【人と人を繋ぐ】福島の銘酒を楽しむ角打ち"矢吹酒店"
日本酒の名産地 福島県いわき市の老舗酒店が地域活性化を願い、手軽に銘酒を楽しめる角打ちをオープンしました。
酒類の販売を生業としてきた老舗酒店が、コロナによる需要の縮小で打撃を受けた醸造家や酒米農家、そして交流の機会を失った地元の人々を支えるため、角打ちという新たな事業に挑戦するものです。
角打ちCAFÉ 矢吹酒店
コロナで需要が1/3まで縮小し、苦境に立たされた日本酒の酒蔵と酒米農家
2020年、東日本大震災の被害から立ち直ろうとする福島県の日本酒業界を、コロナが襲いました。自粛ムードが広まり日本酒の需要が激減し、お酒を製造する酒蔵、そして酒米農家をはじめ、日本酒を支える事業者のほとんどが窮地に立たされました。
日本酒の原料となる酒米づくり
「福島の銘酒を遺したい」老舗酒店が作り手と消費者、双方の架け橋となるべく挑戦へ踏み出す
福島県は日本酒の製造に適した気候風土に恵まれた酒処です。古くより日本酒製造が盛んで数々の銘酒が生み出されてきました。先人が確立した技術と知見あってのものです。それらがコロナでかつてない危機に瀕しました。「このままでは福島の銘酒の土台が消失してしまう」私ども矢吹酒店は危機感を覚え新しい道を模索しました。
店内でお酒を購入する前の試飲
「日本一とも評される福島の銘酒。その魅力を知ってもらいたい。」という想いで開店した角打ち
福島県の日本酒は、日本酒新酒鑑評会で9年連続日本一に輝きました。私は全国の日本酒を嗜んできましたが、やはり福島県が日本一の酒処だと思います。その銘酒がもつ「人と人との縁を醸す力」で素晴らしい日本酒の世界をより多くの人々に知って頂きたい、その想いで角打ちを開店しました。
店内イメージ
店内 角打ちコーナー ケヤキ一枚板のテーブル
素晴らしき福島の日本酒を多数ラインナップ
角打ちには福島の銘酒と評されるお酒を多数取りそろえており、おちょこ一杯の少量からご注文いただけます。特に今は秋のひやおろしシーズンで、各蔵自慢の逸品を何種類も味わっていただけます。日本酒に馴染みのない方も、常連の方も、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。
福島の銘酒がズラリ
お客様の「美味しい」の声
角打ちはお客様とお酒の会話ができる場所です。銘酒を味わわれて「美味しい」の一言を聞くと、何とも言えない嬉しい気持ちになります。やはり良い日本酒には人を幸せにする力があると感じます。
お客様に支えられ、卒寿を迎える母も現役です
地元からの熱い応援
角打ちの開店にあたり、地元から熱い応援をいただきました。今までにない新しい取り組みにあたり、アドバイスをくださった金融機関、商工会議所の皆様、クラウドファンディングを通じご支援くださった皆様。手塩にかけて生み出した銘酒を供給してくださる酒蔵様。そして角打ちをご愛顧くださるお客様へ、この場をお借りし感謝を申し上げます。
日本酒の美味しさで、人と人とが楽しめる場をのこしたい
矢吹酒店は、銘酒がもつ「人と人との縁を醸す力」でより多くの人々に楽しんでいただきたいと考えています。
今後とも変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
会社概要・お問合せ先
社名:株式会社 矢吹量一酒店
創業:大正時代
代表取締役:矢吹伸二
本社所在地:福島県いわき市平六町目2−9
連絡先:info@sake-yabuki.com
<自社HP>
https://www.sake-yabuki.com/
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