BIM/CIMモデルを提供する「DXソリューション事業」をスタートしました!
丁張・測量等の準備工が煩雑、関係者同士で意思疎通ができない、手戻り作業が頻発する――そんなお悩みの方々に、施工業者ならではのノウハウを活かし、施工性が高くローコストな最適プランを安価にご提供します。
デジタルツインを用いたトータルシミュレーションを行うことにより最適な施工プランを立案することができ、合意形成の迅速化・生産性向上・工期短縮・コスト低減・原材料のロス率減少・危険箇所や干渉部分といった不整合箇所の発見等、実に様々な効果が期待できます。
競業より協業へ。同じ建設企業として、みなさまの課題解決のお手伝いをさせていただきます
2023年度より、国土交通省直轄工事におけるBIM/CIMモデル活用が原則適用されました。この流れは地方自治体の施工案件にも遠からず波及することが予想されますが、多くの建設企業では専門人材・設備が不足しており、未だ社内環境の整備が進んでいないのが現状です。また、5年間の猶予期間が設けられていた建設業界においても働き方改革が2024年4月からいよいよ導入されるため、業務効率化、生産性向上、労働環境の改善といったアプローチによる対応が急務とされています。
これらの社会的要請により、建設企業は組織としての在り様を問われる時代に突入しています。そこで、弊社はかねてから業務効率化・生産性向上の一環として取り組んできた、ICT施工及びデジタルツイン制作技術を他社に提供する「DXソリューション事業」として事業化するに至りました。
弊社は今日に至るまで多くの施工現場でデジタルツイン制作を精力的に行ってきましたが、その際に工事発注者、地権者、地域住民のみなさまからは「視覚的に分かりやすく、不安や疑問が払拭できた」「こんなに早く着手できるとは思わなかった」「打合せがスムーズに進んだ」といった好評の声を多数頂くことができました。迅速かつ丁寧に合意形成を促進することで、地域社会との軋轢を減らし、工事を円満・円滑に進めることが可能になります。
私たちはDXソリューション提供による生産性の底上げ及び建設業界全体のイメージアップに寄与し、社員も地域住民も喜ぶ地域づくりに貢献していきたいと考えています。
3Dレーザースキャナーで、起工測量を迅速かつ正確に
地上型3Dレーザースキャナーを使用することで、10分弱で直径数百m圏内の現況地盤を高速スキャニングし、最小1.6mm単位の正確な点群データを取得することができます。設計の大前提となる測量を、迅速かつ正確に行うことができ、プロジェクト全体の精度が高まります。あらゆる形状の地形に対して有効なので、急峻な山間部で危険を伴う起工測量作業が不要になります。
※基本的に3Dレーザースキャナーによる「出前測量」は弊社拠点から半径約150km圏内の企業を対象とさせていただきますが、点群データがない場合でも等高線・標高値・寸法が一通り揃った設計図書さえあればデジタルツイン制作は可能です。
デジタルツインで試算やシミュレーションを効率的に
施工予定地と全く同じものをデジタル空間に出現させるのが、デジタルツインです。これまで多くの手間がかかっていた原料の試算や構造のシミュレーションも、詳細かつ迅速に行うことができるようになるため、プロジェクトの生産性が大幅に向上します。
切土・盛土量、1リフト毎の生コン打設量、型枠総面積、足場・支保工材料数量等の情報は全てBIM/CIMモデルに集約されているため、今まで手作業で何時間も費やしていた数量算出作業が正確かつ迅速に完遂できます。
また、納品したデジタルツインはURLさえ共有すればいつでも、どこでも、どなたでも無料かつインストール不要のオンラインビュアーを通して全方向からご覧になれますので、格段にイメージ共有を図りやすくなります。
施工プランのご提案からICT建機用のデータ作成もおまかせ
弊社のDXソリューションは、ただデータを納品して終了ではありません。デジタルツインをもとに施工現場で想定される危険箇所や干渉部分を発見し、フィードバックすることが可能です。そのうえで、自社で施工を行っているからこそ導き出せる、適切な施工プランをご提案します(※施工プランが確定するまでの間、ご予算に応じた回数分修正作業を行います)。
