第4回「顧みられない熱帯病」国際イベント開催

Zoom経由で日本からも参加が可能に

今年で四回目となる「Skin-NTDs and World NTD Day Celebration」

 2023年1月23日、東京発-「顧みられない熱帯病」を中心とした疾患・感染症を対象に支援活動を行う特定非営利活動法人クローバーヘルス・インターナショナル(以下、「クローバーヘルス・インターナショナル」)は、1月26日(金)にネパールで開催される「顧みられない熱帯病」国際イベント、「Skin-NTDs and World NTD Day Celebration 2024」にZoom経由で日本からも参加が可能であり、また、同法人の理事長である四津里英もプレゼンテーションに参加することを発表いたします。

 

「Skin-NTDs and World NTD Day Celebration」とは

顧みられない熱帯病(NTDs)は、世界で15億人以上が罹患している多様な疾患群です。これらの病気は、主に熱帯および亜熱帯の気候条件で蔓延しており、主に生活条件の悪い人々に影響を与えています。皮膚関連の顧みられない熱帯病(NTDs)、または、皮膚NTDs(Skin-NTDs)とは、皮膚病変という共通の特徴を持つNTDsのグループを含む、最近作られた用語です。世界保健機関(WHO)は、ハンセン病、マイセトーマ、皮膚リーシュマニア症など、少なくとも12の皮膚疾患を皮膚NTDsとして認定しています。 2020年から毎年1月30日を「顧みられない熱帯病(NTD)の日」とし、NTDsの撲滅、意識向上、行動促進を目的として、NTDsを取り巻く地域のリーダー、グローバルヘルスの専門家、政策立案者が一堂に会します。

 

クローバーヘルス・インターナショナル理事、四津里英はNTDsの現状を次のように述べています。

「NTDsは通常、低所得国および中所得国の公衆衛生上の問題とみなされており、また皮膚NTDsは多くの場合生命を奪う疾患ではないため、先進国ではほとんど注目されておらず、支援を受けられていないのが現状です。子供を含めた未だ多くの人々がNTDsに罹り苦しんでおり、同時に皮膚病は病変が視覚できるため、謂れのない偏見や差別を生涯に渡って受けていることも事実です。」

 

さらに、先進国も無関係ではないと述べています。

 

「日本でも、過去にはNTDsの多くが見られましたが、近代化により今ではほぼ撲滅できました。一方で、グローバル化や温暖化が進む今、私たちの住む日本でも、いまだに全く無縁ではないという現状があります。実際に、日本でも2014年から2017年の間に年間平均340件のNTDsの症例が報告されています。この機会に日本の医療関係者の方々にも是非イベントに参加し、NTDsの実情、対処法の最新情報に触れていただき、他国の話としてではなく、身近に起こりうる病として共に考察して頂きたいです。」

 

第4回「顧みられない熱帯病」国際イベントの詳細ならびに登録について

2024年1月26日に1.5時間のハイブリッド ミーティングが開催されます。ネパールでは、皮膚NTDsに関心のある皮膚科医、研究者、保健人口省の代表者、その他の関係者が一堂に会する対面式会議が開催されます。このイベントは、2024年1月30日以降、世界中の視聴者の間でライブ配信されます。世界中から集まった皮膚NTDsの専門家が、このイベントに関連するさまざまなトピックについて洞察を提供します。

 

       【開催日時】 2024年1月26日 21:15-22:45(日本時間)

       【主催】           ネパール政府保険人口省(LCDMS)

                              ネパール皮膚科・性病・ハンセン病学会(SODVELON)

                              世界保健機関(WHO)

                              国際皮膚科学会連盟(ILDS)

       【後援】           Rare Skin Disease Nepal(RSDN)

                              The NTD NGO Network Skin Cross Cutting Group(NNNSCCG)

                              特定非営利活動法人クローバーヘルス・インターナショナル

       【参加登録】     無料 

 

参加をご希望の方は、クローバーヘルス・インターナショナルのウェブサイト( https://clover-i.org/worldntd2024/ )よりご登録ください。

 

クローバーヘルス・インターナショナルについて

クローバーヘルス・インターナショナルは、開発途上国での医療提供に対する思いを共有する、医療者と技術者との出会いで始まりました。「医療の手が行き届かないところに、医療を届ける」。このミッションを、両者が協力をすることで達成することを目標としています。テクノロジーとエビデンスに基づいた医療の融合を通し、開発途上国に蔓延する「顧みられない熱帯病(NTDs)」などの生命の質を著しく低下させる感染症に罹った人々に関し、早期発見・早期治療、撲滅を目標とし、関連する研究や治療法の確立、従事する人材の育成に取り組んでいます。我々の専門性、そして、これまで築いてきた現地カウンターパートらとの信頼関係で結ばれた強い絆のもと、ミッションを達成すべく、日々努力を行なっています。

 

「できない」で諦めるのではなく、できないのであれば、「なぜ、できないのか」状況をよく把握し、「では、どう実現をするか」を導く。クローバーヘルス・インターナショナルは、この意識を大切にしながら、活動をしています。

 

名称:特定非営利活動法人クローバーヘルス・インターナショナル

所在地:〒206-0823 東京都稲城市平尾2-103-18

代表:理事長 四津 里英

設⽴:2022年3⽉

 

【お問い合わせ先】

特定非営利活動法人クローバーヘルス・インターナショナル

URL: https://clover-i.org

email: info@clover-i.org

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ビジネスカテゴリ
医療・病院医薬・製薬
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会社概要

URL
https://clover-i.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都稲城市平尾 2-103-18
電話番号
-
代表者名
四津 里英
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年02月