、他13校
<協力企業・団体>
マーヴェリック株式会社、一般社団法人日本ベンチャーカンファレンス、株式会社2WINS、株式会社MAKER
<活動内容>
①「学⽣web3連合」参加団体コミュニティ活動についての情報発信・案内
学校を横断して参加が可能な各⼤学の活動を発信
②「学生web3連合」としてのイベント開催
定期的な講演会(年数回)、交流会、学生web3合同研究発表会(年1回)
③学校との連携、学校間交流促進
各学校で実施されるプロジェクトへの協力、イベント共同支援
④企業・官公庁との連携
企業・官公庁との共同イベントの実施、企業・官公庁のWeb3共同プロジェクト
<参加団体・メンバーを募集中>
「ここで学んだ人材が世界を席巻する」をミッションに掲げ、Web3に興味を持つ学生を対象に勉強会や交流会など開催しております。あらゆる学生のweb3コミュニティ団体や個人の参加をお待ちしております。
申込方法:https://forms.gle/y551AW8yPt7pTX8s6
■代表理事からのコメント
小川椋徹(本郷web3バレー初代代表/設立者)
内山優太(塾生web3研究会二代目代表)
「学⽣web3連合」は、各⼤学の学⽣が⽴ち上げた学⽣コミュニティと企業、官公庁、学校などが協⼒し、web3.0やブロックチェーン、先鋭分野の共同発展を促進するサステナブルなプラットフォームとなることを⽬指しております。このコミュニティを多くの⽅々と協⼒して⽴ち上げることにより、多彩な⽅々との交流の活性化、アカデミーから社会実装につなげるための学びの深化、学⽣のうちから技術を活⽤した社会貢献の取り組みなどが可能になると考えております。
■学生web3連合オープニングイベントを開催
法人設立に先駆け、「学生web3連合オープニングイベント」を都内で開催しました。
開催日時:2023年6月11日(日)15:00~18:00
開催場所:FinGATE KAYABA(東京都中央区日本橋茅場町1丁目8-1)
主催:学生連合web3
協力企業・団体:FinGATE KAYABA、マーヴェリック株式会社、一般社団法人日本ベンチャーカンファレンス、株式会社2WINS、株式会社MAKER
<パネルトーク①登壇者>
マーヴェリック 代表取締役 椎名 茂氏、EY Strategy & Consulting ディレクター 鈴⽊ 顕英氏
アクセンチュア MD 坂本 啓介氏、DTG シニアマネージャー 川⼝ 知宏氏
PwCコンサルティング パートナー ⾺渕 邦美氏、本郷web3バレー 2代⽬運営幹部 松浦 拓夢氏
<パネルトーク①web3の未来と実社会における活用について~大手コンサル企業が学生に期待すること~>
大手コンサル企業(出身)でWeb3分野の最前線で活躍されている豪華登壇者をお迎えし、昨今のWeb3の動向や今後の見解、学生に向けてコンサル企業における就職活動のアドバイスをしていただきました。世界的にWeb3は「冬の時代」を迎えていると言われていますが、DTG シニアマネージャー 川口知宏氏は一時の過熱感は冷めたと指摘するも、保険や金融などWeb3と親和性が高い分野において今後も発展が見込めるとお話いただきました。Web3技術による具体的な実社会での利用例では、GX(グリーントランスフォーメーション)の推進や通信、金融、保険におけるインフラ整備の構築、地方創生などで活用できるという意見が挙がりました。最後には、コンサル企業を目指している学生に対して、「好奇心を持つこと」「コミュニケーション能力」「自分のやりたいことを見つける探求心」が大切だとエールを送っていただきました。
<パネルトーク②登壇者>
⽇経新聞 編集企画センター 上⽥ 敬氏、博報堂 ミライの事業室 チームリーダー 宮井 弘之氏
電通データ・テクノロジーセンター シニア・アナリスト 星野 怜⽣氏、TBS メディアビジネス局 ⽊村 健⼆氏
塾⽣web3研究会 コアメンバー ⽯川 晴也氏
<パネルトーク②「Web3で広がるメディア・エンタメの世界>
博報堂や電通グループ、TBSテレビなど大手メディアでWeb3事業を推進されている豪華登壇者をお迎えし、メディア・エンタメ分野におけるWeb3サービスの様々な事例や課題などを挙げていただきました。日本国内でも生活者向けのサービスが増えてきており、大手食品会社とコラボしWeb3サービスの開発やNFT配布などの取り組みが紹介されました。また、ビジネスシーンにおいてもWeb3技術を用いた業務改善サービスを支援するため、ハッカソンで「企業内プロジェクト向けDAO支援ツールの開発」をお題にした例など語っていただきました。Web3事業の課題については、まだまだ生活者がブロックチェーン、NFTなど新技術に関する知見が少なく、利用するのにハードルが高いことから、より多くの生活者が使いやすいサービス開発が必要だとお話しいただきました。
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