また、制作したBIM/CIMモデルはファイル変換しICT建機へ取り込むことで、無丁張施工を可能とし、数百m、数kmもの施工区間に延々と丁張を掛けていく作業が不要になりますので、大幅な時間短縮が期待できます。
今後の展開
この度、弊社はコーポレートサイトを全面的にリニューアルし、コンテンツを強化することでWebにおける訴求力向上を図りました。当面は受注獲得に向けた取り組みを引き続き強化しつつ、実績を着実に残していき、いずれは東北6県から全国47都道府県へと商圏を拡大していく予定です。
長期目標としては、デジタルツインを活用した生産的なビジネスモデルを建設業界に対して明示し、啓蒙活動を行っていくことにより、「社会インフラ整備に貢献」、「建設業全体の省力化・効率化・利益最大化に寄与」、「地域社会における雇用創出」という私たちに課せられた社会的ミッションを果たすことだと考えています。
担当者メッセージ
株式会社石井土木 工事部SE・ICT担当 土田錬:
デジタルツインの効果を最大限発揮するため、時間の許す限り細部までこだわってモデリングしています。お客様の施工がスムーズに進行し、モデリングしたとおりのものが現場にできあがったときの達成感は筆舌に尽くしがたく、この仕事で最もやり甲斐を感じる瞬間です。 3Dによる技術革新は建設業全体の省力化・効率化、利益の最大化に寄与できると確信しています。まずは、あなたの現場のDX化のサポートを、私たち石井土木にお任せください!
株式会社石井土木について
株式会社石井土木は1996年に創業し、建設企業として長年にわたり社会インフラの整備に貢献してまいりました。近年では3Dマシンコントロールシステム搭載バックホウ・BIM/CIM・3Dレーザースキャナーといった最先端のテクノロジーを他社に先駆けて業務に導入・内製化しました。これにより、測量・設計・施工・維持管理等のプロセスを効率化し、労働生産性・施工品質向上を実現するだけでなく、労働環境の改善や安全性の確保にも大いに貢献しています。
弊社は社員の待遇・福利厚生にも注力しています。社会保険(健康・厚生年金・雇用・労災保険)を完備しているのみならず、退職金制度(中小企業退職金共済・建設業退職金共済)、小規模ながら確定拠出年金(DC)にも加入しています。
また、社員がポテンシャルを発揮し、家庭と仕事の両立を実現できる職場環境を構築すべく、有給休暇付与・昇給・賞与支給はもちろんのこと、制服・通勤車両・PC・スマートフォン・タブレット端末貸与といった福利厚生制度を導入しています。
さらに、弊社は正社員雇用を原則とし、社員のスキルアップ及びキャリアアップを応援しています。資格取得支援制度等も充実しており、建設業関連の資格を取得する場合は弊社が受講料・受験料を全額負担します。
弊社は働き方改革に対応するため、下記のような施策を行っています。
社員が有給休暇を取得しやすい環境を目指し、全日・半日単位の有給休暇に加え「時間単位有給休暇」を導入。
社員の労働時間を可視化し、超過残業に対する注意喚起を目的とし、外出先では位置情報を付与したワンタップ出退勤、社内ではログオン・ログオフ時刻をそのまま客観的出退勤時刻として自動取得できる「勤怠管理サービス」を導入。
社内コミュニケーション改善のため、スケジュール管理・共有、業務連絡、休暇申請といった各種機能を備えた「グループウェア」を導入。
出来形データの記録及び工事写真の撮影をスマートフォンまたはタブレット内で完結させるため、施工管理業務効率化のための「土木現場用アプリ」を導入。
移動による手間と費用を大幅に削減することを目指し、場所や時間を選ばず社内勉強会・社内会議を行うことができる「Web会議ツール」を導入。
会社概要
社名:株式会社石井土木
設立: 1996年2月
本社所在地:宮城県仙台市青葉区片平1-2-22
代表取締役:土田 勝広
事業内容: 土木工事業及び建設DXソリューションの提供
HP:https://www.ishiidoboku.co.jp
※10月からコーポレートサイトをリニューアルしました!
※オンラインビュアーで実際に3Dモデルを閲覧することが可能です。公式YouTubeちゃんねる:https://www.youtube.com/@user-yt3dl8uh2b
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