柴田木綿子建築設計事務所によるデザインリサーチプロジェクト高齢化社会をみんなで考える「ことととぶき」が本格始動!
高齢者施設の事業者さんや介護従事者、介護関係のデザインに関わる人に向けて作ったメディアです。世界にある様々な素晴らしい高齢化社会の中のデザインをみなさんに紹介し、社会課題をみんなで考え、前向きに高齢化社会を乗り越える手助けをすることを目標にしています。
少子高齢化社会ではデザインが介護のサポートをする重要な役割を担います。都市デザインや空間デザイン、プロダクトのような「モノ」だけでなく「コト」にいたるまで、様々なデザインは私たち高齢者を支える世代の助けになります。
「ことととぶき」はそういったデザインの事例、デザインリサーチや論文を「法規・空間・運営」を切り口として幅広く紹介しています。そして、「ことととぶき」を読んでくださるみなさんと、高齢者施設の情報を双方向にやり取りし、それにより「ことととぶき」が広く情報共有の場として活用されることを目指しています。
◼︎ことととぶきの使い方
「ことととぶき」で公開されている情報は自由にご活用いただけます。より良い高齢者施設やみんなが住みやすいまちづくりの模索のために、是非お役立てください。
◼︎ことととぶき名前の由来
このウェブサイトの名前”ことととぶき”は「寿」を長く延ばした造語です。「長命」ではなく「長寿」であることが大切だと考え、長く続く幸せな時間を意味して名付けました。
◼︎記事の種類は大きく4つ
1.こんなリサーチあります!
高齢者を対象としたデザインのリサーチや研究論文などを紹介します。
2.ここに注目!
介護現場で考案された介護従事者による工夫などをスナップショット的にご紹介します。
3.教えて〇〇さん!
専門家などによる寄稿や高齢者施設関係者などへのインタビューを公開しています。
4.詳しくみてみよう
事業者さんによる活動や高齢者向けのデザインを分析を含めながら詳しく紹介します。
◼︎新たに読者参加型リサーチも始動!
1.理想の休憩についてのアンケート調査
高齢者施設に関わる法規にはスタッフの休憩室を規定するものがありません。そこで私たちは休憩室に関わる法規の改善に繋がるリサーチをしたいと考えています。感情労働であり肉体労働である介護に必要とされる休憩はどのようなものなのか?このアンケートはその入り口になるものです。
滞在型の高齢者施設の日中の労働において皆さんが望む「休憩」、そして実際に今している「休憩」について教えてください。
詳しくはこちらをご覧ください。
URL:https://kotototobuki.com/regulations/rest-rooms-questionnaire/
2.介護の現場での工夫を募集
「ことととぶき」では、みなさんの介護現場における工夫を募集しています。
介護の現場や高齢者がいるお宅で、高齢者のためにしている工夫の画像とその説明文をご投稿ください。
「ことととぶき」は情報の共有によって、日本の介護が元気になることを目標としています!みなさんの工夫を”ことととぶき”でご紹介させてください!採用されれば"ことととぶき #ここに注目"シリーズで紹介いたします。こぞってご投稿ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
URL:https://kotototobuki.com/regulations/want-your-ideas/
ことととぶきの運営:柴田木綿子建築設計事務所
東京を拠点に建築設計を請け負う一級建築士事務所です。高齢者施設のデザインだけでなく、福祉施設や公共施設のデザイン、個人住宅まで設計をしています。「ことととぶき」を開設したのは、高齢者福祉施設の設計をするにあたって、設計資料があまりにも少なく困ったことがきっかけとなっています。高齢者施設に関連する法規は改正が多く、細かな頻度で新鮮な情報が発信することができるウェブサイトのメディアを作りました。ことととぶきで扱う内容は、設計という立場だけでは知り得ないことがほとんどですが、事業者さんや介護従事者の方々に支えられ、ことととぶきは運営されています。
会社概要
合同会社柴田木綿子建築設計事務所
mail:info@yukoshibata.com
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