【花サブスク・花定期便に関する調査レポート】実際に使ったサービスや選んだ理由を利用者100人にアンケート
近年、花サブスク・花定期便は幅広い世代に認知され、サブスクリプション市場で注目を集めています。
そこで、花サブスク・花定期便を利用するユーザーの動機やサービス選択の要因、実際の利用経験について明らかにすることを目的にアンケート調査を実施しました。
さらに同サービスの利用者に対して、2022年から続く日本の物価高騰が花の購入にどのような影響を与えたかについても質問しました。
ぜひ今後のマーケティング活動の資料として、または利用したいサービスの検討の際にご活用ください。
調査概要
調査期間:2023年10月29日~10月30日(2日間)
調査方法:クラウドワークスを利用した任意解答
回答者:花サブスク・花定期便を自分で利用したことがある男女100人
調査主体:WEB企画制作こがね「花と私。」
調査レポート:https://hanatowatashi.com/flower-subscription-service/#report
*本アンケート結果を引用する場合は、引用元として「花と私。」のURL(https://hanatowatashi.com/flower-subscription-service/)を使用してください。
調査結果 花サブスク・花定期便の利用のきっかけや選び方
◆花サブスク・花定期便を始めた理由は?(複数回答可)
まずは花サブスク・花定期便を始めた理由について調査しました。
その結果、54%の人が「手軽に花を飾りたかったから」と回答しました。
次いで、35%の人が「花屋に買いに行く時間や手間を節約したかったから」「さまざまな種類の花を楽しみたかったから」と回答しました。
花サブスク・花定期便は、注文の手間なく定期的に花を届けてくれるだけでなく、ポスト投函など受け取り方の選択肢も幅広いことが特徴です。そのため、特に「手軽に花を飾りたい」というユーザーを集めているようです。
◆利用したことがある花サブスク・花定期便は?(複数回答可)
実際に利用したことがある花サブスク・花定期便を調査しました。
その結果、58%の人が「bloomee(ブルーミー)」を利用したことがあると回答しました。
次いで、「&flower(アンドフラワー)」「青山フラワーマーケット」「medelu(メデル)」「hanameku(ハナメク)」が上位に入りました。
◆実際に利用した花サブスク・花定期便を選んだ決め手(理由)は?(複数回答可)
数ある花サブスク・花定期便サービスの中から、実際に利用したサービスを選択した決め手(理由)について調査しました。
その結果、46%の人が「友人・知人からの口コミを聞いたから」と回答しました。
また「花の品質がよさそうだったから」「SNSや動画サイトで口コミを見て興味を持ったから」という回答も4割前後の人が選択しています。
友人・知人やSNSなどの口コミを参考に、花の品質を吟味してサービスを選択する人が多いことがわかります。
◆花サブスク・花定期便を退会した理由は?(複数回答可)
利用した花サブスク・花定期便を解約(退会)した理由について調査しました。
今回アンケートをとった100人のうち、サービスを退会したことがあるのは54%でした。
退会理由として最も多かったのは「料金が高いと思ったから」で、退会したことがある人のうち46%の人が回答しました。
次いで「他のサービスを利用してみたくなったから」が25%、「好みに合わない花が届くから」が16%でした。
調査結果 花サブスク・定期便ユーザーの実際の利用体験
◆花サブスク・花定期便の、理想の受け取り方法は?
花サブスク・花定期便で、希望する受け取り方法を調査しました。
調査の結果、「ポスト投函による受け取り」を希望する人が最も多く、全体の45%に上りました。
一方で「手渡し配達による受け取り」も4割弱の37%の人が希望していることがわかりました。
次に、項目別に投票した人のコメントを紹介します。
1位「ポスト投函」45%
「仕事終わりにポストに届いているのは楽しみになる」(20代女性)
「不在通知が来てると対応が大変だから」(30代女性)
「不定休でありポスト投函のほうが受け取りやすい」(20代女性)
2位 「手渡し配達」 37%
「手渡しの方が安心感がある」(30代男性)
「忙しい時や花が傷みにくい時期はポストでも良いのですが、高温多湿の時期や寒さが厳しい時は対面で素早く受け取りたいです」(30代女性)
「ポストに投函だと形が崩れそうだから」(30代女性)
「プレゼントのように感じられる」(50代女性)
3位 「置き配」 14%
「ストレスを一番感じにくい」(50代男性)
「家の前に置いてあると好きなタイミングで受け取れるため」(30代女性)
「共働き世帯なので留守が多いため」(50代女性)
4位 「店舗来店」 4%
「会社の帰り道にあるから」(20代男性)
「実際に色々な花を見る習慣をつけたいから」(20代女性)
「綺麗な状態で受け取りたい」(20代男性)
◆花サブスク・花定期便にかける、1ヶ月の予算は?
花サブスク・花定期便で、1ヶ月に使う予算を調査しました。
その結果、「1,001円〜1,500円」が29%ともっとも多いことがわかりました。
次いで、「2,001円~3,000円」「1501円〜2,000円」が上位に入りました。
千円台の予算の人を合わせると全体の50%、丁度半数であることがわかります。
◆ 花サブスク・花定期便で届いたお花を、どこに飾っていますか(複数選択可)
花サブスク・花定期便で届いた花をどこに飾っているのか調査しました。
その結果、「リビング」と回答した人が74%と最も多いことがわかりました。
次いで「玄関」が半数近くの46%、その後は「キッチン」「自室」が続きました。
7割以上の人が届いた花をリビングで楽しんでいることがわかります。
◆花サブスク・花定期便を利用中の間でも生花店に行く?
