オートフォーカスグラスで眼の課題解決を目指すエルシオ、シードラウンドで資金調達を実施
〜公益財団法人大阪産業局主催の「HeCNOS AWARD」受賞により、大阪・関西万博の出展候補企業にも選定〜
また、9月20日(水)には公益財団法人大阪産業局主催のヘルスケア分野とカーボンニュートラル分野で業界を牽引する製品やサービスの開発、社会実装を目指すスタートアップ企業を支援するプログラム「HeCNOS AWARD(ヘクノス・アワード)」の受賞により、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の出展候補企業にも選定されました。
今回の資金調達に関するニュースは、日本経済新聞の電子版(2023/10/24)および紙面(2023/10/25)にも掲載されております。
「スマホで度数変える老眼鏡 エルシオ、24年に試験販売」(日経電子版)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC180NT0Y3A011C2000000/
株式会社エルシオについて
エルシオは、液晶レンズ技術を活用したオートフォーカスグラス(自動でピント調節できるグラス)を開発する大阪大学発スタートアップです。同レンズの開発を通して、眼病による視力の問題を解決し、人々の生活をより快適かつ便利にすることを目指しています。
エルシオのオートフォーカスグラスは、眼をセンシングすることでリアルタイムかつ最適な視力補正が可能。近年の社会問題でもある眼病や生活習慣病を予防し、眼から身体を健康にします。また、オートフォーカスグラスと連携する新しいヘルスケア・プラットフォームシステムの構築・普及も目指しています。
資金調達の背景
エルシオは、人々の眼にまつわる苦しみを取り除き、視界に関するストレスがない人生を実現していただくことを目標に、大阪大学での技術開発を経て大学発ベンチャーとして創業しました。
NEDOの研究開発型スタートアップ支援事業(NEDO Entrepreneurs Program)の助成を受けてプロトタイプ品である度数可変型眼鏡の開発を進めてきましたが、この度、量産前製品の制作や次世代技術の開発に着手するため資金調達を実施いたしました。
【開発中のプロトタイプ】
投資家 ANRI株式会社 川口 りほ氏 コメント
この度、エルシオ社への出資を実施させていただきました。超高齢化社会である日本において、老眼市場はペインを抱える大きな顧客セグメントですが、技術革新が起きていません。独自のレンズ技術を保持するエルシオ社が、世界初の広視野オートフォーカスグラスを実現する可能性が最も高いと考え、6G構想においても、中心的な役割を担うことを期待しています。
株式会社エルシオ 代表取締役CEO 李 蕣里 コメント
2014年から本技術の開発をスタートしました。今回のベンチャーキャピタルからのご投資に至るまで、技術・事業開発には困難を伴いましたが、ようやく弊社製品の価値を顧客に感じていただけるような自社・市場・競合環境が整ってきていると実感しております。
先進諸国における高齢化社会の到来、デジタルデバイスの普及による眼病患者の増加、XR技術の世界的な流行の兆しに注目しております。弊社製品である軽量薄型の大口径度数可変レンズは、次世代アイウェア実現におけるキーデバイスとして、ヘルスケアとXR世界の新しいニーズに応えてまいります。
採用について
エルシオは、液晶レンズ搭載スマートグラスに関する研究開発をこれまで以上に精力的に推進すべく、メンバー採用を開始します。
世界中の人々のライフワークをサポートするため、未知の技術領域にも果敢にチャレンジしていただける方をお待ちしております!ご興味のある方は、下記のアドレスまでお気軽にご連絡ください。
メールアドレス:contact@elcyo.co.jp
【株式会社エルシオ 会社概要】
会社名:株式会社エルシオ( 英名:Elcyo Co., Ltd. )
所在地:〒615-8245 京都府京都市西京区御陵大原1番地39 京大桂ベンチャープラザ南館2204号
資本金:8,980,000円
設立日:2019年4月25日
従業員数:約5名(パート、契約社員含む)
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