【調査レポート】結婚式の費用300万円! 3人に1人は挙式せず
ご祝儀は122.1万円、7割では親からの援助も
※東京、愛知、大阪、福岡
カネとホンネ調査研究所は、働く世代の日常的な懐事情や、人生の節目における金勘定を、その本音とともに調査することで実態を解明し、広く世の中に提供することを目的としています。
今回の調査によって、結婚式の費用は平均で300.2万円、自分たちの貯金からの拠出した額は133.8万円、親から援助を受けたカップルが約7割おり、その額は76.3万円、ご祝儀は122.1万円であることが分かりました。けっして安くはない費用が掛かる現況で、結婚式を挙げた割合は66.0%、逆に挙げていない割合は34.0%となり3人に1人は挙式していません。一生に一度の晴れ舞台とはいえ、多額の費用が掛かる結婚式を躊躇するカップルが少なからず存在するのかもしれません。
調査サマリー
結婚式を挙げる?挙げない? 3人に1人は挙式せず
結婚式には平均300.2万円かかる!
貯金からの拠出は平均133.8万円!
親からの資金援助、約7割!
ご祝儀で賄うにはほど遠い!? 6割は自己資金で
1.結婚式を挙げる?挙げない? 3人に1人は挙式せず
結婚式を挙げた(もしくは予定している)割合は66.0%でした。逆に、結婚式を挙げていない割合は34.0%で、3人に1人は挙式していないことが分かりました。結婚式にかかる、安くない費用が影響しているのかもしれません。
2.結婚式には平均300.2万円かかる!
結婚式にかかる費用の平均は300.2万円。費用の分布をみてみると、300万円台が30.4%と多数を占めています。親族やごく親しい間柄の知人のみを招待したと思われる100万円未満の挙式は11.7%。もちろん、この他に結婚指輪や新婚旅行、新居への引っ越しなども必要になるものと思われます。一生に一度の晴れ舞台とはいえ、やはり300万円の壁は挙式を躊躇するのに十分な金額なのかもしれません。
3.貯金からの拠出は平均133.8万円!
貯金から工面した結婚資金は平均133.8万円。傾向としては、100万円台が29.2%で約3割となっていました。300万円以上が12.3%である一方、「拠出なし!」と思い切りの良いカップルが13.5%いることも分かりました。
4.親からの資金援助、約7割!
親が結婚資金の援助をしている割合は66.7%で約7割、援助金額は平均76.3万円でした。援助なしが33.3%いるため平均値が押し下げられていますが、分布をみると100万円代が26.3%と多くなっています。結婚費用が平均300.2万円ということもあってか、親が少なからぬ負担をして初めて式が成立するケースがあるのかもしれません。
5.ご祝儀で賄うにはほど遠い!? 6割は自己資金で
ご祝儀の平均は122.1万円。結婚式の費用の約4割に相当します。逆にいうと、6割は自分たちで工面する必要があります。分布をみると(次のグラフ)、100万円代にピークがあり、99万円以下にやや偏っているのがわかります。ご祝儀への過分な期待は禁物で、少なからぬ金額を用意する必要があるようです。
【調査概要】
調査名称:結婚式にかかる費用ついてのアンケート
調査期間:2023年8月28日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する20~39歳の既婚男女
調査数 :412名
調査方法:Webアンケート
■カネとホンネ調査研究所(Kane-Honne Research Institute)
カネとホンネ調査研究所は、働く世代の日常的な懐事情や、人生の節目における金勘定を、その本音とともに調査することで実態を解明し、広く世の中に提供することを目的として設立しました。
これまで明白なようで曖昧だった、お金にまつわる本音を独自調査で解明。客観的なデータにこだわり、公平公正な視点で、令和日本の“カネとホンネ”を紐解いていきます。
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