はい 27% いいえ 73% |
花サブスク・花定期便を利用している間も、生花店に行くことがあるか質問しました。
その結果、全体の約7割の人がサブスク・定期便を利用している間は生花店に行かなくなることがわかりました。
さらに、「サブスク利用中も生花店へ行く」と回答した人を対象に、任意で「花サブスク・定期便を利用しながら生花店にも行く理由」と「使い分け方法」を回答してもらいました。
「仏壇やお墓で使用する花は生花店から購入している」(30代男性)
「サブスクは届くお花を選べないため、自分が飾りたいお花や季節のお花を見たいときにはお店を訪れ、店員さんと会話しながら決めます」(30代女性)
「定期便は自分用。贈り物の時は生花店に直接出向きます」(20代女性)
「サブスクをきっかけに花が身近になったため、花屋を覗くことが多くなった」(30代女性)
サブスクと生花店の使い分け方法としては、サブスクは自宅用で、プレゼントや仏花など特別な用途で花が欲しいときは別途花屋で買う、と言う人が多いことがわかりました。
◆物価高騰をきっかけに、家に花を飾る・花を購入する行動に変化はあった?
2022年から続く日本の物価高騰をきっかけに、自宅用に花を購入し飾ることに変化があったか調査しました。さらにそれぞれの理由についても回答してもらいました。
ある 45% ない 55% |
「ある」と回答した人の理由
「家計が苦しくなり、お花にお金をかけられなくなった」(40代女性)
「造花やドライフラワーを購入するようになり、生花は買わなくなった」(20代女性)
「花も値上がりし、継続するには高いと感じたから」(30代男性)
「今までは好きな花を選んでいたが、物価が高くなってからは値段で決めるようになった」(30代女性)
「ない」と回答した人の理由
「お手頃な価格のサービスで契約してるので家計に負担はないです」(20代女性)
「物価上昇したとしても趣味は大切にしたいため変化は起きませんでした」(20代男性)
「花については心の栄養として必要経費だと思うから」(40代女性)
「このサービスは気に入っているので自分へのご褒美と思っている」(50代女性)
調査の結果、45%の人が花を飾る行動に変化があったと回答し、55%の人が変化がなかったと回答しました。
物価高騰の影響から、花を飾る回数を減らしたり、ドライフラワーや造花など生花より長く飾れるものに変えるといった工夫をしている人が半数近くに上ることがわかりました。
一方で半数以上の人が変化なく花を飾っているのは、花は心の栄養など必要不可欠なものとして節約の対象としない人が多いことがわかります。
まとめ
今回のアンケート調査について、以下にまとめます。
花サブスクの利用動機:
「手軽に花を飾りたかったから」が最も多い理由として挙げられました。これは、花サブスクが手軽で便利な花の購入手段として認識されていることを示唆しています。
サービス選択の決め手:
口コミの影響が大きいことが明らかです。友人や知人からの口コミやSNSでの評判が、サービスを選ぶ上での大きな要因となっています。
退会理由:
料金が高いと感じたことが最も多い理由として挙げられました。価格がサービスを継続するかどうかを大きく左右する要因であることが示唆されます。
受け取り方法の希望:
ポスト投函を希望する人が最も多く、理由として「仕事で不在が多い」「不定休で配達の日付指定がしづらい場合も受け取りやすい」というコメントが目立ちました。これは、利用者のライフスタイルに合わせた柔軟な受け取り方法が重要であることを示唆しています。
予算について:
1ヶ月に使う花サブスクの予算では、約3割が1,001円〜1,500円という結果になりました。花サブスクは比較的手頃な価格帯が利用者に受け入れられていることがわかります。
花を飾る場所:
届いた花を飾る場所で最も多いのは「リビング」でした。これは家族との共有スペースで花を楽しむ傾向が強いことを示唆しています。
物価高騰の影響:
物価高騰により、花を飾る行動に変化があったと回答した人が45%いました。約半数の人が花の購入回数を減らすなどの節約策を採っており、近年の物価高騰が花の購入行動に影響を与えていることがわかります。
逆に、花は趣味・癒しと割り切り、節約の対象としない人も半数以上いることがわかりました。
花サブスク・お花の定期便に関する本調査は、利用者の生活に花を添える新たなスタイルを明らかにし、口コミの力、利便性、価格感受性などの要因がサービスの選択や継続に影響を与えていることを示唆しています。
これらの洞察をもとに、今後のサービス向上やマーケティング戦略にご活用いただければ幸いです。
またこれから花サブスク・定期便の利用を検討している方には、「お花のある生活」を始める一助となることを期待しています。
※当リリースやアンケートに記載された商標及びサービス名は、当方とは一切関係がございません。本調査は当方が独自に行なったものです。
花サブスク・花定期便紹介サイト「花と私。」とは
「花と私。」(https://hanatowatashi.com/)は花のサブスクリプションサービス(花定期便)の口コミ紹介・比較サイトです。
編集長の亜萌 モネ(あもえ もね)が実際にサービスを利用し、申し込み・配送方法・届いた花の様子・花の持ちやアレンジなどを細かくチェックしながらレビューしています。
「花と私。」では、それらを正確にわかりやすく伝えて、読者自身に合った花サブスク・定期便を選択するお手伝いがしたいと考えています。
関連記事
【1,000円まで】安い花サブスク・お花の定期便8選
(https://hanatowatashi.com/low-price/)
プレゼントにおすすめの花定期便・花サブスクギフト7選
(https://hanatowatashi.com/flowers-subscription-gifts/)
お花の定期便おすすめランキング
(https://hanatowatashi.com/flower-subscription-service/)
*本アンケート結果を引用する場合は、引用元として「花と私。」のURL(https://hanatowatashi.com/flower-subscription-service/)を使用してください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像