「吾嬬町ウエスト」関東大震災の100年後に実現した強靭な町会会館。地域の防災拠点と新たな地域コミュニティの内覧会・お披露目を開催
一級建築士・ファイナンシャルプランナーの町会長が設計した水害・地震・火災対策をした強靭、適正価格、使いやすい町会会館の内覧会。日時:2023年10月15日14時~16時、お披露目:16時~18時
地域住民と共同所有することで可能となった、山住の地域課題を解決する町会会館の実践です。
お披露目は、鏡割り、子供会による植樹、来賓(国会議員、区長、都議会議員、区議会議長、近隣町会長他)
どこの町会も同じだと思いますが、ここ、墨田区京島三丁目北町会でも役員の高齢化と共に、現役役員の減少が急速に進んでいます。コロナ前の役員は、高齢者が活動の主体で人数も多かったですが、コロナ後は一気に高齢者が亡くなり、人数も劇的に減少しました。下の写真は2018年の役員と旧町会会館。このころの役員は20人でした。
こちらは、今回建てられた新しい町会会館と、2023年現在の役員です。現在の役員は10人です。
① 耐震等級3 警察・消防所と同等の耐震強度
② 水害対策 浸水高さ以上に町会集会所、屋上に緊急避難場所
③ 雨水利用 雨水をトイレの洗浄水に活用
④ 町角の賑わい 角地のバル、年中見える神輿
⑤ 地価高騰 町会の方と共同で建てることで実現
⑥ 坪単価95万円(設計料込) 相見積り・分離発注で33%のコストダウン
⑦ 節税効果と経費低減 所得税/登録免許税/不動産取得税/固定資産税/贈与税/火災保険DOWN
⑧ 地元のモノづくり 地元の町工場と特注の大型扉を開発
⑨ 住民の協力金123万円 予想を上回る会館建設協力金が集り、地域の期待を感じる
既存の建物は、隣地との境界線も曖昧で、道路に面する部分が2.7mしかない奥に長く狭い敷地でした。登記簿上よりも6㎡(訳2坪)も狭く、この場て建て替えるのも売却も困難なとても難しい敷地でした。この道路に面する2.7mの部分で、祭りの神酒所を作ったり、日ごろの町会の活動の拠点にしていました。
新しい敷地は、町会全体の中心に近い角地、申し分のない立地です。ただ、この辺りは交通の便も良く、地価が高騰しており、なかなか新たな建設地を定めることができませんでした。縁あってようやく、地権者のかたとの共同で建物をたてることになり、今回の建物が実現しました。
建築概要
・地 域:準工業地域、新たな防火規制区域
・敷地面積:67.52㎡(20.42坪)
・建築面積:48.37㎡(14.63坪)
・述べ面積:139.11㎡(42.08坪)
・構 造:木造、地上3階建
・設計監理:かなや設計
・施 工:分離発注(細川工務店他6社)
・工 期:2023年2月16日~9月31日
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