OrbLabs AG、30億円規模のブロックチェーン・AI特化型ファンド「Orb Fund」 運用開始のお知らせ

この度、Orb Labs GP Limited（主たる事業所：スイス連邦共和国、登録住所：ケイマン諸島、 代表取締役CEO：仲津正朗、以下「Orb Labs GP社」）は、ブロックチェーン・AIに特化したファンド「Orb Labs Fund」）の設立をお知らせいたします。

■ ブロックチェーン・AI特化型ファンド設立の背景 　　

ブロックチェーン市場の急成長ぶりについては、2009年に誕生したビットコインをスタートラインに、主要メディアなどで取り上げられ世界的に注目を集め出した2013年11月時点で1兆円程度だった市場規模が、2021年11月には300兆円を超え、9年で市場規模が300倍（単純計算で年平均33.3倍の成長力）になっている点から明らかなように、今、テック産業の中で最も急成長している市場になります。

一方で、AI市場は、OpenAI社がChatGPTを2022年11月に公開したことをきっかけに新たな市場成長段階に入り、今、個人が簡単にプロレベルの文章・画像・動画を作ることができる「生成AI」の市場が特に急激な成長段階に入りつつあります。予測では、2022年時点で1兆円程度の市場規模が2027年に17兆円程度に成長すると予測されており、5年で17倍（単純計算で年平均3.4倍の成長力）になると言われています。

　　

これを受けて、OrbLabs GP社は、生成AIのテクノロジーを利用した、いわゆる「ディープ・フェイク」と呼ばれる新たなサイバー犯罪が活発化すると見ています。これを未然に防ぐテクノロジーとして、データ改ざん耐性と公開認証性の性質を持つことで、真正コンテンツ（ディープ・フェイクではない真正のオリジナルコンテンツ）の特定が瞬時に可能なブロックチェーンの技術が、さらにこの生成AI技術の急速な世界的普及に深く寄与すると見ています。 この２つの先端技術の相互補完性を踏まえて、OrbLabs GP社は「ブロックチェーン X AI」を投資テーマとするファンドを設立します。

■ 最高投資責任者：仲津正朗について

本ファンドの投資責任者、いわゆるGPとして仲津正朗が就任いたします。以下は、略歴になります。

シリコンバレーでの起業経験を経て、2014 年2 月に日本でブロックチェーン・ベンチャーのOrb を共同創業。VCから5.5億円調達し、イーサリアムと同時期に世界初のリニアスケーラビリティを持つプルーフ・オブ・ステーク型のレイヤー１であるOrbを開発、2018 年2 月に同社をSBI に売却するまでCEO を務めた日本のブロックチェーン業界の第一人者。同時に業界初ロビー団体である日本ブロックチェーン協会を立ち上げ、その理事活動を通じて、2016 年5 月に施行された改正資金決済法の成立に尽力。また、金融庁主催「フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議」に業界唯一の委員として選ばれ、当時、世界から「仮想通貨天国」と呼ばれた日本市場の発展を支える。その後、2019 年に国際研究機関格付け誌ネイチャー・インデックスで世界９位（同年、東大は40 位）にランクインした沖縄科学技術大学院大学（別名：OIST）に副学長待遇アントレプレナー・イン・レジデンスとして参画、ディープテック・スタートアップエコシステムの開発に従事。2021年以降は、Web3 グローバル・インフルエンサーとして、海外のブロックチェーン・AI系スタートアップへの投資・アドバイザリー活動を中心に、世界のブロックチェーン・AI市場の発展に深く寄与している。現スイス在住。

-仲津正朗の略歴に関する参考URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%B2%E6%B4%A5%E6%AD%A3%E6%9C%97

-仲津正朗のエンジェル投資実績 https://orblabs.ventures/orb-labs-ark-accelerator/?locale=ja

-仲津正朗の著書URL: https://www.amazon.co.jp/dp/4344945417

■ OrbLabs GP社 取締役：森和孝について

弁護士法人One Asia パートナー弁護士、シンガポール国立大学客員教授、日本ブロックチェーン推進協会アドバイザー、中小企業診断士等 シンガポールに移住した2017年から日系企業のweb3事業のグローバル展開支援をメイン業務としながら、海外で挑戦する多くの日系スタートアップにエンジェル投資を実施。2023年にはUAEでもコンサル会社の創業および弁護士登録を行いシンガポールとドバイの2拠点で活動。

■適格機関投資家：加藤順彦について

また、本ファンドは、LPに日本人投資家が入っているため、日本の金融商品取引法の規制に準拠した運用を行います。従い1名の適格機関投資家の選任が必須になります。その適格機関投資家には、すでに金融庁に届出済みである加藤順彦氏に就任いただくことが決定しております。以下、加藤順彦氏の略歴です。

事業家。ToGEAR PTE.LTD. CEO。1992年日広（現GMO NIKKO）を創業。03年LENS MODEを起業。08年日広退任後にシンガポールへ移住し、10年永住権取得。 14年ビットバンク創業に参画（2014-18 取締役）。21年Slash Fintech Ltd 取締役。

加藤順彦の略歴に関する参考URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E9%A0%86%E5%BD%A6

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注）本リリースは投資勧誘を目的としたものではありません。