固体・高粘度液体が移送可能な食品移送特化ポンプ「クロスパドルポンプ」の再販を決定
〜お客様のご要望を受け15年ぶりに復活!10/11〜の関東農業WEEKにて実機展示〜
「クロスパドルポンプ」は従来のポンプでは移送できない、比較的大きな固形物が混入している液体や高粘度液体の移送が可能です。また、潰れやすい固形物を粉砕せず、形を保ったまま移送することができる点も特徴です。
<移送前と移送後の写真>
しいたけ(左) ごぼう(右)
移送前(左)と移送後(右)に食品の崩れなどが見られません。形を保ったままでの移送が可能です。
「クロスパドルポンプ」が生まれた背景
クロスパドルポンプは、もともとワイン造りが盛んなフランスやドイツで、絞ったブドウの皮、種を果汁ごと移送するために開発された製品で、高粘度のパン生地やチーズなどの移送も可能な優れものでした。
当社会長の友藤公雄が1986年にドイツの展示会に参加した際にこの「クロスパドルポンプ」と出合い、当時日本には無かった食品移送ポンプに目を付けた、ドイツのマソ社とクロスパドルポンプの契約を締結、国内販売を開始しました。
その後、餃子やシュウマイ、春巻きなどの具の移送装置を開発し、クロスパドルポンプ1号機をジャムメーカに納入。ニチレイ、日清冷凍食品などの大手食品メーカーへと販路を拡大しました。さらに、改良、開発を重ね、たこ焼き、もずくといった食品で高いシェア率を誇りました。
経営の方針転換をきっかけに製造・販売を終了しましたが、固形物入り商品や練り物製品を扱う食品会社様から再販のご希望をいただいたことで、15年ぶりにリバイバル製品としてクロスパドルポンプ製造・販売を再開することが決定いたしました。
「クロスパドルポンプ」の詳細
食品製造の管理、衛星管理の国際的手法「HACCP」の義務化に向けて接液部をゴム材質からステンレス製に変更し、分解洗浄も容易にできるようにボルト数やパッキン類を改良しました。これにより、衛生面の向上に加え、異物混入の危険性を妨げることが可能になりました。
固形物混入液・高粘度液移送を目的とする企業様に安心して
ご利用いただける製品となっております。
「クロスパドルポンプ」の今後の展望
「クロスパドルポンプ」は具材の状態を保った状態で搬送できるため、最近ではお好み焼きの具材移送ポンプとしても導入いただきました。移送はもちろんのこと、ゴム材質からステンレス製となったことで洗浄がしやすく、衛生的にも良い、といったお声をいただいております。
現在は市場調査段階ではありますが、今後は初年度2,000万円の売上を目指し販売を行ってまいります。
なお、「クロスパドルポンプ」は2023年10月11日(水)〜13日(金)に幕張メッセで開催される「関東農業WEEK スマート農業EXPO」にて展示、食品移送のイメージを掴んでいただくためのデモも実施いたします。展示会ではクロスパドルポンプの他に、太陽光利用型水耕栽培装置「オンディーネVH」も展示し、農福連携、異業種参入、新規就農をご希望の方々に向けて、水耕栽培の魅力や導入メリットなどをご紹介させていただきます。
【出展概要】
展示会名:関東農業WEEK スマート農業EXPO
日時:10月11日(水)~13日(金)10:00~17:00
会場:幕張メッセ
ブース番号:6-32
弊社出展製品:
https://www.agriexpo-week.jp/tokyo/ja-jp/search/2023/directory/directory-details.%E5%85%B5%E7%A5%9E%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E6%A0%AA.org-9665c3b7-4b6b-4823-9c70-f581cf1d8664.html#/
兵神ファームHP:https://hsn-farm.com/
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